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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

プレミアリーグ2020-21シーズン・年間ベスト11 ②後半戦特化バージョン

プレミアリーグ2020-21シーズンのベスト11企画、第1弾はこれぞという11人をまっすぐ選ばせていただきましたが、第2弾は「後半戦のみに特化したベストフォーメーション」という変化球です。今季のトピックスのひとつとして、2021年になってから豹変した選手の存在があります。4-2-3-1の前線に選んだ4人は、前半戦はオール放出候補。先発出場は2回のみだったレスターのケレチ・イヘアナチョ、マンチェスター・ユナイテッドでノーチャンスだったジェシー・リンガード、アーセナルで出番を失ったジョー・ウィロックは、いずれもプレミアリーグではノーゴールでした。

ジョゼ・モウリーニョに「トッテナムに残りたいのか? レアル・マドリードに戻ってプレイせずに過ごすのか?」と一喝されたガレス・ベイルも、折り返しまではプレミアリーグ4戦1ゴールと期待外れでした。4人のうち、最初にブレイクしたのは、ウェストハムにローン移籍したリンガードです。新天地デビューのアストン・ヴィラ戦でいきなり2発。スパーズ、ガナーズとのダービーでもゴールを決め、10試合9ゴール4アシストでハマーズ躍進の原動力となりました。最後に息切れしてしまい、クラブをTOP4に押し上げることはできなかったものの、残ってほしいと熱望される素晴らしい4ヵ月を過ごしました。

リンガードと同様に、新たなステージでデビュー戦ゴールを決めたのはジョー・ウィロック。ニューカッスルでレギュラーポジションをつかんだアタッカーは、その後の6試合はゴールに絡めず、スパーズ戦は途中出場となりました。定位置はピッチか、ベンチか。勝負の一戦で85分に同点ゴールをゲットしたウィロックは、次節のウェストハム戦でも81分に登場して1分後に決勝ゴール。リヴァプール戦でも96分の劇的な同点ゴールで主役となり、3戦連続のスーパーサブが評価されてトップ下に復帰しました。最後まで好調は続き、プレミアリーグ7戦連続ゴールでフィニッシュ。この間のニューカッスルは、マン・シティ以外に負けなしの4勝2分1敗でした。

2月中旬から真価を発揮し始めたのは、ガレス・ベイルです。ヨーロッパリーグのヴォルフスベルガー戦の1発を皮切りに、公式戦17試合12ゴール3アシスト。モウリーニョ解任後のプレミアリーグ6試合で6ゴールと結果を出し、スパーズのECL出場権獲得に貢献しました。3月に入ってから止まらなくなったのはイヘアナチョ。プレミアリーグ12試合11ゴール2アシストと別人になったレフティは、ダフっても枠に収まるジルー状態と化し、ゴールランキングでオーバメヤン、マネ、ラシュフォードを抜き去ってしまいました。

後半戦で突然変異を遂げたといえば、マルセロ・ビエルサ率いるリーズを忘れてはいけません。1月末からの19試合は10勝3分6敗で、ラスト10試合は7勝2分1敗の快進撃。エティハドのマンチェスター・シティ戦で10人になりながら勝ち切るなど、TOP5に2勝3分けと互角に渡り合っています。19試合で失点19はマンチェスター勢と並んでおり、彼らより少ないのはトゥヘルが堅守を構築したチェルシーのみ。後半戦のベスト11に、このチームから3人を選出させていただきました。

カルヴァン・フィリップスがアンカーとして出場した15試合は、9勝3分2敗で失点はわずか11です。リーグTOPの108回のタックル成功を記録したアイリングも、ベスト11に入っていても違和感はないでしょう。前半戦は35だった失点が減少した理由のひとつは、20歳の若き守護神メリエがプレミアリーグに慣れたことでしょう。セーブ率75.1%で4位に入ったGKが後半戦で3失点以上を許したのは、4-2で敗れたアーセナル戦のみです。

残る4つのポジションは、セントラルMF、左SB、CBコンビです。中盤には、トゥヘルの戦術にうまく溶け込んだジョルジーニョ。左SBは、後半戦に入って1ゴール4アシストと攻撃時の貢献度が上がったルーク・ショーです。マンチェスターダービーのゴールシーンを見ると、年間ベスト11に突っ込みたくなりますが、ロバートソンのクロスの動画で冷静さを取り戻すこととしましょう。

負傷したアストン・ヴィラ戦までフルタイム出場だったマグワイアも、15試合を11失点に抑えた守備の軸として評価したいと思います。ラスト4戦まで8勝5分1敗と安定的な戦績を残せたからこそ、TOP4争奪戦に巻き込まれずに2位をキープできたのです。マグワイアの相棒は、トゥヘル就任で復活したリュディガーでいかがでしょうか。彼が出場した15試合は7失点と鉄壁でした。

以上、後半戦特化のベスト11を紹介しました。あらためて、並べてみましょう。GKメリエ、DFエイリング、リュディガー、マグワイア、ルーク・ショー、セントラルMFにジョルジーニョとカルヴァン・フィリップス、2列めはガレス・ベイル、ウィロック、リンガード、ワントップにイヘアナチョ。TOP4は難しくても、EL出場権ならいけるのではないでしょうか!?


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“プレミアリーグ2020-21シーズン・年間ベスト11 ②後半戦特化バージョン” への1件のコメント

  1. のこ より:

    ベスト11、毎シーズン楽しみにさせていただいてます。今年のショーは素晴らしかったですね!

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