CL決勝から2年、変わりゆくスパーズ…エースに続いてアルデルヴァイレルトも退団志願!?
GKロリス、DFトリッピアー、アルデルヴァイレルト、フェルトンゲン。ダニー・ローズ、中盤センターにシソコとハリー・ウィンクス、2列めにデル・アリ、エリクセン、ソン・フンミン、最前線にはハリー・ケイン。2019年6月1日、マウリシオ・ポチェッティーノとともに戦ったチャンピオンズリーグのファイナルで、キックオフをピッチで迎えた11人です。
その後、最終ラインから3人が新天地に旅立ちました。キーラン・トリッピアーはアトレティコ・マドリード、ヤン・フェルトンゲンはベンフィカ、ダニー・ローズはワトフォード。中盤の選手たちは、軒並みパフォーマンスを落としています。昨季のデル・アリとハリー・ウィンクスは、いずれもプレミアリーグ15試合ノーゴール。終盤戦で調子を崩したムサ・シソコは、3月以降のプレミアリーグで先発したのは1試合だけでした。
インテルで苦しんでいたエリクセンは、徐々に彼らしいプレイを取り戻してシーズンを終え、ユーロ2020に出場したのですが、痛ましいあのトラブルで選手生命の危機を迎えています。
今も変わらず活躍しているのは、ベテラン守護神ロリス、最終ラインを統率するアルデルヴァイレルト、エースとのコンビネーションが冴えるソン・フンミン、プレミアリーグ得点王とアシスト王のダブルを達成したハリー・ケイン。しかしこの夏、どうしてもトロフィーがほしいハリー・ケインが退団を志願。さらに先日、32歳になったCBもチームを離れたがっていると報じられました。
トビー・アルデルヴァイレルト。2015年にサウサンプトンからやってきた彼もまた、マウリシオ・ポチェッティーノのチームになくてはならない存在でした。セインツ時代も通算すると、プレミアリーグ7シーズンで200試合出場。視野が広く、読みの鋭さで勝負するタイプで、イエローは22枚しかなく、レッドカードは1枚もありません。
ヌーノ・エスピーリト・サント監督を招聘したスパーズは、CBの強化を図っており、セヴィージャの有望株ジュール・クンデ、ローン移籍したフラムで活躍したヨアキム・アンデルセン、ボローニャで評価を高めている富安健洋にアプローチしています。
アメルスフォールトにある「聖母の塔」のタトゥーを右腕に入れているベルギー代表CBは、故郷のロイヤル・アントワープでキャリアを終えようとしているのか。あるいはシンプルに、新監督の構想から外れてしまったのか。たった2年前、初めてCLファイナルを戦ったクラブは、まったく違う顔つきに生まれ変わろうとしているようです。エースの去就とともに、的確なカバーリングが眩しかった守備の要の決断にも注目したいと思います。(トビー・アルデルヴァイレルト 写真著作者/Steffen Prößdorf)
その後、最終ラインから3人が新天地に旅立ちました。キーラン・トリッピアーはアトレティコ・マドリード、ヤン・フェルトンゲンはベンフィカ、ダニー・ローズはワトフォード。中盤の選手たちは、軒並みパフォーマンスを落としています。昨季のデル・アリとハリー・ウィンクスは、いずれもプレミアリーグ15試合ノーゴール。終盤戦で調子を崩したムサ・シソコは、3月以降のプレミアリーグで先発したのは1試合だけでした。
インテルで苦しんでいたエリクセンは、徐々に彼らしいプレイを取り戻してシーズンを終え、ユーロ2020に出場したのですが、痛ましいあのトラブルで選手生命の危機を迎えています。
今も変わらず活躍しているのは、ベテラン守護神ロリス、最終ラインを統率するアルデルヴァイレルト、エースとのコンビネーションが冴えるソン・フンミン、プレミアリーグ得点王とアシスト王のダブルを達成したハリー・ケイン。しかしこの夏、どうしてもトロフィーがほしいハリー・ケインが退団を志願。さらに先日、32歳になったCBもチームを離れたがっていると報じられました。
トビー・アルデルヴァイレルト。2015年にサウサンプトンからやってきた彼もまた、マウリシオ・ポチェッティーノのチームになくてはならない存在でした。セインツ時代も通算すると、プレミアリーグ7シーズンで200試合出場。視野が広く、読みの鋭さで勝負するタイプで、イエローは22枚しかなく、レッドカードは1枚もありません。
ヌーノ・エスピーリト・サント監督を招聘したスパーズは、CBの強化を図っており、セヴィージャの有望株ジュール・クンデ、ローン移籍したフラムで活躍したヨアキム・アンデルセン、ボローニャで評価を高めている富安健洋にアプローチしています。
アメルスフォールトにある「聖母の塔」のタトゥーを右腕に入れているベルギー代表CBは、故郷のロイヤル・アントワープでキャリアを終えようとしているのか。あるいはシンプルに、新監督の構想から外れてしまったのか。たった2年前、初めてCLファイナルを戦ったクラブは、まったく違う顔つきに生まれ変わろうとしているようです。エースの去就とともに、的確なカバーリングが眩しかった守備の要の決断にも注目したいと思います。(トビー・アルデルヴァイレルト 写真著作者/Steffen Prößdorf)
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