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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

マン・シティに移籍できなければトレーニングを拒否!? ハリー・ケインに関する物騒な噂。

「今の相場でストライカーを買うつもりはない。不可能だ。余裕がない」
「すべてのクラブが財政的に苦労している。われわれも例外ではない。このポジションには、ガブリエウとフェランがいる。アカデミーにはヤングプレーヤーが揃っている。これまで、偽9番で何度もプレイしてきた。来シーズンは、ストライカーを買わない可能性が高い。
「トランスファーウィンドウでできることは何でもするけど、できなかったとしても、4年間でプレミアリーグを3回勝ち、チャンピオンズリーグでファイナルに進出したチームが残っている」

セルヒオ・アグエロを失い、最前線にプレミアリーグ得点王を据えようとしていたペップ・グアルディオラは、交渉の先行きについて悲観的な見方を示していました。ハリー・ケイン獲得をめざして提示した1億ポンドのオファーは、スパーズが拒否すると見られています。10番とダニエル・レヴィ会長の間には、「相応のオファーがあればクラブを離れることができる」という紳士協定が存在するといわれておりましたが、プレミアリーグ7位からの巻き返しをめざすクラブは、エースを放出する気はないようです。

ユーロ2020は、イタリアにPK戦で敗れて準優勝。ハリー・ケインにとっては、2014-15シーズンと昨季のリーグカップ、2018-19シーズンのチャンピオンズリーグに続く4度めのファイナル敗戦です。PFA年間ベストイレブン5回、プレミアリーグ得点王3回、2018年にはワールドカップロシア大会のゴールデンブーツと個人賞を積み重ねてきたストライカーは、10日後に28歳になろうとする今でも、トロフィーを手にしたことがありません

ヌーノ・エスピーリト・サント監督の就任は、ストレスを溜めているイングランド代表キャプテンの新たなモチベーションになりえるのでしょうか。未だ直接話せていないと語る新指揮官は、「ハリー・ケインは、世界で最高のフットボールプレーヤーのひとりだ。彼はわれわれと一緒にいる。トッテナムの選手だ。われわれは、彼の存在を誇りに思っている」とコメント。売却候補ではないと強調しています。

多くのメディアが残留濃厚と伝えるなかで、「テレグラフ」が気になる記事を配信しています。「イングランド代表のチームメイトたちは、ハリー・ケインがマンチェスター・シティへの移籍を迫るために、トッテナムのプレシーズン・トレーニングへの復帰を拒否する可能性があると考えている」。2013年の夏に、レアル・マドリードへの移籍が取り沙汰されていたガレス・ベイルが、プレシーズンツアーの参加を見合わせたのを思い出させる話です。

マット・ロー記者のレポートは、「イングランド代表のチームメイトが」というあたりにリアリティがあります。ガレス・サウスゲート監督のチームに、スパーズから参加していたのはキャプテンのみ。カイル・ウォーカー(スパーズからマン・シティ!)、ラヒム・スターリング、ジョン・ストーンズ、フィル・フォーデンとマンチェスター・シティの選手が4人もおり、スパーズからアトレティコ・マドリードに移籍したキーラン・トリッピアーもいます。

スパーズの仲間に気を遣うことなく話せる環境で、ジョークか愚痴かリップサービスか本気かはともかく、報道されているようなことを口にした可能性まで否定できません。話の真偽がどうああれ、彼がクラブと会長に対して態度を軟化させていないのは事実でしょう。これまで、多くの選手が自らの意志を貫いて、半ばケンカ別れのような状態になっても、新たなクラブに旅立っていきました。レヴィ会長が、そこまでいうなら1億ポンドを選ぼうと翻意する時は訪れるのでしょうか。

われわれが知るハリー・ケインは、たとえどんなに移籍したくても、クラブとの契約が残っている以上は、トレーニングに顔を出さないというダーティーな手段は選ばない男ですが…。チームに合流するべき日の彼の振舞いに注目したいと思います。


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