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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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大型補強で心変わり!? 最近増えてきた「ポグバはマンチェスターに残る」という報道をチェック!

運命というのは、わからないものです。リオネル・メッシがバルサに残っていれば、彼はパリと契約していたかもしれません。クリスティアーノ・ロナウドがユーヴェに残っていれば、彼は来季はトリノと決断していたかもしれません。しかし…。次の夏でマンチェスターを離れるといわれていたポール・ポグバについて、複数のメディアが「オールド・トラフォードに残留する可能性が高まっている」と報じています。

彼が契約延長を拒否したというニュースが世界を駆け巡ったのは、7月の下旬でした。それから2週間は、パリ行き濃厚と見られていたのですが、プレミアリーグの開幕直前に決まったメッシの電撃移籍以降、ゴシップはピタリと止まりました。リーズとの初戦で2列めの左に入った6番は、気持ちを切り替えたのか、怒涛の4アシスト。2節のサウサンプトン戦でもグリーンウッドの同点ゴールをお膳立てし、当たり前のようにマンチェスター・ユナイテッドでマーケットの締め切り時間を迎えました

それでも、デッドラインデーを越えてからしばらくは、「意中のクラブはレアル・マドリード」「ユーヴェが大本命」というゴシップが出回っていました。ところが、9月11日のニューカッスル戦でクリスティアーノ・ロナウドが復帰戦2ゴールをゲットすると、報道の風向きが変わりました。この試合で2アシストを積み上げ、プレミアリーグ史上最速となる開幕4戦7アシストを記録したプレーメイカーは、契約延長に前向きと伝えられるようになったのです。

クリスティアーノ・ロナウド、ジェイドン・サンチョ、ラファエル・ヴァランを一気に引き入れたクラブの姿勢が、ポグバを心変わりさせたと報じたのは「アスレティック」と「スカイスポーツ」。ひと頃は、「ポール・ポグバとマンチェスター・ユナイテッドは終わった」と明言していたミーノ・ライオラは、イタリアの「Rai Sport」の取材に対して、姿勢を軟化させています。

「ポグバの契約は来年で切れる。われわれはマンチェスターと話し合い、様子を見ることになるだろう。トリノは彼の心の中に残っており、とても気にかけているのは確かだ。ユヴェントスに戻る可能性はあるけど、それもユーヴェ次第だ」

ポグバの契約延長が決まれば、「彼は本当にすごい。素晴らしい。1試合で5~6アシストは可能だろう」と語っていたブルーノ・フェルナンデスのテンションが上がるでしょう。7試合7アシストに加えて、ドリブル成功17回はリーグ9位、キーパス14本は11位、デュエル45勝は12位。ジェイドン・サンチョがプレミアリーグに慣れ、カバーニがトップフォームを取り戻せば、ポグバのスタッツもさらによくなるはずです。

マンチェスター・ユナイテッドに復帰してから6シーズンめ。本領を発揮したといえるのは、47試合16ゴール11アシストという数字を残した2018-19シーズンのみです。4日前に、フランスメディア「レキップ」が「1700万ポンド(約26億円)の高額年俸で契約する見通し」と報じています。フットボールに集中するためにも、未来を決める手続きを早期に済ませて、「ポグバのシーズン」といえるパフォーマンスを見せてもらえればと期待しています。


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