イングランドのプレミアリーグ(ときどきチャンピオンズリーグ)専門ブログ。マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、リヴァプールetc.

偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

「サッカー人生の最後の日まで、ここにいたい」…最高の時を迎えているモー・サラーに思うこと。

ずっとリヴァプールにいてほしい。赤いシャツを着たまま、スパイクを脱いでほしい。先週末のプレミアリーグで、マンチェスター・ユナイテッドを相手にハットトリックを達成した瞬間、そんなことを思っていました。名門を復活させたモハメド・サラー、プレミアリーグ通算167試合107ゴール。ディディエ・ドログバが持っていたアフリカ出身の選手の最多ゴール記録を更新した29歳は、ピークの時を迎えています。

今季プレミアリーグで9試合10ゴール、チャンピオンズリーグは3試合5ゴール。70分で1発というハイペースでゴールを重ねているレフティは、チャンスメーカーとしても秀逸なスタッツを残しています。プレミアリーグでビッグチャンスクリエイト7回はTOP、5アシストはポグバに次ぐ2位。キーパス23本は4位にランクインしており、ドリブル成功19回は9位です。

エースが絶好調のリヴァプールは、公式戦10勝3分と無敗をキープ。1-1で引き分けたチェルシー戦以外の全試合で複数ゴールを決めています。直近10試合は、マンチェスター・シティ戦以外は3ゴール以上。量産の原動力となっているのが、公式戦10試合連続ゴールのエースであることはいうまでもありません。

アーノルド、ファン・ダイク、アリソン、ファビーニョ、ロバートソン、ヘンダーソン…主力との契約を次々に更新しているリヴァプールは、サラーの代理人とも交渉中と伝えられています。「サッカー人生における最後の日まで、ここにいたいと思っているけれど、今は何もいえない」。バルセロナへの移籍が取り沙汰されるなか、レッズへの愛を強調したサラーは、「決めるのはクラブであり、自分ではない」といっています。

「チェルシーにいた頃、ここに来た。当時、リヴァプールはタイトルを争っていて、信じられない雰囲気だったんだ。”ワオ、いつかここでプレイしたい”って思ったね」

「だからこそ、ローマにいてクラブ間の交渉が始まったとき、ぜひそこでプレイしたいといったんだ。信じられない雰囲気に加えて、イングランドに戻って人々が間違っていることを証明したいという気持ちもあった。チェルシーではチャンスに恵まれなかったからね。若い頃、プレイステーションではリヴァプールでプレイしていたよ。クラブとの間にはエモーションがある」

最高の時を迎えようとしているレフティが、アフリカネーションズカップで1月のプレミアリーグを欠場するのは非常に残念ですが、それでもなお、プレミアリーグのゴールレコードの更新を期待したいと思います。38試合になってからは、2017-18シーズンに自身が叩き出した32ゴールですが、42試合制でアラン・シアラーとアンディ・コールが叩き出した34も充分狙えるでしょう。

史上最高レベルのゴールゲッターと、キャラ立ちまくりのフロントスリーのパフォーマンスをライブで楽しめるのは幸せなことです。まずは、レッズと新たな約束を。そして、伝説となるシーズンの実現を。


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