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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

絶対王者マン・シティがPK戦で敗退、南野は先制ゴール!カラバオカップ4回戦2日め速報!

カラバオカップ4回戦で、予想外のアップセットが実現しました。過去6シーズンで優勝5回、目下4連覇中のマンチェスター・シティがPK戦で敗退!25本のシュートを打たれながらも、スコアレスからのロシアンルーレットに持ち込んだ勝者は、プレミアリーグで4位に浮上したばかりのウェストハムです。

マーク・ノーブルがど真ん中に決めた後、アウェイチームの最初のキッカーとして登場したフォーデンが右に外したミスキックが、ディフェンディングチャンピオンの心臓を撃ち抜く唯一の凶弾となってしまいました。

ボーウェンとベンラーマのキックのコースを読みながら、弾き出せなかったステッフェンがエデルソンだったら…いや、ハマーズのGKもファビアンスキではなく、今季プレミアリーグ出場ゼロのアレオラです。フォーデン以外、全員が決めた5-3の決着。「たられば」はやめておきましょう。

25分にコール・パルマ―の強烈なシュートを足でブロックしたサブのGKは、58分のジョン・ストーンズの決定的なヘッドや、83分のジンチェンコのミドルもビッグセーブでしのぎました。左右で創ったチャンスからのフィニッシュが、枠にいかないシーンが多かったマン・シティ。主力を揃えて勝ちにきた強豪の猛攻をゼロに抑えたハマーズ守備陣に、目いっぱい拍手を送りたいと思います。

ライバルの敗戦でトロフィー獲得の可能性が高まったリヴァプールですが、1月にサラーとマネをアフリカネーションズカップに持っていかれるクロップ監督は、次のラウンドで終わってもいいと考えているのではないでしょうか。4回戦の相手は、チャンピオンシップで18位のプレストン・ノースエンド。3回戦のノリッジ戦で2発ゲットの南野拓実は、敵地ディープデイルの一戦でも先制ゴールを叩き込んでいます。

南野、オリギ、ハーヴェイ・ブレアを3トップに配したチームは、前半はチャンスを創れず。1対1をストップしたアドリアンや、混戦からの決定的なシュートをゴールライン上でクリアしたネコ・ウィリアムズの奮闘が目立っていました。ハーフタイムにマティプが下がり、ナサニエル・フィリップス。55分にはハーヴェイ・ブレアに代わってブラッドリー。南野のゴールが決まったのは、62分でした。

ボックスの右コーナーでサイドチェンジのボールをキープしたネコ・ウィリアムズが、縦に突破してニアに浮かすと、うまくコントロールした南野の左足ボレーが左のサイドネットを揺らしました。プレミアリーグで出番ゼロのアタッカーは、カラバオカップで2戦3発。サラーとマネがいなくなる時期には、チャンスをもらえるのではないでしょうか。

追加点は84分。ツィミカスのクロスがクロスバーにヒットし、拾ったネコ・ウィリアムズの折り返しがDFにカットされて中央に浮くと、背後に出たボールにオリギが素早く反応し、右足のヒールに当てました。GKの頭上をふわりと越えたボールは、ゆっくり落下して枠に収まり0-2。順当勝ちのリヴァプールは、開幕から2ヵ月半経っても未だ負け知らずです。

バーンリーVSトッテナムは、ルーカス・モウラの1発でスパーズが勝利。ストークVSブレントフォードは、2点を先行したブレントフォードが1-2で逃げ切りました。レスターVSブライトンは、2-2からのPK戦を4-2で制したレスターが8強進出。チェルシー、アーセナル、トッテナム、ウェストハムとロンドン勢が半数を占めたカラバオカップ準々決勝の組み合わせ抽選は、30日の10時30分に実施されます。


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