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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

キーパスとクロス成功本数はリーグTOP!絶好調アーノルドに、DFのレコード更新を期待!

現在のリヴァプールで最も注目すべきプレーヤーといえば、満場一致でモー・サラーでしょう。プレミアリーグ17試合15ゴール9アシスト。チェルシー戦から7試合連続ゴール、マンチェスター・シティ戦から5試合連続でアシストを記録しており、ゴールに直接絡まなかった試合は2節のバーンリー戦だけです。

チャンピオンズリーグも6試合7ゴールで、不発に終わったのはアンフィールドのアトレティコ・マドリード戦のみです。公式戦トータルで23試合22ゴールは、中小クラブが元気なプレミアリーグではなかなか見られないハイペース。前線でともに戦うジョッタは16試合9ゴール1アシスト、サディオ・マネも17試合7ゴール1アシストとコンスタントに決めており、その破壊力は間違いなくリーグNO.1です。

フロントスリーがとにかく目立つリヴァプールですが、ニューカッスル戦で最も記憶に残ったのはスティーヴン・ジェラード…もとい、トレント・アレクサンダー=アーノルドでした。フィルミーノが預けたボールを左隅に叩き込んだ一撃は、往年のキャプテンを髣髴とさせるスーパーショット。サラーとのコンビで右サイドを蹂躙するフルバックは、フロントスリーに負けず劣らず素晴らしいスタッツを残しています。

プレミアリーグ15試合で、2ゴール7アシスト。サラーの9本に次ぐアシスト数を誇るイングランド代表SBは、キーパス47本とクロス成功42本がリーグTOPです。ビッグチャンスクリエイト9回は、こちらもサラーの11回を見上げる2位。不振の季節があった昨季プレミアリーグは、36試合で2ゴール7アシストでしたが、今季は既に同じ数字を叩き出しており、自らが持つシーズン13アシストというDFのレコードを更新する勢いです。

リヴァプールのスタッツをチェックしていたら、こんな驚愕の事実にぶち当たりました。決定機逃しのランキングは、サラーとマネが9回でTOP。8回のジョッタは3位です。17試合で31ゴールをゲットしている3人が、26回もサポーターのため息を誘っていると聞くと、「どんだけチャンスを創ってるんだ!?」と思わずツッコミを入れてしまいます。

レッズの前線の爆発力を語るうえで、精度の高いクロスを入れてくるアーノルドの存在を無視することはできません。シュートレンジに入る姿が目立つようになったSBは、確実に老獪さを増しており、まだ23歳であることを忘れそうになります。

プレミアリーグ通算アシストは40で、歴代6位。3つ多いアンディ・ロバートソンとデッドヒートを続けているうちに、SBとしても活躍したアシュリー・ヤングの71を抜いてワンツーとなるのではないでしょうか。週末の相手はスパーズ。コロナウイルスに感染したソン・フンミンとルーカス・モウラを欠くチームは、前の3人とリーグNo.1の攻撃的SBをいかに抑えるかが最大のテーマです。


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