現地記者が復帰間近とレポート…右サイドに安定をもたらす冨安健洋に、鋭いオーバーラップを期待!
過去のプレミアリーグで、負傷からの復帰のタイミングがこれほど話題になった日本人選手はいませんでした。「Takehiro Tomiyasu could be in line to return to the Arsenal squad for the visit of Brentford(冨安健洋は、ブレントフォード戦のアーセナルのスカッドに復帰する可能性がある)」。アーセナルのフルバックに関する最新のレポートを書いたのは、「フットボールロンドン」でガナーズ関連のコラムを執筆しているテイシャン・デニラン=アライン記者です。
プレミアリーグ18節のリーズ戦で、ふくらはぎを痛めて後半途中にリタイアした冨安は、カラバオカップ準決勝セカンドレグのリヴァプール戦で復帰しました。しかし、この日の彼は、別人のように冴えないパフォーマンスに終始。19分にはジョッタに簡単に振り切られ、先制ゴールを許してしまいました。トップフォームなら最後までコースを開けず、シュートを諦めさせていたはずです。
試合後、ふくらはぎ痛が再発。ミケル・アルテタ監督は、トーマス・パーティーを強行出場で失った前年の教訓を活かせませんでした。バーンリー戦の右サイドはベン・ホワイト、ウルヴス戦はセドリク・ソアレス。敵地でトッテナムと戦うノースロンドンダービーと、チェルシーとのビッグロンドンダービーが延期となったのは幸運でした。
記事によると、プレミアリーグ2試合をスキップしたフルバックは、15日からトレーニングセッションに合流。ただし全体のメニューには加わらず、ストレングス&コンディショニングコーチのサム・ウィルソンと一緒に個別トレーニングというスタートでした。
アルテタ監督は、今度こそ慎重に戻すといっています。「彼は既にいる。同じ箇所を繰り返し痛めていたので、ケアせざるを得なかったけど、今は懸命にトレーニングしている」。本日開催のブレントフォード戦はベンチスタートで、難敵ウルヴスとのホームゲームで完全復活となるのではないでしょうか。
アーセナルの残り試合は16。再び右サイドを安定させてくれるであろう冨安に、オーダーしたいことがあります。プレミアリーグのTOP4を争うマンチェスター・ユナイテッド、ウェストハム、ウルヴス、トッテナム、アーセナルのなかで、右SB・WBの平均ポジションがハーフラインの手前なのはガナーズだけです。
冨安のポジションが下がれば、サカはSBとの間のスペースをケアするべく、サイドに張り付く時間が長くなります。クロス成功本数を見ると、冨安とティアニーを足しても22本で、クレスウェルの28本、レギロンの24本、ルーク・ショーの23本を下回っています。ウーデゴーアが右に寄ることで成立しているガナーズの右からのアタックで、冨安がより機能するようになれば、トップ下がゴールに近いポジションでプレイする機会が増えるはずです。
ブレントフォード戦の右は、ベン・ホワイトでしょうか。3月16日のリヴァプール戦までビッグ6との対戦がないガナーズは、今こそ勝ち点を積み上げておかなければなりません。右からのアタックは迫力を増すのか、サカが下がるシーンが増えるのか。冨安がいてもいなくても、彼らの右サイドは気になるエリアです。
プレミアリーグ18節のリーズ戦で、ふくらはぎを痛めて後半途中にリタイアした冨安は、カラバオカップ準決勝セカンドレグのリヴァプール戦で復帰しました。しかし、この日の彼は、別人のように冴えないパフォーマンスに終始。19分にはジョッタに簡単に振り切られ、先制ゴールを許してしまいました。トップフォームなら最後までコースを開けず、シュートを諦めさせていたはずです。
試合後、ふくらはぎ痛が再発。ミケル・アルテタ監督は、トーマス・パーティーを強行出場で失った前年の教訓を活かせませんでした。バーンリー戦の右サイドはベン・ホワイト、ウルヴス戦はセドリク・ソアレス。敵地でトッテナムと戦うノースロンドンダービーと、チェルシーとのビッグロンドンダービーが延期となったのは幸運でした。
記事によると、プレミアリーグ2試合をスキップしたフルバックは、15日からトレーニングセッションに合流。ただし全体のメニューには加わらず、ストレングス&コンディショニングコーチのサム・ウィルソンと一緒に個別トレーニングというスタートでした。
アルテタ監督は、今度こそ慎重に戻すといっています。「彼は既にいる。同じ箇所を繰り返し痛めていたので、ケアせざるを得なかったけど、今は懸命にトレーニングしている」。本日開催のブレントフォード戦はベンチスタートで、難敵ウルヴスとのホームゲームで完全復活となるのではないでしょうか。
アーセナルの残り試合は16。再び右サイドを安定させてくれるであろう冨安に、オーダーしたいことがあります。プレミアリーグのTOP4を争うマンチェスター・ユナイテッド、ウェストハム、ウルヴス、トッテナム、アーセナルのなかで、右SB・WBの平均ポジションがハーフラインの手前なのはガナーズだけです。
冨安のポジションが下がれば、サカはSBとの間のスペースをケアするべく、サイドに張り付く時間が長くなります。クロス成功本数を見ると、冨安とティアニーを足しても22本で、クレスウェルの28本、レギロンの24本、ルーク・ショーの23本を下回っています。ウーデゴーアが右に寄ることで成立しているガナーズの右からのアタックで、冨安がより機能するようになれば、トップ下がゴールに近いポジションでプレイする機会が増えるはずです。
ブレントフォード戦の右は、ベン・ホワイトでしょうか。3月16日のリヴァプール戦までビッグ6との対戦がないガナーズは、今こそ勝ち点を積み上げておかなければなりません。右からのアタックは迫力を増すのか、サカが下がるシーンが増えるのか。冨安がいてもいなくても、彼らの右サイドは気になるエリアです。
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