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8月MVPはスウォンジーの新星アイェウ、最優秀監督は文句なしのペジェグリーニ監督!

ノミネートされた監督と選手の顔ぶれに、これほど納得したことはありませんでした。 プレミアリーグの8月の月間MVPと最優秀監督のお話です。監督はシンプル。マンチェスター・シティのペジェグリーニ監督、クリスタル・パレスのアラン・パーデュー監督、レスターのクラウディオ・ラニエリ監督、スウォンジーのギャリー・モンク監督という並びは、何のことはない現在のプレミアリーグの1位から4位です。なるほど、そうですよねと腹に落ちたのは、候補選手の人選でした。

クラブ史上初めて開幕からの4戦連続ゴールを決めたスウォンジーFWバフェティンビ・ゴミス、入団したてのスターリングの不安を素晴らしいパスワークで解消させてあげたダヴィド・シルヴァ。強烈な攻め上がりでチェルシー戦快勝の主役となったコラロフ、プレミアリーグ得点王争いのトップに立ったレスターFWリヤド・マレズ、安定感が格段に増したスモーリング、そしてマンチェスター・ユナイテッド戦の逆転を演出したガーナ代表主将のアンドレ・アイェウです。

最終的に選ばれたのは、MVPがアイェウ、最優秀監督はペジェグリーニさんでした。おめでとうございます。これもまた、深く納得です。プレミアリーグ開幕から4戦連続クリーンシートの完勝というロケットスタートを遂げたチームに、つける注文はありません。マルセイユから来たばかりのアイェウは、4戦3ゴールと最高の自己紹介を済ませました。彼のプレイを見た方は、これほど素晴らしいパスセンスと決定力がある選手を昨季プレミアリーグで8位の中堅クラブが獲得したことに驚いたのではないでしょうか。このリーグ特有の激しい当たりやスピードに適応するのに時間がかかるケースも多く、力を発揮できないままに大陸に戻る選手も見られるなか、モンク監督の独特のサッカーにたった1ヵ月でフィットしたところにアイェウの器の大きさを感じます。

本日のプレミアリーグ第5節は、マンチェスター・シティが2位クリスタルパレスの本拠地セルハースト・パークに乗り込んでの「1位2位対決」。スウォンジーは、エヴァートンやセインツ相手にドローに持ち込んだしぶといワトフォードとのアウェイ戦です。負傷者が続出して、右SBに不安を抱えるペジェグリーニ監督は、今までの強さをキープできるでしょうか。ゴミスとコンビを組むアイェウの鋭い突破にも注目です。やられたクラブのサポーターから忠告させていただきますが、昨季にもましてカウンターがシャープになったスワンズと戦うときは、コクラン、ダイアー、ルーカス、フェルナンジーニョといった中盤の底を担う選手に持ち場を離れないよう指示されたほうがいいかと思います。アイェウとゴミスにスペースを与えるのは自殺行為。CBだけで面倒をみようとすると、ダレイ・ブリントがそうだったようにあっけなく裏を取られておしまい、となりかねません。マンチェスター・ユナイテッドVSリヴァプールばかりに目を奪われることなく、レスターを含む無敗の3チームの戦いぶりにも注目してまいります。

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“8月MVPはスウォンジーの新星アイェウ、最優秀監督は文句なしのペジェグリーニ監督!” への2件のフィードバック

  1. シティズン より:

    アイェウはフランスで燻ったままになるかとおもってましたがプレミアで一皮剥けそうですね
    我らがペジェおめでとう

  2. makoto より:

    シティズンさん>
    いかにもプレミアリーグ向きの選手ですね。ペジェグリーニさんは文句なしです。

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