2023.03.24 選手トピックス
プレミアリーグで最高のGKは? 2022-23シーズンのセーブ率&クリーンシート率ランキング!
「プレミアリーグで最高のゴールキーパーは?」と問われたら、みなさんは誰を思い浮かべますか?GKの評価指標はセービングだけでなく、フィード、ハイボール処理、守備範囲の広さ、ボックス外でのスイープ、1対1の強さなどさまざまで、No.1を絞り込むのは難しいとため息をつく方もいるでしょう。
投票を募ったら、上位に入りそうなのはアリソン、エデルソン、ラムズデールあたりでしょうか。「ニック・ポープを忘れるな」「今季のレノはいい」「ブレントフォードのダヴィド・ラヤは?」という声もあるかもしれません。今回は、2022-23シーズンのセーブ率とクリーンシート率のランキングを紹介し、素晴らしいパフォーマンスを披露する守護神を称えたいと思います。
まずは、セーブ率から。昨シーズンのTOP5はジョゼ・サ、ラヤ、アリソン、メンディ、ポープでした。頂点に立ったことがあるロリスとデ・ヘアは、近年はエラーが目立つようになっており、9位と12位に沈んでいます。エデルソンは、クリーンシート率ではアリソンに次ぐ2位ですが、セービングはデ・ヘアのすぐ下の13位です。
2022-23シーズンの上位を見ると、3人が入れ替わっています。2年連続でTOP5に入っているのは、76.4%で5位のラヤと、77.2%で3位のポープです。ラヤが素晴らしいのは、今季プレミアリーグで最多の140本のオンターゲットを浴びながら、高いセーブ率をキープしていること。ポープはボックス外でのクリアが24本で、リーズのメリエに2本差の2位に着けています。
残る3人は、昨季のランキングに入っていなかったニューフェイスと復活組です。76.9%で4位に食い込んだのは、好調フラムのゴールマウスに君臨するベルント・レノ。77.6%で2位のネトは、ボーンマスでトラヴァースからレギュラーポジションを奪取した33歳のベテランです。1位は何と…77.8%のケパ・アリサバラガ!2019-20シーズンは54.5%で最下位だったGKです。
「テレグラフ」のマット・ロウ記者は「ムラがある」「優柔不断」と批判し、チェルシーはトップクラスのGKを買うべきと主張していますが、90分あたりの失点数0.86もポープに次ぐ2位と素晴らしいスタッツを揃えています。ブルーズのクリーンシート10試合のうち、ケパが9試合を占めており、ポッター監督のレギュラー変更は当たりといっていいのではないでしょうか。
クリーンシート率の前年は、アリソン、エデルソン、ロリス、メンディ、グアイタ。チームの強さが反映されやすいランキングで、クリスタル・パレスのGKの5位が光っています。2022-23シーズンのTOP5は…おお!こちらも4人が入れ替わっています。昨季は55.6%で1位だったアリソンは、38.5%で5位。セーブ率1位のケパは、42.1%で4位に入っています。
3位のデ・ヘアは42.3%。スールシャール解任から混乱が続いた昨季は8回しかなく、トータル21.1%と不本意な数字だったのですが、今季は既に11回を記録しています。2位は首位アーセナルのラムズデールで42.9%。「セットピースから決められたときのタコ怒り」が印象的なGKは、3失点以上を喫した試合が2つしかありません。
ここまで来れば、ランキングTOPはもうおわかりでしょう。今季プレミアリーグ最少失点のニューカッスルの守護神ニック・ポープは、46.2%という高い数字を残しています。1試合あたりの失点数0.75も堂々の1位。ラムズデールと並ぶクリーンシート12回で、ゴールデングローブを争う30歳のイングランド代表は、プレミアリーグのNo.1争いの最有力候補です。
最後にひとつだけ、意外な数字を紹介します。マン・シティのエデルソンは、セーブ率63.3%で18位。ポゼッションとハイラインのクラブでプレイしていると、カウンターからの失点の比率が上がりがちで、お手上げの状態でシュートを打たれるシーンが多いからでしょう。鉄壁だったルベン・ディアスの出番が減ったのも、セーブ率を落とす理由になっているかもしれません。
というわけで、GKのスタッツランキングを紹介させていただきました。さて、あなたが選ぶプレミアリーグで最高のゴールキーパーは?
投票を募ったら、上位に入りそうなのはアリソン、エデルソン、ラムズデールあたりでしょうか。「ニック・ポープを忘れるな」「今季のレノはいい」「ブレントフォードのダヴィド・ラヤは?」という声もあるかもしれません。今回は、2022-23シーズンのセーブ率とクリーンシート率のランキングを紹介し、素晴らしいパフォーマンスを披露する守護神を称えたいと思います。
まずは、セーブ率から。昨シーズンのTOP5はジョゼ・サ、ラヤ、アリソン、メンディ、ポープでした。頂点に立ったことがあるロリスとデ・ヘアは、近年はエラーが目立つようになっており、9位と12位に沈んでいます。エデルソンは、クリーンシート率ではアリソンに次ぐ2位ですが、セービングはデ・ヘアのすぐ下の13位です。
2022-23シーズンの上位を見ると、3人が入れ替わっています。2年連続でTOP5に入っているのは、76.4%で5位のラヤと、77.2%で3位のポープです。ラヤが素晴らしいのは、今季プレミアリーグで最多の140本のオンターゲットを浴びながら、高いセーブ率をキープしていること。ポープはボックス外でのクリアが24本で、リーズのメリエに2本差の2位に着けています。
残る3人は、昨季のランキングに入っていなかったニューフェイスと復活組です。76.9%で4位に食い込んだのは、好調フラムのゴールマウスに君臨するベルント・レノ。77.6%で2位のネトは、ボーンマスでトラヴァースからレギュラーポジションを奪取した33歳のベテランです。1位は何と…77.8%のケパ・アリサバラガ!2019-20シーズンは54.5%で最下位だったGKです。
「テレグラフ」のマット・ロウ記者は「ムラがある」「優柔不断」と批判し、チェルシーはトップクラスのGKを買うべきと主張していますが、90分あたりの失点数0.86もポープに次ぐ2位と素晴らしいスタッツを揃えています。ブルーズのクリーンシート10試合のうち、ケパが9試合を占めており、ポッター監督のレギュラー変更は当たりといっていいのではないでしょうか。
クリーンシート率の前年は、アリソン、エデルソン、ロリス、メンディ、グアイタ。チームの強さが反映されやすいランキングで、クリスタル・パレスのGKの5位が光っています。2022-23シーズンのTOP5は…おお!こちらも4人が入れ替わっています。昨季は55.6%で1位だったアリソンは、38.5%で5位。セーブ率1位のケパは、42.1%で4位に入っています。
3位のデ・ヘアは42.3%。スールシャール解任から混乱が続いた昨季は8回しかなく、トータル21.1%と不本意な数字だったのですが、今季は既に11回を記録しています。2位は首位アーセナルのラムズデールで42.9%。「セットピースから決められたときのタコ怒り」が印象的なGKは、3失点以上を喫した試合が2つしかありません。
ここまで来れば、ランキングTOPはもうおわかりでしょう。今季プレミアリーグ最少失点のニューカッスルの守護神ニック・ポープは、46.2%という高い数字を残しています。1試合あたりの失点数0.75も堂々の1位。ラムズデールと並ぶクリーンシート12回で、ゴールデングローブを争う30歳のイングランド代表は、プレミアリーグのNo.1争いの最有力候補です。
最後にひとつだけ、意外な数字を紹介します。マン・シティのエデルソンは、セーブ率63.3%で18位。ポゼッションとハイラインのクラブでプレイしていると、カウンターからの失点の比率が上がりがちで、お手上げの状態でシュートを打たれるシーンが多いからでしょう。鉄壁だったルベン・ディアスの出番が減ったのも、セーブ率を落とす理由になっているかもしれません。
というわけで、GKのスタッツランキングを紹介させていただきました。さて、あなたが選ぶプレミアリーグで最高のゴールキーパーは?
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