岡崎慎司が今季のベストイレブン!?オランダメディアの「いいお買い物だった11人」
さて、PFA(イングランドサッカー選手協会)ベストイレブンが発表されたところで、別な切り口のベストイレブンを紹介しましょう。こちらは、権威はないけどおもしろいベストイレブンで、オランダメディア「Soccer News」が選んだ「今季のプレミアリーグでいいお買い物だった11人」です。日本でプレミアリーグを楽しんでいるわれわれにとって最大の盛り上がりポイントは、トップに岡崎慎司が選ばれていること。執拗なチェイシング、楔としての的確なさばき、オフ・ザ・ボールの動きの質をここまで評価してくれるメディアがあるんだ!と、ついつい顔がほころんでしまいそうですが、よくよく見るとこのベストイレブン、若干微妙です。まずは、選ばれた11人をご覧いただきましょう。
【オランダメディア選出 プレミアリーグ2015-16・いいお買い物ベストイレブン】
■GK
ペトル・チェフ(アーセナル)
■DF
アラン・ニョム(ワトフォード)、トビー・アルデルヴァイレルト(トッテナム)
ヴィルジル・ファン・ダイク(サウサンプトン)、クリスティアン・フクス(レスター)
■MF
ケビン・デブライネ(マンチェスター・シティ)、エンゴロ・カンテ(レスター)
ジョルジニオ・ワイナルドゥム(ニューカッスル)
■FW
アントニー・マルシアル(マンチェスター・ユナイテッド)
岡崎慎司(レスター)、ディミトリ・パイェ(ウェストハム)
最初に目に留まるのは、オランダ人選手がちゃっかり2人も入っているところです。フートとヴォルシャイトは、昨年冬にレンタルで来ていたので夏の買い物にはカウントしないといわれるなら、ファン・ダイクのほうはよしとしましょう。しかし、もう一方のワイナルドゥムはどうでしょう。いや、いい選手です。今季プレミアリーグ9ゴールは合格点、獲得自体は大成功だったと思います。ただし、全試合出場ながらもシーズン後半は調子を落としており、「ジェームズ・ミルナーはどうですか?」といいたくなります。チームへの貢献度という観点では、ミルナーに加えてワトフォードのカプェも捨てがたい選手です。
移籍が発表された時は高い高いといわれたものの、デブライネとマルシアルは獲ってよかったですね。この2人がいなかったら、マンチェスター勢は今頃何位だっただろうと想像すると、背筋がぞくぞくしてきます。デブライネがいなかったらチャンピオンズリーグベスト4進出はなかったでしょう。序盤戦は苦しんだフィルミーノも、年明けからの活躍で成功組の仲間入りをしました。プレミアリーグ9ゴールは、勝利に直結する一撃が多く、レッズ巻き返しのキーマンだったと思います。
書いているうちに気がつきましたが、あんまりいろいろな名前を挙げていると、マルシアルのワントップで岡崎慎司選外、なんていうことにもなりかねませんね。失礼しました。ここは「岡崎、素晴らしい!」と盛り上げて、早々に退散することといたしましょう。いや、ホントに大したものです。プレミアリーグで優勝を争うクラブのレギュラーで、こういったところに名前が出るのですから。
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更新おつかれさまです。
この手のベストイレブンなんですが、デルアリが入れないことが惜しいなあと感じます。昨シーズン冬に加入しましたが、昨シーズンはローンバックしておりら加入したのは実質今シーズンからですので。
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買い物上手なチームとよばれるチームになりたいです…いや、フィルミーノ、ミルナー、クラインと比較的今年は当たってますからいいんですよ。それにイングスとゴメスの大怪我組もある程度サプライズを提供してくれたので。むしろ例年に見ないほど短期的な回収が成功してます。それにオリジもブレイクしましたし…あれ、ほぼ大成功の補強だ。
2人ほど忘れている気がしますが、ハードルが下がってる我々からすれば大成功なんです!
にわかスパーズファンさん>
確かに。彼はこのテーマはノーチャンスですね。
リバサポさん>
いろいろありながらもリーグ7ゴールなら、初年度としては許容範囲では?
「われわれの昨季のコロンビア+今季のオランダ<彼」ですので。