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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

ACミランは危険度大…本田さん、エヴァートンに来ませんか?

プレミアリーグか、セリエAか。本田の移籍先が絞られてきたようですが、結局のところ、ACミランもエヴァートンも探っているだけで、具体的なオファーを出したわけではありません。移籍金も、「違約金として200万ユーロ(約2億5800万円)」「700万ユーロ(約9億円)まで下がった」などと報道はまちまち。なぜか「ACミランは本田に対して4年契約で年俸3億2000万円提示」と、ここだけ同じ話が繰り返し伝えられています。

つまり、こういうことか、と。「本田個人とACミランは合意できる線を確認済み。しかし、資金が厳しいミランは誰かを売らないと移籍金が払えない。クラブとしては、本田のミラン移籍への意向が高いことはわかったので、まずは売りたい選手の交渉を行い、資金のメドが立ったらその段階でCSKAモスクワと交渉を始める」…これは時間がかかりそうですね。ミランが動けない状況のなかで、エヴァートンが横からさらう、というのはありえない話なのでしょうか。本人が納得しないんですかね。モスクワからすれば、現在、7億と報道されているエヴァートンの資金にもう少し上乗せがあれば、ミランにこだわる必要はありません。

以前にもふれましたが、やはりミラン移籍の話は「欲しがられてる感」が薄いように思います。個人的には「悪いことはいわないからプレミアリーグにしておきませんか」といいたいところですね。本田としては、27歳という最大の売り時に、CL出場権のない「中の上」のクラブに行くこと自体、抵抗があるのでしょうね。ましてや香川真司がマンチェスター・ユナイテッドにいるわけで、同じプレミアリーグだと明確に上下がついているように見えてしまう、というのも嫌なのかもしれません。

ただし、結局ゲームに出られなければ元も子もありません。パルマで望まない右サイドに固定され、ボルトンでポジションを失った中田英寿は、ローマ以降の移籍がうまくいかず、そのポテンシャル以下の活躍しかできなかったのではないでしょうか。「本気度が足りないビッグクラブより、請われて入るなかなかのクラブ」のほうがいいと思います。セルチックと中村俊輔、ブレーメンと奥寺康彦、のように。うーん、例が古すぎますね。すみません

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