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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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ああ、陽気でおしゃべりなブラジリアン…パウリーニョもD・ルイスも移籍話をしゃべり過ぎ!

移籍の話は、コンフェデレーションズカップが終わってからっていってたじゃないですか!トッテナム移籍が報じられていたブラジル代表MFパウリーニョですが、大会が終わっていないにも関わらず自らの移籍について語り、しかもいわなくてもいい他人の去就についてもふわっと話してしまいました。昨日彼はインタビューを受け「トーナメントが終わったらすぐに話がまとまるといいね。トッテナムのような素晴らしいクラブの一員としてプレイできるのは夢のよう」などとコメントしたそうです。「大会が終わるまでは移籍の話はしない」といっていたという認識だったのですが、それは私の勘違いだったのかと一瞬、自分のほうを疑ってしまいました。そもそも両クラブとも、沈黙を守っているのに当事者がプレミアリーグ参戦の意志をあけっぴろげにしちゃうんですね!とびっくりです。とはいえまあ、ここまではよしとしましょう。自分のことですからね。問題は、次のひとことです。

「このオフはトッテナムの監督もベストプレイヤーも移籍の噂があったけど、2人とも残留すると約束してくれた」

…短いコメントですが、パッと思いつくだけでも5つはツッコミどころがあって、どこから指摘していいのかわかりません。みなさんもご存じ、アンドレ・ヴィラス・ボアス監督とガレス・ベイルのお話です。ヴィラス・ボアスの移籍の噂というのはパリの話のことをいっているのでしょうね。ひとつだけいうなら「ベイルはまだまだわかりませんよ!」でしょうか。いや、しかし彼にそんなことまで伝えているのだとすれば、ベイルの残留は確定なのかも。いやいや、それは…。

陽気なブラジリアン、ド天然もたいがいにせえよ!と思っていたところ、そこにかぶせたのは、ダヴィド・ルイス先生でした。「パウリーニョは攻守ともにファンタスティック。完成しているね。イングランドでやれると思うよ。今は彼にとって素晴らしい時期だね」…こちらはこちらで、本人がまだ話さないといっているのに(結局話しちゃってますが)、さもプレミアリーグ移籍確定かのように話してよかったんでしたっけ?まあ、きっと質問も「噂がありますが?」とか「もしプレミアリーグに来るとしたら?」などど誘導しているのでしょうが、さすがにおしゃべりが過ぎるのではとハラハラしているのは私だけでしょうか。「攻撃センスはあるがときどき守備に穴をあける」といわれる選手だけあって、コメントでもディフェンスをやや犠牲にした攻撃的なキラーパスをかましてきます。愛すべき陽気なブラジリアンたちのぶっちゃけ過ぎトークのコーナーでした。が、これらのトークと「移籍確定」「残留決定」は別問題です。くれぐれもご注意を。

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