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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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いよいよ佳境!チェルシー、カバーニと合意。あとはナポリとの移籍金交渉次第

コンフェデレーションズカップ、3位決定戦の2ゴールは素晴らしかったですね。チェルシーがナポリのエースストライカー、ウルグアイ代表のエディソン・カバーニと合意に至ったとイタリアの新聞が報道しました。これはあくまでクラブと本人の合意で、今後、ナポリとの移籍交渉が行われることになります。5000万ユーロ(約64億5000万円)を提示しているチェルシーと、6300万ユーロ(約81億2700万円)の線を譲らないナポリですが、この話が破談になるイメージはなく、「どのあたりで着地するのか」だけでしょう。

一方でチェルシーは、昨季振るわなかったMFマルコ・マリンをセビージャにレンタル移籍させるとともに、マルダ、ターンブル、ベナユン、パウロ・フェレイラといったベテラン選手の放出を決めました。来季はシュールレの加入やルカク、デブライネの復帰でずいぶん若くなりますね。FWが4人となり、依然としてフェルナンド・トーレスの去就は不透明ですが、プレミアリーグ奪還とチャンピオンズリーグの勝利に向けて、戦える体制が整ってきました。

そういえば、以前にモウリーニョ監督が「マタは構想外」といっているという話がありました。F.トーレス移籍の話がないとすれば、2トップを考えているのかもしれません。2トップでサイドに直線的に抜けられる選手を置こうとしているとすれば、マタの話も納得がいきます(といいつつ、いちばん得点に絡んでいたチームの軸を放出というのは違和感は拭えませんね)。

ところでFW獲得といえば、テベスのユヴェントス移籍が決まったマンチェスター・シティはどうするのでしょうか。ヨベティッチの話も聞こえてこなくなりました。彼が本当にフィオレンティーナが大好きで動かないとすれば、それはそれであっぱれですが、そうだとするとマン・シティは噂になっているベンフィカの点取り屋、カルドソにターゲットを切り替えるのでしょうか。ヘスス・ナバスは獲得したものの、今のままではトップの層が薄すぎ、プレミアリーグとチャンピオンズリーグを戦いきるイメージが持てないのですが…。こちらも気になるところです。(写真著作者/Jimmy Baikovicius)

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