昨季王者を180分、完封!プレミアリーグNo.1の堅守を支えるウィリアム・サリバの驚愕のスタッツ!
アーリング・ブラウト・ハーランドのプレミアリーグにおける戦績を見ると、ビッグ6との19試合で12ゴール。既にすべてのクラブからゴールを決めています。わがマンチェスター・ユナイテッドが4戦6発3アシストと、数字を作るお手伝いをしているのはさておき。ハイレベルなチームだからといって、簡単に封じられるストライカーではありません。
世界一を争うレフティに、まともなシュートを打たせなかったアーセナルを見て、背筋がしびれました。今季プレミアリーグはエミレーツが1-0、エティハドは0-0と完封。マンチェスター・シティがホームでノーゴールだった試合を探すと、クリスタル・パレスに0-2で敗れた2021年10月まで遡ります。2年半の長きに渡って続いていた連続ゴール記録は、47試合で途絶えました。
2試合のスタッツを見ると、昨季王者の沈黙は偶然ではなかったことがよくわかります。エミレーツでのシュートは、わずか4本。オンターゲットは、開始5分のCKをグヴァルディオルが左足で合わせたボレーのみです。序盤のピンチをしのいだアーセナルは、後半はシュート数7対1と圧倒。ジェレミー・ドクを投入したアウェイチームは、クロスすら入れられずに敗れています。
この試合でシュートを打てなかったハーランドは、エティハドのピッチでリベンジを誓っていたはずです。しかしホームゲームでもガナーズの最終ラインは鉄壁で、オンターゲットは15分のCKからナタン・アケが打ったヘッダーのみ。ラヤにキャッチされたCBが頭を抱えた1発は、「合わせた」「狙った」というより「当たった」と表現するほうがふさわしいシュートでした。
後半はシュート数8対2と優勢ながら、惜しいといえるのはコヴァチッチのミドルぐらいで、CKのこぼれ球がハーランドの前に落ちた84分のチャンスは空振りで終わっています。マン・シティは180分を通じて、オープンプレーからのオンターゲットはゼロ。ペップの交代策は、冨安健洋とトーマス・パーティーの投入によって封じられました。
アーセナルの堅守を語るジャーナリストの多くは、3人の名前を挙げています。プレーエリアの広さを誇るデクラン・ライス、フィジカルの強さを武器とするガブリエウ、絶対に抜かせないウィリアム・サリバ。ミドルレンジで自由を奪い続けたライスも、速いパスワークに振られながらも打たせなかったビッグ・ガブも素晴らしいのですが、私が最も称えたいのはサリバです。
パス成功率99%とビルドアップを仕切ったエミレーツでは、デュエルで3戦全勝。押し込まれたエティハドでも8勝2敗で、右からの侵入者をことごとく止めています。マン・シティとのホーム&アウェイにおける驚嘆のスタッツをひとつ、紹介しましょう。2試合とも、ファールゼロ!敵地での試合後に残した「カラダよりアタマのほうが疲れる」というコメントにしびれます。
プレミアリーグとチャンピオンズリーグの残り試合は、最大で14。予測不能の優勝争いでどこまで勝ち続けるのかにも興味はあるのですが、サリバに関して思うところは、「国内No.1の堅守がCLでどこまで通用するのか?」「どこかで休めるのか」の2つです。ターンオーバーのチャンスは、次節のルートン戦と36節のボーンマス戦でしょうか。
最大の候補は、チェルシー、トッテナムとプレミアリーグで戦った後、CL準決勝のマン・シティ戦の直後となるボーンマスとのホームゲームでしょう。昨季の無念を晴らすべく、6月1日のウェンブリーまで元気な姿を見せていただければ…すみません。サリバびいきな表現が過ぎたようです。バイエルンに敗れれば、中5日となるボーンマス戦はもちろん先発です。
世界一を争うレフティに、まともなシュートを打たせなかったアーセナルを見て、背筋がしびれました。今季プレミアリーグはエミレーツが1-0、エティハドは0-0と完封。マンチェスター・シティがホームでノーゴールだった試合を探すと、クリスタル・パレスに0-2で敗れた2021年10月まで遡ります。2年半の長きに渡って続いていた連続ゴール記録は、47試合で途絶えました。
2試合のスタッツを見ると、昨季王者の沈黙は偶然ではなかったことがよくわかります。エミレーツでのシュートは、わずか4本。オンターゲットは、開始5分のCKをグヴァルディオルが左足で合わせたボレーのみです。序盤のピンチをしのいだアーセナルは、後半はシュート数7対1と圧倒。ジェレミー・ドクを投入したアウェイチームは、クロスすら入れられずに敗れています。
この試合でシュートを打てなかったハーランドは、エティハドのピッチでリベンジを誓っていたはずです。しかしホームゲームでもガナーズの最終ラインは鉄壁で、オンターゲットは15分のCKからナタン・アケが打ったヘッダーのみ。ラヤにキャッチされたCBが頭を抱えた1発は、「合わせた」「狙った」というより「当たった」と表現するほうがふさわしいシュートでした。
後半はシュート数8対2と優勢ながら、惜しいといえるのはコヴァチッチのミドルぐらいで、CKのこぼれ球がハーランドの前に落ちた84分のチャンスは空振りで終わっています。マン・シティは180分を通じて、オープンプレーからのオンターゲットはゼロ。ペップの交代策は、冨安健洋とトーマス・パーティーの投入によって封じられました。
アーセナルの堅守を語るジャーナリストの多くは、3人の名前を挙げています。プレーエリアの広さを誇るデクラン・ライス、フィジカルの強さを武器とするガブリエウ、絶対に抜かせないウィリアム・サリバ。ミドルレンジで自由を奪い続けたライスも、速いパスワークに振られながらも打たせなかったビッグ・ガブも素晴らしいのですが、私が最も称えたいのはサリバです。
パス成功率99%とビルドアップを仕切ったエミレーツでは、デュエルで3戦全勝。押し込まれたエティハドでも8勝2敗で、右からの侵入者をことごとく止めています。マン・シティとのホーム&アウェイにおける驚嘆のスタッツをひとつ、紹介しましょう。2試合とも、ファールゼロ!敵地での試合後に残した「カラダよりアタマのほうが疲れる」というコメントにしびれます。
プレミアリーグとチャンピオンズリーグの残り試合は、最大で14。予測不能の優勝争いでどこまで勝ち続けるのかにも興味はあるのですが、サリバに関して思うところは、「国内No.1の堅守がCLでどこまで通用するのか?」「どこかで休めるのか」の2つです。ターンオーバーのチャンスは、次節のルートン戦と36節のボーンマス戦でしょうか。
最大の候補は、チェルシー、トッテナムとプレミアリーグで戦った後、CL準決勝のマン・シティ戦の直後となるボーンマスとのホームゲームでしょう。昨季の無念を晴らすべく、6月1日のウェンブリーまで元気な姿を見せていただければ…すみません。サリバびいきな表現が過ぎたようです。バイエルンに敗れれば、中5日となるボーンマス戦はもちろん先発です。
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