ハーランドと並ぶ20ゴール、PKは成功率100%…チェルシー躍進の立役者、コール・パルマーに注目!
プレミアリーグ2023-24シーズンは、チャンピオンズリーグとヨーロッパリーグの出場権争いが激戦となっています。僅差で優勝を争うマンチェスター・シティ、アーセナル、リヴァプールはCL当確。今季の欧州のランキングでTOP2に入れば、5位までCL出場権を得られたのですが、CLとELのベスト8で4チームが全滅したため、その確率は1.1%という絶望的な数字になっています。
4位のアストン・ヴィラと5位トッテナムが、手をつないでゴールインする可能性はほぼゼロ。両者のいずれかがELという着地になりそうです。ELのもう1枠は、FAカップの結果次第。チェルシー、マンチェスター・ユナイテッド、コヴェントリーは、勝てば欧州へのチケットが手に入り、マン・シティの連覇となれば、プレミアリーグの6位に出場権がまわります。
6位争いを見ると、ニューカッスルとマンチェスター・ユナイテッドが50ポイント、ウェストハムは48、チェルシーは47。こちらのルートでもチェルシーとマン・ユナイテッドが争っていますが、直近7試合で1勝3分3敗と失速したテン・ハフのチームは劣勢といい切っていいでしょう。1試合消化が少ないチェルシーは、今やEL出場権争いの有力候補です。
プレミアリーグの過去5試合は3勝2分で、マン・シティと得失点差の2位。前半戦は振るわなかったチェルシーは、8試合連続無敗と調子を上げています。後半戦12試合で23失点の守備は改善の余地がありますが、15試合連続ゴールの攻撃陣はTOP3に次ぐ破壊力です。とはいえ、彼らのアタックは絶対的なエースへの依存度が高いということも添えておく必要があります。
マン・シティ時代はプレミアリーグ19試合でノーゴールだったコール・パルマーは、28試合20ゴール9アシストと大ブレイク。ハーランドと並んで、得点王争いのTOPに立っています。「アスレティック」のリアム・トゥーミー記者によると、2000年以降のプレミアリーグにおいて、開幕時に22歳以下でゴール&アシストが30を超えた選手は過去に2人しかいないそうです。
2007-08シーズンのクリスティアーノ・ロナウドは31ゴール6アシスト。そしてもうひとりは、トレブルを達成したチームで36ゴール8アシストだったアーリング・ハーランド。コール・パルマーは、ゴールかアシストをひとつ足せば3人めとなります。チェルシーの61ゴールのうち、29に絡んだレフティがいなければ、チームはボトム10でさまよっていたはずです。
彼の数字を見て、「PKが9本もある」とツッコミを入れてくる人には、「オープンプレーでは、ゴール期待値(xG)7.9で11ゴール」という事実で対抗しましょう。今季のプレミアリーグで放った73本のうち、38本はボックスの外からで、なかなかチャンスが創れない状況を個人技で打開してくれています。
先日のエヴァートン戦で、ノニ・マドゥエケ、ニコラス・ジャクソン、コール・パルマーがPKを蹴る権利を争ったシーンが話題になりましたが、ニコラス・ジャクソンの10ゴールのうち4つはコール・パルマーのアシストです。これを上回るホットラインは2つしかなく、ダルウィン・ヌニェスからサラーと、エランガからクリス・ウッドはいずれも5ゴールです。
成功率100%のペナルティーテイカーから、ボールを奪おうとしたストライカーは、数々の素晴らしいラストパスを思い出して握手したほうがいいでしょう。得点王に輝いても、PKが多いと評価を下げる向きがありますが、PKだけで2ケタとなったら「一周まわってスゲー」でいいのではないでしょうか。
マンチェスター・ユナイテッドサポーターとしては、彼の凄さは認めるものの、応援するわけにはいきません。火曜日から始まるアーセナル、ヴィラ、トッテナムの難敵3連戦をすべて勝ったら、チェルシーは6位にジャンプアップしそうです。FAカップともども、若きエースのパフォーマンスに注目しましょう。狭いコースを抜いてくるので、止めにくいんですよね…。
4位のアストン・ヴィラと5位トッテナムが、手をつないでゴールインする可能性はほぼゼロ。両者のいずれかがELという着地になりそうです。ELのもう1枠は、FAカップの結果次第。チェルシー、マンチェスター・ユナイテッド、コヴェントリーは、勝てば欧州へのチケットが手に入り、マン・シティの連覇となれば、プレミアリーグの6位に出場権がまわります。
6位争いを見ると、ニューカッスルとマンチェスター・ユナイテッドが50ポイント、ウェストハムは48、チェルシーは47。こちらのルートでもチェルシーとマン・ユナイテッドが争っていますが、直近7試合で1勝3分3敗と失速したテン・ハフのチームは劣勢といい切っていいでしょう。1試合消化が少ないチェルシーは、今やEL出場権争いの有力候補です。
プレミアリーグの過去5試合は3勝2分で、マン・シティと得失点差の2位。前半戦は振るわなかったチェルシーは、8試合連続無敗と調子を上げています。後半戦12試合で23失点の守備は改善の余地がありますが、15試合連続ゴールの攻撃陣はTOP3に次ぐ破壊力です。とはいえ、彼らのアタックは絶対的なエースへの依存度が高いということも添えておく必要があります。
マン・シティ時代はプレミアリーグ19試合でノーゴールだったコール・パルマーは、28試合20ゴール9アシストと大ブレイク。ハーランドと並んで、得点王争いのTOPに立っています。「アスレティック」のリアム・トゥーミー記者によると、2000年以降のプレミアリーグにおいて、開幕時に22歳以下でゴール&アシストが30を超えた選手は過去に2人しかいないそうです。
2007-08シーズンのクリスティアーノ・ロナウドは31ゴール6アシスト。そしてもうひとりは、トレブルを達成したチームで36ゴール8アシストだったアーリング・ハーランド。コール・パルマーは、ゴールかアシストをひとつ足せば3人めとなります。チェルシーの61ゴールのうち、29に絡んだレフティがいなければ、チームはボトム10でさまよっていたはずです。
彼の数字を見て、「PKが9本もある」とツッコミを入れてくる人には、「オープンプレーでは、ゴール期待値(xG)7.9で11ゴール」という事実で対抗しましょう。今季のプレミアリーグで放った73本のうち、38本はボックスの外からで、なかなかチャンスが創れない状況を個人技で打開してくれています。
先日のエヴァートン戦で、ノニ・マドゥエケ、ニコラス・ジャクソン、コール・パルマーがPKを蹴る権利を争ったシーンが話題になりましたが、ニコラス・ジャクソンの10ゴールのうち4つはコール・パルマーのアシストです。これを上回るホットラインは2つしかなく、ダルウィン・ヌニェスからサラーと、エランガからクリス・ウッドはいずれも5ゴールです。
成功率100%のペナルティーテイカーから、ボールを奪おうとしたストライカーは、数々の素晴らしいラストパスを思い出して握手したほうがいいでしょう。得点王に輝いても、PKが多いと評価を下げる向きがありますが、PKだけで2ケタとなったら「一周まわってスゲー」でいいのではないでしょうか。
マンチェスター・ユナイテッドサポーターとしては、彼の凄さは認めるものの、応援するわけにはいきません。火曜日から始まるアーセナル、ヴィラ、トッテナムの難敵3連戦をすべて勝ったら、チェルシーは6位にジャンプアップしそうです。FAカップともども、若きエースのパフォーマンスに注目しましょう。狭いコースを抜いてくるので、止めにくいんですよね…。
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