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ルーニーは控え選手!?モイーズ発言とチェルシーのオファーに揺れるマンチェスター・ユナイテッド

「モイーズ監督、何てことをいってくれたんだ!」というのが率直な気持ち。ウエイン・ルーニーの処遇についてのお話です。イギリスの「スカイスポーツ」の報道によると、先日、モイーズ監督が「ルーニーについては、ファン・ペルシが負傷した場合に彼が必要になるというのが全般的な自分の考え」と表明したことについて、ルーニーが怒りと困惑を感じているといのこと。そりゃあ、そうでしょう。イングランド代表のエースストライカーであり、マンチェスター・ユナイテッドにおいても、プレミアリーグで146ゴールを積み重ねたエースを、まだ今季のチームのフォーメーションが固まり切っていない段階で「控え選手扱い」とは…。

監督がこういう発言をしてしまったとあっては、もう関係修復は不可能でしょうね。この後、「チェルシーがルーニーにオファーを出し、そのなかにマタやダヴィド・ルイスと金銭という条件が含まれている」という噂が流れたため、チェルシーが公式サイトで「ウエイン・ルーニーにオファーは出したが、そのなかに選手を譲渡する条件はついていない」と表明しています。

そもそも「誰がレギュラーで誰が控えである」という話自体、しなくてもいい話だと思います。チェルシーでは、モウリーニョ監督がマタやダヴィド・ルイスを不要と考えていると再三にわたって報じられていますが、モウリーニョ監督自身はこの件について、何も語っていません。当然でしょう。外に「不要だ」「控えだ」ということで、得られるメリットは何もないですからね。必要ないという判断をしたら、黙ってベンチに置くなり、移籍させるなりすればいいことです。何でわざわざ、本人がチームに帯同していない時期に、マスコミに向けてこんなこと言っちゃったんですかね。ああ、マンチェスター・ユナイテッド、前途多難。

本日の記事は、ネガティブにすぎる内容で恐縮です。ただ、マンチェスター・ユナイテッドのサポーターにとっては、ウエイン・ルーニーとはチームのレジェンドとして扱われるべき大きな存在であり、たとえどこかでチームを離れるにしても、それなりの処遇がなされるべきだといいたかったのです。もう、8月に移籍先が発表される流れは止められないのかもしれませんが、まだ間に合うのなら、モイーズ監督もしくはフロント、状況によってはサー・アレックスが彼ときちんと話し、気持ちよく残留を決めてほしい。とにかく今は、続報待ちですね。プレミアリーグ連覇が怪しくなってきました。ゲームに出場しさえすれば、必ず何かを残してくれる彼がチェルシーにいったら、モウリーニョ軍団は相当強くなるでしょうね…。

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