得点王へ一直線!?プレミアリーグ3月MVPは4発のルカク、最優秀監督はエディ・ハウ!
年明けからの公式戦11試合で12ゴールと止まらないベルギー代表FWは、自己ベストとなる21ゴールまで数字を伸ばし、負傷で5月まで戻れないハリー・ケインに2ゴール差をつけています。エヴァートンからの契約延長オファーを断ったといわれるルカクの次なる目標は、チャンピオンズリーグに出場するクラブでエースとして活躍することでしょう。チェルシー、マンチェスター・ユナイテッド、バルセロナ、レアル・マドリードなどの名前が挙がっていますが、レギュラーポジションを確保できそうなのは、ジエゴ・コスタがスペインに戻るかもしれないチェルシーと、ベンゼマが今ひとつのマドリードでしょうか。夏の交渉を有利にするためにも、プレミアリーグで最もゴールを決めた男という称号は、ぜひともほしいでしょう。残すところ9試合。リヴァプール、マンチェスター・ユナイテッド、アーセナルと強豪相手のアウェイゲームが3つあることを考えると30の大台は難しそうですが、25発には悠々届くのではないかと思われます。
3月のボーンマスは、オールド・トラフォードに乗り込んだマンチェスター・ユナイテッド戦のドローを含む2勝1分。ウェストハムとスウォンジーに連勝し、降格ゾーンも見えていたチームをプレミアリーグ11位と3ランクUPさせたエディ・ハウの最優秀監督の受賞は、文句なしでしょう。年明け以降の7試合で20失点と崩壊していた守備は、全試合フル出場のクックを中心に落ち着きを取り戻しており、直近8試合で7ゴールと調子が上がってきたジョシュア・キングは、ウェストハム戦でハットトリックを達成。ジャック・ウィルシャーがスタメンから外れたのと同時に勝ち出したのは、ゴスリングとピューを据えたほうが守りが安定するということなのでしょうか。12月のリヴァプール戦で大逆転の立役者となったライアン・フレイザーは、レギュラーに定着。アフォベとジョシュア・キングの同時起用も、機能するようになってきました。
後半戦スタートから8試合勝利なしだった小さなクラブは、降格に怯えることなく戦えそうです。4月の上旬はサウサンプトン、リヴァプール、チェルシー、トッテナムと厳しい相手が続きますが、ここでセインツとストークに離されなければ、クラブ創設以来初のTOP10フィニッシュも見えてきます。
素晴らしい1ヵ月を過ごしたルカクと、厳しい状況に陥っていたチームを立て直したエディ・ハウ監督にあらためて拍手を送りたいと思います。エヴァートンとボーンマスのサポーター、関係者のみなさん、おめでとうございます!(ロメウ・ルカク 写真著作者/Илья Хохлов)
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