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リヴァプールとイブラヒマ・コナテが交渉決裂で退団必至!夏の補強は大胆な投資か、コスパ重視か?

リヴァプールとイブラヒマ・コナテが決裂?2023年11月から始まった契約延長交渉は、暗礁に乗り上げていたのですが、4月に入ってから「合意に近づいている」と報じられていました。「来シーズンもここにいる可能性が高いといえる。ずっと望んでいたことだ」と本人もいっており、サポーターたちは「新たな契約書にサインした」というニュースを待っていました。

「BBC」のアダム・パテル記者も、「テレグラフ」のドミニク・キング記者も、「交渉は既に決裂しており、コナテはフリーエージェントで退団する」と口を揃えています。2025-26シーズンの前半戦の不振から脱却し、自信を深めたCBが強気になったのか。収益性重視のクラブが重要な条件を呑まなかったのか。記事には「埋めがたい隔たりが生じた」という言葉があるだけです。

ユルゲン・クロップの全盛期から、リヴァプールはフリーでの退団を容認してきました。ジョルジニオ・ワイナルドゥムが去ったのは2021年。その2年後には、指揮官が残留を望んでいたロベルト・フィルミーノがアンフィールドに別れを告げました。エムレ・ジャン、ララナ、ミルナー、ナビ・ケイタ、オリギ、オックスレイド=チェンバレンも、移籍金を残さず旅立っています。

1年前、レアル・マドリードに移籍したのはトレント・アレクサンダー=アーノルド。当初はフリーで出ていくという話だったのですが、クラブワールドカップで起用したかったエル・ブランコが1200万ポンドの違約金を支払うことになりました。この夏は、モー・サラーとアンディ・ロバートソンが契約満了で退団となっており、残るはずだったコナテの離脱は激痛です。

右サイドのレジェンドの後継者が必要なリヴァプールは、中盤の強化も課題のひとつです。現状のCBは4人で、34歳のファン・ダイクと29歳のジョー・ゴメスに加えて、前十字靭帯断裂で2025-26シーズンを全休したレオーニと、レンヌから6000万ポンドで獲得した20歳のジェレミー・ジャケ。コナテがいれば、若手、中堅、ベテランのバランスが取れているポジションでした。

復帰したばかりのレオーニと、肩の負傷で長期離脱のジャケは、開幕からフルスロットルとはいかないかもしれません。今さらながら、2000万ポンドまで値下がりしていたマーク・グエイをマン・シティにさらわれたのが悔やまれます。最近は、レオーニ、フリンポン、イサク、ジャケと「獲ったらケガする症候群」が蔓延しており、夏の補強の優先順位付けが難しくなっています。

このうえは、プレミアリーグの経験が豊富なベテランを加えるという選択肢もあるでしょう。マン・シティとの契約を解消したジョン・ストーンズは32歳。フリーエージェントとなったボーンマスのマルコス・セネシは29歳で、精度の高いロングフィードで前線を動かしてくれそうです。チェルシーで力を発揮できていないフォファナも、環境が変われば復活するかもしれません。

アレクサンダー=アーノルドとの契約延長が遅れ、ぎりぎりで手離すことになったクラブは、コナテとの交渉でも同じ失敗をしたように見えます。ベテランとキーマンの穴を埋めたい夏の補強は、コストパフォーマンスがより重要になってきました。ライプツィヒで公式戦36試合13ゴール10アシストのディオマンデはまだ19歳で、リリース条項の8600万ポンドはリスキーです。

ウェストハムが降格となったため、クラブに残るといっているジャロッド・ボーウェンを口説ければ、ディオマンデの半額以下で獲れるでしょう。ポジションも人材も、「大胆に投資すべき」「コスパ重視」の判断を誤れば、厳しいシーズンを繰り返すことになりかねません。巻き返しを図るリヴァプールの人選と立ち回りに注目しましょう。


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