イングランドのプレミアリーグ(ときどきチャンピオンズリーグ)専門ブログ。マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、リヴァプールetc.

偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

プレミアリーグ2017-18シーズンのベストゴールは、「衝撃のソロ」ソフィアン・ブファル!

相手のクリアを拾ってゴール右隅に突き刺したチャーリー・ダニエルズの強烈な一撃、ジョー・ハートのクリアをダイレクトで蹴り込んだウェイン・ルーニーの60メートル弾、マフレズの後方からのロングフィードを右隅に流し込んだジェイミー・ヴァーディの完璧ボレー、ダイレクトパスやヒールキックを6本つないで中央を崩したウィリアンの美しいフィニッシュ。今季プレミアリーグにおける素晴らしいゴールシーンの数々を、今でも鮮明に覚えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。先に挙げたのは、プレミアリーグ公式サイトを通じた投票で選出された「カーリング・ゴール・オブ・ザ・マンス」。以前のリーグカップのスポンサー名を冠した「月間最優秀ゴール」です。

クリアボールを思い切りよく叩いたアントニオ・バレンシアの強烈なミドル、ブファルのドリブルシュート、角度のないところからGKの頭上に浮かしてファーポスト際に沈めたデフォーの一撃、レッズ戦のワニャマのハンマーショット、デル・アリの絶品ヒールを左隅に決めたエリクセンを加えると、8月から4月までのMVGは9本。このたび、これらのなかから今季プレミアリーグ最高のゴールを選出した「カーリング・ゴール・オブ・ザ・シーズン」が発表されました。「衝撃のソロ」というキャッチフレーズとともに選ばれた1発は、サウサンプトンのソフィアン・ブファルの70ヤードドリブル。10月21日のプレミアリーグ9節、セント・メアリーズのWBA戦の終了5分前に飛び出したスーパープレーでした。

1986年のワールドカップメキシコ大会で、イングランド相手にディエゴ・マラドーナがやってのけた「伝説の5人抜き」の左サイド版。自陣で3人に囲まれていたモロッコ代表MFは、ニョムのチェックをかわして反転すると、ギャレス・バリーをワンタッチで抜き去り、ギアをトップに上げました。及び腰だったクレイグ・ドーソンは、右足のアウトサイドを使ってあっさりクリア。ぶつかって転倒したニョムとドーソンは、映画でよく見るヒーローにやられた悪役たちのようです。ボックスの入り口で最後に軽くかわしたのは、ガレス・マコーリー。すぐ後ろにいたアーメド・ヘガシーは、冷静に右隅を狙ったフィニッシュに足元を抜かれ、その場にへたり込むしかありませんでした。

プレミアリーグ公式サイトに動画がUPされておりますので、ぜひ見てください。これだけのテクニックを持つ選手が、なぜプレミアリーグ2シーズンで3ゴールに留まっているのかと思います。今季のプレミアリーグの素晴らしいゴールシーンが詰まった動画を見ていると、否応なくテンションが上がります。ブファルのドリブルをNo.1とすることに異論はないのですが、「BBC」のベストゴールに選ばれたヴァーディの難しいボレーや、ウィリアンのゴールも捨てがたいですね。シーズンが終わって10日も経っていないのに、2018-19シーズンの開幕が待ち遠しくなってきます。…いや、そうでした。その前にチャンピオンズリーグファイナルとワールドカップがありました。ウクライナで世界王者と戦うサラー、マネ、フィルミーノの強力3トップに、ブファルに負けないスーパーゴールを期待しましょう。(ソフィアン・ブファル 写真著作者/Solent Creatives)

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