ぜひ、リヴァプールでCL制覇を!タイトルへの思いを語ったサディオ・マネの残留を祈ります。
「セネガル人選手って、ほかのアフリカの選手と比べても、真面目なんです。サディオも、めちゃめちゃ真面目。お酒も飲みませんし、よくジムで一緒にトレーニングしていました。僕と、サディオと、デュサン・タディッチ。ジムにいるメンバーは大体この3人でしたから、一緒にトレーニングしていましたし、よく話していました。サディオはチェルシー戦で2ゴールを決めた翌日にも、自主的に筋トレをやっていた」(吉田麻也/「Number」943号より)
「15歳から自分がサディオの“父親”だったが、反抗期は1度もなかった」「とにかく人の話を聞いた。例外的な性格」(マディ・トゥーレ会長/2018年6月9日付・日刊スポーツ「セネガルFWマネ『例外的な性格』でエースに成長」より)
麻也の「セネガル人はマジメ」発言については、「日本もセネガルもいろんなヤツおるがな!」とツッコミを入れたくなりますが、彼にとってマネが、プロフェッショナルとしてリスペクトすべき存在だったということが伝わってくる言葉です。ある日、マネに「リヴァプールとトッテナム、移籍するならどっちがいいと思う?」と聞かれたというエピソードも好きです。雑談だと思った麻也が、「難しい選択だねぇ」といなすと、ほどなくレッズ移籍が決まったとのこと。これもまた、「そんなにマジメな人がいってるんだから、雑談じゃなくて相談でしょ!」とかましたくなる話です。それから、2年。リヴァプールでプレミアリーグ55試合23ゴールという素晴らしい戦績を残し、クラブをチャンピオンズリーグファイナルに導いたアタッカーは、誰かに助言を求めたのでしょうか。「リヴァプールとマドリード、CL優勝という夢を実現するなら…」と。
レアル・マドリード移籍で合意に達していたものの、ジネディーヌ・ジダン監督の辞任で白紙に戻ったと伝えられていたマネが、自身の去就について口を開きました。「スカイスポーツ」が、オーストリアメディア「ザルツブルガー・ナハリヒテン」に語った彼の言葉を紹介しています。
「リヴァプールでとてもハッピーだ。契約はあと3年残っている。でも、将来は何が起こるかわからない。トロフィーを獲得したい。特にチャンピオンズリーグを」「正直にいおう。あの敗戦から、気持ちを整理するのは簡単ではなかった。クラブはCLのタイトルをめざして全力を尽くしたけど、あの日はレアル・マドリードのほうがいいチームだった。われわれは、世界最高のクラブになれなかった。敗戦には苛立つけど、今はセネガルのために戦い、成功だったといえるワールドカップにしたい。全力を傾けるよ」(サディオ・マネ)
こんな言葉に触れると、リヴァプールであの舞台に再度戻ってきてほしい、そして次こそはビッグイヤーを頭上に掲げてほしいと熱くなります。サラー、フィルミーノ、マネの3トップは、代えの利かない極上のユニット。プレミアリーグとチャンピオンズリーグを盛り上げてくれた素晴らしい速攻を、もうしばらく堪能したいと思います。レッズに、残ってほしい。まずはワールドカップでコロンビアとポーランドを撃破していただき、われわれと一緒に決勝トーナメント進出となれば最高です。8月のプレミアリーグ開幕戦で、鋭いドリブルと容赦ないフィニッシュを観られるのを楽しみにしながら、日本と同じ日に戦うサディオ・マネを応援しようと心に決めています。
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去就を決めるのはマネであり、決断を責めることは出来ません。でも、あの素晴らしい「ファブ3」が見られなくなるのは本当に残念です。残ってNo.1を目指して欲しいですね。今のシティのファンとしてラヒームがいなくなるとすれば、ちょっと残念ですが、過去の移籍の際のトラブルもありますし、これ以上ゴネるんだったら要らないと思います。ペップの指導を受けたい若手に入って欲しいです。