セセニョン、フォーデン、ネヴェス…「BBC」が注目するプレミアリーグのヤングスター6人!
昨季チャンピオンシップで46試合15ゴールという数字を残した逸材は、ビッグクラブからの誘いを受けずに慣れたクラブでプレミアリーグを体感する道を選びました。ヨカノヴィッチ監督は、攻めたいときにはセセニョンをSBかWBに置き、相手のSBの攻め上がりを抑えたいときはウイングで起用してくるでしょう。一見は縦志向の強いドリブラーですが、しばらく見るうちにパスセンスのあるプレーメイカーとしても秀逸であることに気づくでしょう。中央に入り込んで繰り出す絶品スルーパスやワンタッチプレーも、セセニョンの得意技です。強さとダイナミズムはスパーズ時代のガレス・ベイルが上ですが、巧さはフラムの18歳に軍配が上がるのではないかと思われます。
総合力では若手No.1に指名したいフィル・フォーデンは、プレミアリーグ最強クラブに所属していることが唯一にして最大のネックです。とはいえ、今季のペップのチームは、マフレズしか新戦力を獲っていません。ヤヤ・トゥレが去った穴はデルフがあっさり埋め、後半のオプションとして18歳が大暴れしてくれれば、「今季最高の補強は、長期離脱から復帰したバンジャマン・メンディとスーパーサブのフォーデン」といえるシーズンになるかもしれません。自らの技の巧みさに溺れることなく、よく走り、ゴールに向かえる天才が、ダヴィド・シルヴァの後継者として活躍する日を楽しみにしています。下部リーグに出されずチームに残った際の最初の目標は、プレミアリーグでゴールやアシストという目に見える結果を出すことでしょう。
ウルヴスのルヴェン・ネヴェスは、中盤の底で攻守のつなぎに入り、正確なパスで前線を動かせる選手。昨季チャンピオンシップで42試合6ゴールと主軸として活躍したポルトガル代表MFも、セセニョンと同様にビッグクラブに狙われています。昨季はチャンピオンシップのノリッジで14ゴールを挙げたジェームズ・マディソンは、岡崎慎司に代わってヴァーディの後ろに入るのか、あるいはイヘアナチョとのコンビで4-3-2-1を機能させるのか。エリクセンのようにパスセンスも得点力もある21歳は、ひとたびブレイクすれば、イングランドサッカーを変える存在になるかもしれません。
チェルシーのイーサン・アンパドゥとハドソン=オドイは、本ブログで以前から推している素晴らしいタレントなのですが、選手層が厚いチェルシーで出場機会を得るのは難しそうです。クリステンセン、タミー・アブラハム、ロフタス=チークらのように、いずれは海外のクラブやプレミアリーグの下位チームで経験を積んで、チェルシーで活躍できるレベルに育っていただければと思います。「BBC」の6人以外では、プレシーズンマッチで才能をアピールしたアーセナルの17歳MFスミス=ロウとセントラルMFグエンドゥジ、チェルシーのメイソン・マウント、エヴァートンのキーラン・ドゥエルとアデモラ・ルックマン、マンチェスター・ユナイテッドに加わったディオゴ・ダロトに期待しています。セセニョン、ネヴェス…早く観たいですね!
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フルハムチーム編成がゲームのキャリアモードでロマンをかき集めました。みたいでテンションが上がります。