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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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エディン・アザール、ボールボーイ蹴飛ばして退場!

キャピタル・ワン・カップ準決勝の第2戦、スウォンジーVSチェルシー戦で、アザールがボールボーイの脇腹に蹴りを入れて退場になりました。ホームでの第1戦を0-2で落としたチェルシーは、決勝に進むためにはとにかく得点が必要。負けなければいいスウォンジーは、後半になるとセーフティに試合を進めます。攻めあぐむチェルシー、そして事件は77分に起こりました。ゴールラインを割ったボールに対して、スウォンジーホームだからか、緩慢な動きでなかなかボールを返さないボールボーイ。そこに走り寄ったアザールが、ボールを抱え込んで横たわってしまったボールボーイにキック!もちろん、即、退場です。

「時間がなくなっていたので、焦ってつい…」ということなんでしょうが、これは、かなりまずい。被害者が観客か運営スタッフかが違うものの、95年1月にエリック・カントナが観客に飛び蹴りを食らわした「カンフー・キック事件」を思い出しました。このときのカントナは、観客に脅迫めいた言葉を投げかけられた、という状況がありましたが、今回は情状酌量の余地、何もなし。カントナは8ヵ月の出場停止処分を受けましたが、アザールはどうなるでしょう?

大前提、暴力はもってのほかですが、加えてそれが公共の場で、しかもテレビカメラがまわっている前でとなると影響も大きい。ましてや試合を支えてくれているスタッフに対する暴行、というのは、(これは日本人の感覚かもしれませんが)相当、心証が悪いですよね。どんな処分が下るのかはわかりませんが、さすがに、猛省してくださいとしかいえません。

結局、キャピタル・ワン・カップの決勝進出はスウォンジー。4部のブラッドフォードとタイトルを争う、波乱の大会となりました。チェルシーは踏んだり蹴ったりでした。あ、「蹴ったり」はまずい。まずいです。

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