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マディソン、メイソン・マウント…イングランド代表に抜擢された若きアタッカーたちに注目!

ルーク・ショーの負傷リタイアという残念なニュースが入ってきましたが、代わって入ったレスターのベン・チルウェルも期待の逸材です。UEFAネーションズリーグのクロアチア戦、スペイン戦に召集されたイングランド代表には、プレミアリーグで注目を集めている22歳以下の選手が8人も選ばれています。今回のインターナショナルマッチウィークに先立ち、2022年までの契約延長が発表されたサウスゲート監督は、当初より若手主体のスカッドを目論んでいたわけではありませんでした。「代表にふさわしくないパフォーマンスしか見せられない選手がいる。われわれは、ケガによって12人もの選手を欠いているんだ」と不満を隠さなかった指揮官は、主力のコンディションをみて若手の大量抜擢に舵を切ったのでしょう。「世界で最も無意味な大会(byユルゲン・クロップ)」にどうしても勝ちたいならネガティブなお話ですが、われわれプレミアリーグファンにとっては、ブレイク候補をチェックできる今回の代表もまた楽しみです。

まずは、今回白羽の矢が立った「U-22」の顔ぶれを並べてみましょう(以下、数字は年齢です)。ベン・チルウェル(レスター/21)、ジョー・ゴメス(リヴァプール/21)、トレント・アレクサンダー=アーノルド(リヴァプール/20)、メイソン・マウント(ダービー・カウンティ/19)、ジェームズ・マディソン(レスター/21)、ハリー・ウィンクス(トッテナム/22)、ジェイドン・サンチョ(ドルトムント/18)、マーカス・ラシュフォード(マンチェスター・ユナイテッド/20)。ワールドカップロシア大会でプレイしたラシュフォードや、既にリヴァプールの顔となっているアーノルド&ジョー・ゴメスについては、新たな説明は不要でしょう。最高のサプライズは、チャンピオンシップのクラブから抜擢されたメイソン・マウント、現在の最注目はレスターでプレミアリーグ8試合3ゴール2アシストと大暴れしているジェームズ・マディソン、最も3年後が期待できそうなのはドルトムントで奮闘している18歳のジェイドン・サンチョではないでしょうか。

イギリスメディア「Squawka」が、チャンスメイクトリオと紹介した3人のなかでは、ジェームズ・マディソンが頭ひとつ抜けています。2016年2月にコヴェントリーからノリッジに移籍したアタッカーは、2017-18シーズンに公式戦49試合15ゴールという数字を叩き出し、この夏に2000万ポンド(約29億6000万円)でレスターに加わりました。さっそく2節のウルヴス戦でプレミアリーグ初ゴールを決めると、5節のボーンマス戦と翌週のハダースフィールド戦で連発。パスやシュートの精度が高く、今季プレミアリーグにおけるチャンスメイク15回は、イングランド人で最高の数字だそうです。岡崎慎司の出番が激減したのは、マディソンがヴァーディーの相棒として機能しているからでしょう。デル・アリが健在だったとしても、サウスゲート監督のファーストチョイスとなりえる存在です。

昨季のエールディヴィジで29試合9ゴールと結果を出したメイソン・マウントは、イングランドU-19代表でも16試合7ゴールと主軸として活躍。層の厚いチェルシーではなかなかチャンスが巡ってこず、新シーズンはランパード監督のダービー・カウンティにレンタルされました。チャンピオンシップで9試合3ゴール、カラバオカップで2試合2ゴールと得点力を発揮しているMFは、いずれプレミアリーグでプレイすることになるでしょう。コヴァチッチ、カンテ、ロス・バークリーのいるチームで、レギュラーポジションを確保するのが難しければ、ワトフォードに移籍したナサニエル・チャロバーと同じ決断をすることになるかもしれません。

マンチェスター・シティのエリート・デベロップメント・スカッド出身のジェイドン・サンチョは、ドルトムント移籍初年度の昨季はブンデスリーガで12試合1ゴールとまずまずのスタート。最後の4試合をフル出場で終えて、2018-19シーズンはレギュラー獲得が期待されたのですが、開幕からの6試合はすべて途中出場でした。スピードとテクニックを兼ね揃えた18歳は、7節のアウグスブルク戦のスタメンをきっかけに、次のステップに進むことができるでしょうか。クラブでのブレイクなくして、代表でのポジション獲得は叶わないでしょう。

1年前、イングランドがU-20ワールドカップを制した際は、ソランケ、ルックマン、カルヴァート=ルーウィン、クックが脚光を浴びましたが、今回選ばれた若手のなかに彼らがいないというあたりに、サッカーの母国が築いた若手の層の厚さを感じます。サウスゲート監督は、欧州の強豪との2試合で誰を抜擢するのでしょうか。レスターの10番がピッチに立っているのを観たら、テンションが上がるのですが…。まずは12日に行われるクロアチア戦のスタメンに注目しましょう。

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“マディソン、メイソン・マウント…イングランド代表に抜擢された若きアタッカーたちに注目!” への1件のコメント

  1. じるー より:

    最後の項に関しては層の厚さというより、その後のブレイクスルーの難しさを感じてしまいます。

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