「ウサイン・ボルトの100mより蹴るのが遅い」PK失敗を揶揄されたポグバが、ツイッターで逆襲!
あまり知られていないと思われるのですが、オンターゲットのデータを見ると、マンチェスター・ユナイテッドは63本で2位です。1位はもちろんマンチェスター・シティで81本。チェルシーが61、リヴァプールは57、アーセナルが54本で、守備的なイメージが強いモウリーニョ監督のチームを下回っています。この数字を押し上げているのは、ポール・ポグバです。シュート数33本は全体の5位で、MFではフラムのアンドレ・シュールレに次ぐ2位。今まで以上に積極的にゴールを狙っているインサイドMFは、オンターゲットを19本も記録しており、サラー、アグエロ、ハリー・ケインを押さえて堂々のリーグ1位なのです。
プレミアリーグに復帰してから3シーズンめを迎えたフランス代表は、ファーガソン時代の3試合を加えると、70試合14ゴール17アシスト。今季は3ゴール3アシストですが、ゴールはPK2本とPK失敗後のフォローで、オープンプレーからは決めていません。オンターゲット1位なのにPKのみとは何とも残念ですが、おそらくご本人は気にしていないでしょう。エヴァートン戦でピックフォードに止められたPKについて、「28歩もステップを踏んで12秒もかけて蹴っていた。ウサイン・ボルトの100メートル走より遅かった」と揶揄されると、自らツイッターでネタにしていました。
「How do I get to my car(僕がどうやって車に辿り着くか知ってる?)」
コメントが添えられた動画には、ステップを刻みながら15秒で車に乗り込むポグバが映っていました。10月2日にオールド・トラフォードで行われたCLのバレンシア戦がドローに終わり、「Let’s keep fighting United(戦い続けよう、ユナイテッド)」と書いた後、クラブからメディア対応禁止令を出されたと報じられた6番は、お笑いに走るしかないようです。
自陣でドリブルをカットされ、ピンチを招いて批判されることもあるものの、苦しいときに戦う姿勢を前面に出してチームを鼓舞する頼もしい存在でもあります。減点法でミスをディスる向きもあるようですが、私は彼こそがエースであり、次のキャプテンを託されるプレーヤーだと思っており、「いいとこ探し」に徹しています。ニューカッスル戦のような美しいプレイを見せてくれるなら、多少の失敗には目をつぶろう。彼が繰り出す絶妙なロングフィードやラインの裏への浮き球が決まれば、マンチェスター・ユナイテッドは素晴らしいチームになるのだから…。4位との勝ち点差5は、充分ひっくりかえせるギャップです。ポグバを中心としたマンチェスター・ユナイテッドの逆襲に期待しています。I know how you get to your car!
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「やらせたいこと」と「やらされてること」の部分でモウとポグバは現状どうにもなってないですね
ここでアウフヘーベンがなければどちらかが離脱するしかないでしょう
先日のボーンマス戦でも、最後の最後にはポグバのアシストがあって試合を決めましたし、なんだかんだユナイテッドに必要なピースの一つですよね。