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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

興味深いデータ満載!現地メディアの「ボール扱いに長けたCBランキング」がおもしろい!

上位4人がすべてプレミアリーグ所属選手と手前味噌な感はあるのですが、取り上げられている数字がおもしろかったので、紹介させていただこうと思います。イギリスのフットボール専門メディア「Squawka」が選んだ「Ranked: the 10 best ball-playing centre-backs in Europe right now(今まさに、欧州でボール扱いに長けたCBランキングベスト10)」。クリス・スミス記者は、10位にドルトムントの新鋭アカンジ、9位ボヌッチ、8位にマン・シティのジョン・ストーンズを選出しています。ペップの指導でひと皮剥けた24歳のイングランド代表は、昨季のプレミアリーグが始まって以来、リーグ最高となるパス成功率95.3%を記録。エヴァートン時代に多かったケアレスミスは減り、リオ・ファーディナンドのように攻守に貢献度の高いCBになりつつあります。

7位がレアル・マドリードのセルヒオ・ラモス、6位はナポリのカリドゥ・クリバリ。5位にバルサのジェラール・ピケの名前があり、ここからの4人は全員プレミアリーグのCBです。4位に選ばれたのは、スパーズのトビー・アルデルヴァイレルト。2017-18シーズンはハムストリングを痛め、プレミアリーグ出場14試合に留まったベルギー代表のベテランCBは、新シーズンは既に15試合に先発しています。フェルトンゲンやダヴィンソン・サンチェスの不在を忘れさせるプレイを続けるCBの特筆すべき数字は、ロングフィードの本数です。90分あたりの成功数8.3は今季プレミアリーグNo.1。ファイナルサードに124本を届けており、サイドアタックや中央突破が決まらないときの打開策として機能しています。

3位に指名されたのは、チェルシーの最終ラインを統率するダヴィド・ルイスです。コンテ監督の3バックで中心選手として活躍したものの、4バックでは軽い守備が不安という声もあったCBですが、サッリ戦術を見事に消化してリュディガーとともにブルーズの守備を支えています。ロングフィード103本はリーグ3位、ファイナルサードに通したボールはアルデルヴァイレルトを上回る139本。序盤戦を盛り上げたサッリのポゼッションサッカーは、彼の好配球や迫力ある攻め上がりを抜きには語れません。

2位に入ったのは、マンチェスター・シティのアイメリク・ラポルテ。1月にアスレティック・ビルバオから加わったばかりの24歳は、2018-19シーズンはオタメンディをベンチに追いやりレギュラーをキープしています。プレミアリーグにおけるパスの総数1561本は、チェルシーのジョルジーニョを抑えてTOP。90分あたりのパス成功数84本はジョルジーニョに次ぐ数字です。ペップの信頼は絶大で、今季のスタメン選びは「ラポルテの相棒を誰にするか」になっています。ワールドカップではディディエ・デシャンに選ばれなかったCBは、いずれポジションを確保するのではないでしょうか。

ここまで読めば、「Squawka」の記者が激賞する1位の顔が浮かんできます。リヴァプールの守備を劇的に変えたヴィルジル・ファン・ダイク。セインツから移籍した際にレッズが支払った7500万ポンドは、現在もDFとしてはプレミアリーグ史上最高額です。アンフィールドに降臨して以来、2216本のパスを通したオランダ代表を超えるのは、2262本のグラニト・ジャカのみ。デュエルと空中戦で無類の強さを発揮している屈強なCBは、出場したプレミアリーグ17試合のうち9試合でパス成功率90%以上を記録しています。

クリス・スミス記者は「ヨーロッパで最もオールラウンドなCBであるという議論が加速しており、多くの人が彼の弱点を突き止めるのに苦労している。彼が欧州で最高の”ball-playing defender”であることを否定するのは難しいだろう」と手離しで称賛。獰猛なオーバーラップが脅威のクリバリの順位が低すぎるランキングという感はあるものの、ファン・ダイクが欧州トップクラスであるという評価に異議を唱える人は少ないでしょう。「ボール扱いに長けたCB」というテーマが斬新でおもしろかったので、紹介させていただきました。ビッグ6のゲームを観戦する際には、CBのテクニックやパスのクオリティに注目してみるのも楽しいのではないでしょうか。

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“興味深いデータ満載!現地メディアの「ボール扱いに長けたCBランキング」がおもしろい!” への4件のフィードバック

  1. ペップの街 より:

    面白い記事の紹介ありがとうございます。
    Centreと綴るのはイギリスっぽいですね。
    足元の巧みさではラポルト、ストーンズも相応の技術がありますが、ディフェンスの位置どりやタックルの深さや強度ではまだだですね。
    ファンダイクは先日のボレーシュートやオランダ代表でのゴールなど、cfの域を超えてます。リヴァプールのスカウトは凄いですね。

  2. 一介のグーナー より:

    去年のデータかもしれませんが、欧州のCBの縦パスの割合を縦軸、全パス成功率の割合を横軸にしたデータを見たとこがあります。ストーンズや、クリバリ、ファンダイクが縦パスの割合も全体のパス成功率も高い右上のグループに属してましたね。
    縦パスの割合が最も多いのがクリバリで、次に多いのがファンダイクで両者ともに成功率は高い水準だったので、この二人がトップ2だと思います。

  3. アイク より:

    面白いです。特にボール扱いに長けたCBのいるチームがプレミアの上位を占めている点は偶然では無さそうに思えます。
    あ、今のプレミアではCBがもたつくとハイプレスに食われるんでしょうか?!
    相手の攻撃を止めた後CBがどこまで出来るかによって展開が全く違いますね。

    逆に、足もと下手でも相手の攻撃を止める、凌ぐ技術に特化したCBランキングも見てみたいです。笑

  4. ゆゆ より:

    更新お疲れさまです。
    クリバリ、ガナーズこないかなぁ、、

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