700万ポンドのサプライズ!パスワークの質が上がったグエンドゥジを指揮官が絶賛!
昨年の夏にロリアンからやってきたセントラルMFは、まだ19歳で、多くのプレミアリーグファンが先行投資と理解していました。中盤の目玉は、サンプドリアでセリエA71試合出場のルーカス・トレイラであり、リーグアン8試合のフランス人はジャカやラムジー、エルネニーに何かあれば出てくる選手と目されていたのでした。
エメリ監督が就任してから16ヵ月が経った今、新たに獲得した選手たちの記録を見ると、プレミアリーグで最も出番が多いのはグエンドゥジです。昨季はプレミアリーグ33試合出場でルーカス・トレイラの34に次ぐ2番手でしたが、新シーズンの4戦連続スターターでウルグアイ代表に並び、先発27試合は3歳年上のMFを2つ上回っています。
8月からのアーセナルを観た方は、グエンドゥジのクオリティが格段に上がっているのに気づいたのではないでしょうか。最大の変化は、オフ・ザ・ボールの際の判断スピードが上がったこと。豊富な運動量に加えて、ボールをもらえる位置を素早く探し当てることができるようになり、最終ラインがパスの出しどころを失うシーンを減らしてくれています。
プレミアリーグ4節までのスタッツを見ると、パス本数238本はチームNo.1で、MFとしてはポグバ、ハリー・ウィンクス、ライトナー、ジョルジーニョに次ぐリーグ5位に食い込んでいます。インターセプト9回もガナーズ1位&MF5位。シーズンを通じて30回だった昨季は、ルーカス・トレイラやジャカのほうが上でしたが、2019-20シーズンは彼らを超えるでしょう。エメリ監督はグエンドゥジの成長を称賛し、ジョー・ウィロック、エミール・スミス・ロウ、リース・ネルソンら若手にとっていい手本になると語っています。
「若手の育成において、マテオは非常にいい事例だ。昨年、フランスのリーグ・ドゥにいたロリアンから来たときは、適応についていくつかの疑問があった。彼は若かったが、野心と早く適応したいという願望、そしてクオリティをより高めたいという気持ちがあり、それらは私たちにとって非常にいいことだった」
食事改善や体質の強化が功を奏し、パフォーマンスのレベルが明確に上がったと振り返る指揮官は、グエンドゥジを軸としたチームづくりにシフトしています。ニコラ・ペペやオーバメヤンに通す速い縦パスが増えれば、アーセナルの速攻はより脅威になるでしょう。1年前、開幕から5試合連続で19歳をスタメン起用したエメリ監督は、ウィロックやネルソンにも同様の機会を与え、来季以降の主力になることを期待しているようです。
育てながら、勝つ。ブリティッシュ・コアがうまくいかなかったノースロンドンのクラブは、若いタレントとワールドクラスが融合した魅力的なスカッドを仕上げられるでしょうか。強い意志を持った指揮官の起用法と、若手のパフォーマンスの両方に注目していきたいと思います。(マテオ・グエンドゥジ 写真著作者 Chensiyuan)
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もはや、今季の私のアイドルです(笑)
ダービーの後半における神出鬼没ぶりは、ヴィエラを思い出させるものでしたし、オーバメヤンへの浮き球ドンピシャは鳥肌ものでした。
あとは、縦への展開が備われば文句なしですね。
オーバメヤンやペペを、走らせた状態で渡せる受けるが出来る意志疎通を構築してほしいものです。
エメリ監督は、その日のベストだろうと判断した選手を分け隔てなく使う監督なので、ウィロックやスミスロウも頑張ってほしいですね。
新加入のティアニーも楽しみです。
エミリーさんの言う通りアーセナルのアイドル的要素は高いと
失礼途中で投稿してしまいました。
エミリーさんの言う通り今シーズンのグーナーにとってのアイドル的要素はとても高いですよね(笑)
縦へのキーパスがもっと通さればの意見ごもっともで更なる成長に期待です!
なんだかセスクが若くして中核を担った事を思い出して感慨深いです。