エデン・アザール去りし後、序列は変わるか?プレミアリーグのドリブル成功数ランキング!
ツカミの話が長引きました。本題は、こちらのランキングです。プレミアリーグで、1試合あたりのドリブル成功数が最も多い選手は?と聞かれたら、誰を思い浮かべるでしょうか。ここ数年の常連は、エデン・アザール、ウィルフリード・ザハ、アダマ・トラオレの3人でした。アザールが絶不調だった2015-16シーズンはザハが1位。翌シーズンは1試合平均5本の大台に乗せたアダマ・トラオレがザハを押さえ、アザールは3位に留まっています。
2017-18シーズンと昨季は、アザールとザハのワンツー。王者だったアダマ・トラオレは、ミドルズブラの降格によって2017-18シーズンをチャンピオンシップで過ごし、ウルヴス移籍後はスーパーサブにまわったために数字が落ちてしまいました。アザール去りし後、ドリブラーの序列は変わったのでしょうか。「whoscored」より、2019-20シーズンの「1試合あたりのドリブル成功数ランキング」を紹介しましょう。
プレミアリーグ12節終了時点でTOPに立っているのは、やっぱりウィルフリード・ザハです。4.6回は、2位にランクインしているアダマ・トラオレの3.6回を大きく引き離しており、このまま突っ走るのではないかと思われます。夏にアーセナルへの移籍が取り沙汰された稀代のドリブラーは、一連の騒動がプレイに影響を与えたと認めておりますが、ここまでまさかのノーゴールながらもスピードとテクニックは健在。古巣のマンチェスター・ユナイテッドに復帰するなどといったゴシップが出始めていますが、冬のマーケットで振り回されなければ、4シーズンぶりに1位に返り咲くのではないでしょうか。
9月にレギュラーポジションを獲得したアダマ・トラオレも、DFを強引に抜き去る重戦車のようなドリブルでサポーターを沸かせています。2017-18シーズンの3位はスターリングでしたが、今季は期待のニューフェイスがアダマ・トラオレと同等の数字を残しています。ニューカッスルの左サイドに君臨するアラン・サン=マクシマン。私は、彼を紹介したいがために、この稿を書き始めたのかもしれません。16歳でサンテティエンヌからトップリーグデビュー。ハノーファー96、バスティア、モナコと渡り、昨シーズンのニースで34試合6ゴールという数字を残したドリブラーは、まだ22歳です。
緩急、繊細なタッチ、タイミング。ハードマークを身上とするプレミアリーグのDFたちも慎重にならざるをえず、勢いに乗せたら止まらなくなります。8試合出場でゴールゼロアシストゼロではありますが、得意の左45度からのコントロールショットが炸裂するようになれば、ニューカッスルの得点力は自ずと上がるでしょう。4位はノリッジのブエンディア、5位はアーセナルのニコラ・ペペ。6位にTOP10では唯一のDFシーマス・コールマンが入っており、セインツのブファル、ヴィラのマッギン、ボーンマスのジョシュア・キングと続いています。
好きな選手はといわれれば、エリクセンやダヴィド・シルヴァなど、クレバーなプレーメイカーの名前を挙げてしまうのですが、アダマ・トラオレやザハの名前がスタメンにあれば、試合を観ておこうかという気分が高まります。得点王争いの行方と同時に、ドリブラーたちのスタッツも追いかけていきたいと思います。まだ観ていないかたは、サン=マクシマンをぜひ。(ウィルフリード・ザハ 写真著作者/@cfcunofficial (Chelsea Debs) London))
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サン=マクシマンいいですよねぇ
ニース時代も、リーグアンのドリブル成功数ランキングで常にネイマールに次ぎ2位でしたから、プレミアでもキャラクターを出せてますね
あのドレッドヘアを振り乱しながらDFを切り裂くドリブルはニューカッスルファンでなくてもワクワクしてしまいます
自分はトラオレの豪快なドリブルが大好きです!こういう選手がいるとボールが回った時にワクワクしていいですよね。
サン=マクシマン、開幕節から違いを見せてましたね。
シュートが入れば間違いなくワールドクラスの突破力です。
たまたま見た試合だけかもしれませんが、意外とプレスバックしっかりしていた印象でした。
うちのペペ然り、今年はウインガーの得点力がイマイチなのは戦術のトレンドなのかスランプなのか・・・
プレミアのドリブラーなら、コバチッチを推したいですね。
彼がいるだけである意味中盤をすっ飛ばせるのは驚異的です。
アダマトラオレはあのプレースタイルで10年間バルサのカンテラで育成された選手だからな。