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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

走行距離、タックル数…「スカイスポーツ」が発表したプレミアリーグのシブすぎるベスト11!

よくまあ、いろいろな企画を思いつきますね…。「スカイスポーツ」が、プレミアリーグ2019-20シーズンのスタッツをベースにした記事を連発しています。おとといUPしたのは、「走行距離で選んだベストイレブン」。GKは、90分あたりで5.6kmも動くティム・クルルです。最低水準のGKよりも2kmも多く走るノリッジの守護神は、PKストッパーとしても高いクオリティをキープしており、FAカップ5回戦のトッテナム戦でパロットとジェドソン・フェルナンデスのキックをセーブしてヒーローになっています。

最終ラインの中央は、シェフィールド・ユナイテッドの両脇にいるベイシャムとオコネルが当然の独占。サイドからするすると上がり、中央にクロスをフィードする「オーバーラッピングCB」ならではの選出です。右SBはセインツではよく走ったセドリク・ソアレス、左は上下のカバー範囲が広いブライトンのダン・バーン。中盤は、1試合あたり12.4kmでプレミアリーグTOPのハマーズMFフォルナレス、12.0kmで2位に食い込んだボーンマスのビリング、11.9kmで3位に入ったブライトンのパスカル・グロスです。僅差で4位のロドリと、5位のデル・アリは惜しくも選外。前線の3人は、見るからによく走る面々で、マフレズ、フィルミーノ、ジェイ・ロドリゲスなら納得でしょう。

走るフットボールをコンセプトとしたチームの翌日は、「タックル数で選んだベストイレブン」というゴリゴリのスカッドを発表しています。タックルの絶対数でTOP5を並べると、1位がレスターSBリカルド・ペレイラ(119回!)、2位はマンチェスター・ユナイテッドからワン=ビサカ(99回)、3位にウェストハムのデクラン・ライス(87回)、4位はエヴァートンのシディベ(78回)。5位は1差でウルヴスのアウトサイド、ホニー・カストロが続きます。

「スカイスポーツ」は、こちらも90分あたりで換算しています。TOPはレスターの大黒柱エンディディで4.3回。2位シディベ、3位リカルド・ペレイラ、4位ワン=ビサカと入れ替わっっており、5位にはスパーズのセルジュ・オーリエが顔を出しています。ベストイレブンのGKは、ボックスから飛び出して3回チャレンジしたヴィラのトム・ヒートン。最終ラインにはシディベ、ファビアン・シェア(ニューカッスル)、ウィリー・ボリ(ウルヴス)、ホニー・カストロが並び、中盤にはエンディディ、デクラン・ライス、サウサンプトンのオリオル・ロメウといったやっかいな顔ぶれが名を連ねています。

最前線は、「シブい!」のひとこと。エヴァートンのリシャルリソンはいいとして、レスターのアヨゼ・ペレスとシェフィールド・ユナイテッドのマックゴールドリック(プレミアリーグノーゴール…!)は、今回のような無謀なテーマ設定じゃなければお呼びがかからないでしょう。ちなみに、「プレミアリーグ公式サイト」でクラブ別のタックル数ランキングを見ると、レスター、セインツ、ハマーズ、エヴァートン、ウルヴスという順になっています。最下位のボーンマスは、インターセプト数ではTOP。タックル15位、インターセプト18位のリヴァプールは、ファイナルサードにおけるポゼッションの機会を194回も制するというNo.1の記録を持っており、それぞれのチームカラーが如実にスタッツに現れています。

タックル数3位のエンディディは、インターセプト数でも61回で2位にランクイン。負傷で6試合を失いながら、このポジションは驚異的です。エンディディがいれば15勝3分5敗とマンチェスター・シティを凌ぐ勝率を誇るレスターは、アンカー不在の6試合は1勝2分3敗。「今季プレミアリーグで最高のセントラルMFは?」「マンチェスター・ユナイテッドに来てほしいMFは?」という質問に対しては、同じ名前を挙げたくなるわけです。さて、本日の「スカイスポーツ」は、どんなベストイレブンを繰り出してくるのでしょうか。その発想はなかった!と脱帽させられるテーマを繰り出してきたら、さっそく紹介させていただきます。


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