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過熱するオーバメヤンの去就論争。アーセナルは売るべきか、止めるべきか⁉

母国ガボンのサッカー連盟会長ピエール・アラン・モウンエンギ氏は、「アーセナルを離れるべき」と勧め、「スカイスポーツ」のポール・マーソン氏は、ノースロンドンに留まったほうがいいと主張しています。バルセロナとレアル・マドリードが狙っているといわれるピエール・エメリク・オーバメヤン。プレミアリーグ75試合49ゴールという出色の数字を残している稀代のストライカーは、30歳になってもなお、衰える気配はありません。

今季プレミアリーグで28試合40ゴールと得点力不足に悩むアーセナルは、ガボンのトップの挑発に対して、どんな打ち手を講じるのでしょうか。「アーセナルに野心がないとはいわないが、ヨーロッパのいくつかのビッグクラブほどではない」。チャンピオンズリーグ出場権獲得とが難しくなっているクラブは、いずれもリスキーな3択を迫られています。

高額のサラリーを用意して説得するか、1年後にフリーで手離すのを覚悟して残すか、売却で得た資金で次世代を担うタレントを獲りにいくか。サラリーがUPしてからパフォーマンスが落ちたエジル、移籍金ゼロで泣く泣く手離すことになったラムジー、マンチェスター・ユナイテッドに去ったアレクシス・サンチェス&ファン・ペルシらの苦い記憶が脳裏をよぎります。

以前に、「大丈夫ですか?アルテタ監督…オーバメヤンの穴を埋めるのがいかに大変かをデータで検証!」と題した記事を書かせていただいたのですが、この頃は「ガナーズのゴールシーンの45%に関与していた絶対的エースを売りさばくという選択肢はないだろう」と考えていました。1年後に、フリーで出て行かれるという結末になったとしても、2020-21シーズンはプレミアリーグのTOP4奪還のキーマンとして残すべしと思っていたのです。

しかし、その後のコロナウイルス蔓延によるプレミアリーグ無期限停止と、経営が苦しくなりつつあるクラブの状況を受けて、考え方が変わりつつあります。「ご本人が、高すぎるサラリーを要求せずに快く残ってくれるのならOKだが、それなりの移籍金が手に入るなら手離してもいいのではないか?」。チャーリー・ニコラスさんは、「1億ポンドもらえるなら売ってもいい」とおっしゃってましたが、レアル・マドリードやバルサが5000万ポンド以上を出すというなら応じる手もあるのではないかと思います。アルテタ監督が、エンケティアやマルティネッリ、ニコラ・ペペ、サカらの伸びしろを信じられるという条件付きではありますが…。

それなりの移籍金を取れるオーバメヤンと、高額サラリーがネックになっているエジルを放出し、中盤に運動量を加えて若手の成長に賭ける…。プレミアリーグで8戦連続無敗とチームを立て直しかけていたアルテタ監督は、アザールを見送るところからトップリーグでのキャリアを始めたフランク・ランパードの後を追えるでしょうか。ファーストチームに24歳以下が12人もいるアーセナルの新たな船出は、エースと一緒でもエース抜きでも、不安でもあり楽しみでもあります。絶対条件はひとつだけ。「売り先はマンチェスター・ユナイテッド以外」です。いずれにしても、スペインの強豪たちの動きに注目しましょう。


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