「BBC」が選出した「これまでの年間最優秀選手」は、リヴァプールの独走を支えたあの選手!
プレミアリーグの再開は可能か?と議論が白熱するこのタイミングで、「BBC」がひと足早く年間最優秀選手とマネージャーを発表しました。「BBC Sport’s awards day」は、ジャーナリストの投票によってさまざまカテゴリーにおけるNo.1を決める企画です。プレミアリーグ2019-20シーズンのMVPを明らかにする前に、ベスト11を紹介しましょう。GKは、唯一セーブ率を80%台に乗せたアリソン・ベッカー。最終ラインは、トレント・アレクサンダー=アーノルド、ファン・ダイク、ロバートソンとリヴァプールが3つの椅子をゲットし、オランダ代表キャプテンとコンビを組むのはレスターのチャグラル・ソユンチュです。
中盤の3人は、17アシストのデブライネ、パスワークが冴えるヘンダーソン、マンチェスター・ユナイテッドを変えたブルーノ・フェルナンデス。前線は右にサラー、左はマネ、トップにアグエロという顔ぶれです。得点王争いでワンツーのジェイミー・ヴァーディー&オーバメヤン、ヴィラの中盤を仕切ったグリーリッシュ、レスター躍進の立役者エンディディ、マンチェスター・ユナイテッドの最終ラインを支えたマグワイアらを推したくなるテーマですが、リヴァプールの完成度とマン・シティのクオリティがまっすぐ得票につながったようです。
多くのファンのテンションをMAXにした「サプライズパッケージ」は、1試合あたりのドリブル成功数5.2回とぶっちぎりのTOPだったアダマ・トラオレ。マグワイアの穴を埋めたソユンチュは得票率12%、ノリッジの点取り屋テーモ・プッキとシェフィールド・ユナイテッドの中盤を活性化したランドストラムは11%で、28%を集めた重戦車に及びませんでした。最も印象的なゲームに投票する「モーメント・オブ・ザ・イヤー」は、シーズンの流れを決定づけた「リヴァプール3-1マン・シティ」かと思いきや、多くのプレミアリーグファンを唖然とさせた「ワトフォード3-0リヴァプール」のほうでした。今でも思うのですが、無敗の首位と19位のゲームは、何であんなことになっちゃったんですかね!?
素晴らしい補強を称える「サイニング・オブ・ザ・シーズン」に選ばれたのは、マンチェスター・ユナイテッドからのローン移籍でセーブ率75.8%と結果を出したシェフィールド・ユナイテッドの守護神ディーン・ヘンダーソン。25%のGKと僅差の22%で敗れたダニー・イングスは、プレミアリーグ15ゴールと孤軍奮闘だったのですが、14位に沈むセインツがTOP10に入っていれば上に立っていたかもしれません。冬の移籍ながら19%を集めたブルーノ・フェルナンデスは、再開後のプレミアリーグにおける活躍によっては別なアワードで名前が挙がるのではないでしょうか。
「ゴール・オブ・ザ・シーズン」は、12月に行われたバーンリー戦のソン・フンミン。これだけ聞いてもピンとこない方も、自陣ボックスからの単独ドリブルでGKと1対1になったマラドーナ的スーパーゴールといえば、思い出していただけるのではないでしょうか。次点となったのは、9月のニューカッスル戦のモー・サラー。フィルミーノをポストに使い、左に流れながらGKの脇を抜いた一撃は、28%のスパーズのアタッカーに5%差に迫る美しいフィニッシュでした。
さて、残るは3つ。ヤングプレーヤー、マネージャー、MVPです。今回の投票で最も2位に大差をつけたのは、シーズン開始時に23歳以下だった選手を推すヤングプレーヤー部門を制したトレント・アレクサンダー・アーノルドで、2位ラシュフォードの10%が霞んでしまう47%を占めました。最も高い得票率を記録したのは、55%の最優秀監督ユルゲン・クロップ。25%を集めたシェフィールド・ユナイテッドのクリス・ワイルダー監督も、圧倒的な2位でした。若手はともかく、監督の1位・2位に異論をはさむ人はほとんどいないのではないでしょうか。
さて、いよいよMVPです。3位は14%のデブライネ、2位は17%でサディオ・マネ。23%で1位となったのはファン・ダイク…ではなくジョーダン・ヘンダーソンでした!ゴール、アシスト、パス、インターセプト、タックル、デュエル、空中戦といった主要のスタッツで15位に入っていないプレーヤーの選出は意外でしたが、ジャーナリストのみなさんは、キャプテン抜きで敗れたワトフォード戦で価値を思い知ったのでしょうか。MVPについては、いろいろ意見はありそうですが、独走だった最強チームのキャプテンが素晴らしいシーズンを過ごしたのは間違いありません。以上、「BBC」のプレミアリーグアワードを紹介しました。あらためて振り返ると、再開後の結果がどうなろうと、「レッズな1年」だったということですね。この企画が、再開決定の前夜祭となることを祈っております。
中盤の3人は、17アシストのデブライネ、パスワークが冴えるヘンダーソン、マンチェスター・ユナイテッドを変えたブルーノ・フェルナンデス。前線は右にサラー、左はマネ、トップにアグエロという顔ぶれです。得点王争いでワンツーのジェイミー・ヴァーディー&オーバメヤン、ヴィラの中盤を仕切ったグリーリッシュ、レスター躍進の立役者エンディディ、マンチェスター・ユナイテッドの最終ラインを支えたマグワイアらを推したくなるテーマですが、リヴァプールの完成度とマン・シティのクオリティがまっすぐ得票につながったようです。
多くのファンのテンションをMAXにした「サプライズパッケージ」は、1試合あたりのドリブル成功数5.2回とぶっちぎりのTOPだったアダマ・トラオレ。マグワイアの穴を埋めたソユンチュは得票率12%、ノリッジの点取り屋テーモ・プッキとシェフィールド・ユナイテッドの中盤を活性化したランドストラムは11%で、28%を集めた重戦車に及びませんでした。最も印象的なゲームに投票する「モーメント・オブ・ザ・イヤー」は、シーズンの流れを決定づけた「リヴァプール3-1マン・シティ」かと思いきや、多くのプレミアリーグファンを唖然とさせた「ワトフォード3-0リヴァプール」のほうでした。今でも思うのですが、無敗の首位と19位のゲームは、何であんなことになっちゃったんですかね!?
素晴らしい補強を称える「サイニング・オブ・ザ・シーズン」に選ばれたのは、マンチェスター・ユナイテッドからのローン移籍でセーブ率75.8%と結果を出したシェフィールド・ユナイテッドの守護神ディーン・ヘンダーソン。25%のGKと僅差の22%で敗れたダニー・イングスは、プレミアリーグ15ゴールと孤軍奮闘だったのですが、14位に沈むセインツがTOP10に入っていれば上に立っていたかもしれません。冬の移籍ながら19%を集めたブルーノ・フェルナンデスは、再開後のプレミアリーグにおける活躍によっては別なアワードで名前が挙がるのではないでしょうか。
「ゴール・オブ・ザ・シーズン」は、12月に行われたバーンリー戦のソン・フンミン。これだけ聞いてもピンとこない方も、自陣ボックスからの単独ドリブルでGKと1対1になったマラドーナ的スーパーゴールといえば、思い出していただけるのではないでしょうか。次点となったのは、9月のニューカッスル戦のモー・サラー。フィルミーノをポストに使い、左に流れながらGKの脇を抜いた一撃は、28%のスパーズのアタッカーに5%差に迫る美しいフィニッシュでした。
さて、残るは3つ。ヤングプレーヤー、マネージャー、MVPです。今回の投票で最も2位に大差をつけたのは、シーズン開始時に23歳以下だった選手を推すヤングプレーヤー部門を制したトレント・アレクサンダー・アーノルドで、2位ラシュフォードの10%が霞んでしまう47%を占めました。最も高い得票率を記録したのは、55%の最優秀監督ユルゲン・クロップ。25%を集めたシェフィールド・ユナイテッドのクリス・ワイルダー監督も、圧倒的な2位でした。若手はともかく、監督の1位・2位に異論をはさむ人はほとんどいないのではないでしょうか。
さて、いよいよMVPです。3位は14%のデブライネ、2位は17%でサディオ・マネ。23%で1位となったのはファン・ダイク…ではなくジョーダン・ヘンダーソンでした!ゴール、アシスト、パス、インターセプト、タックル、デュエル、空中戦といった主要のスタッツで15位に入っていないプレーヤーの選出は意外でしたが、ジャーナリストのみなさんは、キャプテン抜きで敗れたワトフォード戦で価値を思い知ったのでしょうか。MVPについては、いろいろ意見はありそうですが、独走だった最強チームのキャプテンが素晴らしいシーズンを過ごしたのは間違いありません。以上、「BBC」のプレミアリーグアワードを紹介しました。あらためて振り返ると、再開後の結果がどうなろうと、「レッズな1年」だったということですね。この企画が、再開決定の前夜祭となることを祈っております。
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更新ご苦労様です。
ヘンダーソンMVPは嬉しい限り。かつてチームから戦力外と言われた選手が不屈の闘志でレギュラーを奪取し、その後ジェラードの後を引き継ぎキャプテンと、、、派手な選手ではないですが、レッズにはなくてはならない存在。この先も応援します。