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3人の獲得候補が急浮上…チェルシーの最重要ターゲットはウインガー!?

ウィリアンが退団し、契約延長が決まっていないペドロ・ロドリゲスの去就も不透明。フランク・ランパード監督の最重要ターゲットは、プレミアリーグ経験が豊富なベテランが抜けるウイングのようです。このポジションのファーストチョイスは、ドルトムントのジェイドン・サンチョですが、移籍金1億2000万ポンド(約160億円)は、とても払える額ではありません。チェルシーの補強に関する直近の記事をチェックしてみると、お手頃価格でゲットできそうなテクニシャンの話が増えています。

「メトロ」「ザ・サン」が報じているターゲットは、ポルトのメキシコ代表FWヘスス・コロナ。プリメイラリーガで24試合2ゴールと聞くと、もの足りなく感じられますが、公式戦41試合2ゴール17アシストなら、素晴らしいチャンスメーカーであることが伝わるのではないでしょうか。ポルトでは、右サイドのMFとして起用されることが多いのですが、左から中央に斬り込むドリブルも迫力があり、右SBやウイングもこなすユーティリティーの高い選手です。

メリハリが効いたスプリントが魅力のウィリアンに対して、ヘスス・コロナの持ち味はフェイントのバリエーションが多彩なドリブルです。ツィエクを右サイドに配する際は、後ろでサポートする役割をまかせるのもいいでしょう。代理人のマティアス・ブンゲ氏は、プレミアリーグ4位のクラブと既に交渉していると明言。「オプションのA、B、Cのどれかはいえない。今はまだ、噂レベルのだ。前進するには、リーグの再開を待たないといけない。その後、次の動きを見るべきだろう」と語っています。

ポルトのドリブラー獲得を狙うチェルシーは、ラ・リーガの若手にも注目しているようです。ビジャレアルで活躍するサムエル・チュクウェゼは21歳。2017年の夏にビジャレアルに加わったナイジェリア代表は、翌シーズンの開幕からレギュラーポジションを獲得し、公式戦47試合10ゴール4アシストという数字を残しています。今季は途中出場が多く、30試合4ゴール4アシストという不本意なスタッツに留まっていますが、スピードに長けたレフティが本格化するのはこれからでしょう。

チュクウェゼの移籍金は4500万ポンド(約60億円)といわれていたのですが、6000万ポンド超といわれていたリヨンのムサ・デンベレが4500万まで下がったと報じられるなかで、3000万~3500万ポンドに落ち着く可能性があります。出費を抑えたいチェルシーは、ヘスス・コロナとチュクウェゼが望む価格にならなければ、ブレントフォードのアルジェリア代表FWサイード・ベンラーマにスイッチするかもしれません。チャンピオンシップ34試合10ゴール8アシストのドリブラーは、2000万ポンド前後で妥結できるのではないでしょうか。ランパード監督のチョイスはいかに。続報に注目しましょう。(ヘスス・コロナ 写真著作者/Елена Рыбакова)


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