2020.11.02 プレミアリーグ観戦記2020-21プレミアリーグ観戦記
【Tottenham×Brighton】ガレス・ベイルの復帰後初ゴールで、トッテナムがホーム初勝利!

7節の相手はブライトン。モウリーニョ監督が選んだ前線と中盤は現在のベストメンバーです。GKロリス、DFドハーティー、アルデルヴァイレルト、エリック・ダイアー、レギロン、MFシソコ、ホイビュルク、エンドンベレ、FWラメラ、ハリー・ケイン、ソン・フンミン。キックオフから3分、ソン・フンミンが左サイドのラメラを走らせるロングフィードを通すと、ファーに入ったグラウンダーはハリー・ケインの前でダン・バーンがブロックします。6分に左サイドに出たのはソン・フンミン。ボックス左コーナーでパスを受けたレギロンの左足シュートは、今季プレミアリーグ初出場のGKロベルト・サンチェスが上に弾き出しました。
11分、左サイドからソン・フンミンがクロスを上げると、クリアを空振りしたビスマが2度めを高く蹴り上げます。ヘッドで前に出そうとしたアダム・ララナがハリー・ケインに乗り上げ、ホイッスル。VARの映像は、ボックスに残っていた10番の足を映し出しており、レフェリーはPKスポットを指差しています。エースの今季プレミアリーグ6ゴールめは、GKの逆を突いて右に蹴った文句なしのペナルティ。リードしたスパーズは、無理なチャージをせず、セーフティーに戦っています。
21分、ハーフライン付近でウェブスターのパスをインターセプトしたソン・フンミンが、左からドリブルでゴールに迫り、得意のコントロールショット。右足で巻いたボールはうまくドライブがかからず、ファーポストの外を抜けていきました。ボールを持たされている青いシャツは、ハリー・ケインとソン・フンミンが仕掛ける速攻を警戒しながらの戦いを続けています。30分に左サイドを突いた波状攻撃は、ことごとくアルデルヴァイレルトにカットされ、シュートを打てずに終わりました。
40分にソリー・マーチが左から浮かしたFKは、ララナの前でシソコがクリア。1分後のショートコーナーは、クロスに競り勝ったバーンのヘッドが右に流れ、こぼれ球を追ったフェルトマンはロリスに先着されました。前半終了間際にボックス右脇から狙ったラメラのFKはバーの上。1-0で折り返したスパーズは、後半頭から追加点を奪いにいっています。49分、ハリー・ケインがゴール前に浮かしたFKをソン・フンミンがトラップ。フェルトマンと接触した7番が倒れ、左からドリブルで仕掛けたエースもビスマの足に引っかかりますが、どちらのプレイにも笛は間りませんでした。

ラメラが右からカットインしたのは68分。左足で放ったミドルが右のポストにヒットすると、フェルトマンのクリアが枠にいってしまいますが、ロベルト・サンチェスが外に押し出して事なきを得ます。70分にラメラが下がり、ガレス・ベイルが登場。直後の右からのCKをベイルがヘッドで流すと、ファーに走り込んだハリー・ケインがゴール前1メートルから打ったワントラップボレーは、ポストに阻まれてしまいます。73分、アルデルヴァイレルトの素晴らしいサイドチェンジがレギロンへ。SBが切り返しから右足で浮かすと、レアル・マドリードでチームメイトだったガレス・ベイルが強烈なヘッドでネットを揺らしました。
出戻りのレフティは、プレミアリーグ復帰後初ゴール。再度リードしたモウリーニョ監督は、もう1枚カードを使えます。83分、クロスに飛び出したロリスがこぼすも、途中出場のウェルベックは触れず。1分後、スパーズの指揮官はソン・フンミンに代えてベン・デイヴィスを送り出します。88分、スリップしたベルナルドから奪ったロ・チェルソが、ベイルとワンツーをかわして左足を振り抜きますが、ボールは左のポストの外を抜けていきました。6分の追加タイムをやり過ごしたスパーズは、今季プレミアリーグでホーム初勝利です。
前半は50%を超えていたスパーズのポゼッションは、終わってみれば43%。PKで先制した後、速攻狙いで相手を呼び込んだのか、気持ちが守りに入ってしまったのか。同点にされてから、シュートをポストに2回当てたチームは、2度のリードの後に追加点を狙いにいっていれば、もっとラクに勝てたのではないでしょうか。苦しい試合でしたが、ホイビュルク、レギロン、ガレス・ベイルら新戦力獲得が間違っていなかったと確信した勝利でもありました。次節の相手はWBA、インターナショナルマッチウィーク明けはマンチェスター・シティ。ペップVSモウリーニョという注目のゲームで、ベイル無双を見てみたいのですが、果たして…!
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