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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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【Arsenal×Leeds】前線が連動、エース躍動!怒涛の4発で快勝アーセナル、次節のマン・シティ戦に期待!

ウルヴスとアストン・ヴィラに連敗したアーセナルは、6位ウェストハムとの差が8ポイントに広がっています。来季の欧州へのチケットを死守したければ、これ以上勝ち点を落とすわけにはいきません。プレミアリーグ24節の相手は、マルセロ・ビエルサ率いるリーズ・ユナイテッド。アルテタ監督は、左サイドにセドリクを配し、ウーデゴーアを先発で起用しています。GKレノ、DFベジェリン、ダヴィド・ルイス、ガブリエウ・マガリャンイス、セドリク・ソアレス。センターはダニ・セバージョスとジャカ、2列めはサカ、スミス・ロウ、ウーデゴーア、最前線に今季プレミアリーグ5ゴールのオーバメヤンです。

開始1分で、サカ、セドリク・ソアレス、ウーデゴーア、ダニ・セバージョスが次々とシュートを連打。いずれも枠にはいかなかったものの、アーセナルの前線は気合充分です。4分、左にいたオーバメヤンが中央に転がすと、ボックス手前まで走り込んできたベジェリンの左足シュートは、高く浮いてしまいました。10分を過ぎても、ガナーズがスピーディーなアタックを続行。12分のリーズの反撃は、左サイドを突破したアリオスキのクロスがニアのバンフォードに合いますが、窮屈だったヘッドはレノの正面に飛んでしまいました。

13分、ガブリエウの縦パスをスミス・ロウがジャカに預けると、左サイドでパスを受けたオーバメヤンがカットイン。ニアを狙ったシュートがメリエの手を弾いてネットを揺らし、アーセナルが幸先よく先制しました。19分、ダラスが中央に入れたボールをハフィーニャがヒールで流すと、クリヒのミドルはクロスバー越え。26分、ロングフィードをボックス右に持ち込んだハフィーニャが、逆サイドのジャック・ハリソンにラストパスを通しますが、左足のシュートはレノの正面にいってしまいました。

28分にダヴィド・ルイスがドリブルで上がり、サカとのパス交換でボックス右を突破すると、折り返しをダイレクトで叩いたオーバメヤンのボレーは、エイリングが足に当ててCKに逃れました。33分、ウーデゴーアのパスを受けたサカが強引にドリブル突破。アリオスキを抜いた後、クーパーに寄せられて転倒しますが、PKのジャッジはVARによって覆されました。39分、クーパーのバックパスをトラップしたメリエがサカにフェイントを読まれ、奪われた瞬間に足を蹴ってしまい、今度はPK。オーバメヤンが左隅に蹴り込み、アーセナルが追加点を奪いました。

さらに44分、右にいたサカが3人を引きずって中央に流れ、左のオーバメヤンに渡すと、クロスがベジェリンに通り、頭で折り返したボールがウーデゴーアへ。落としをもらったダニ・セバージョスの股抜きパスが秀逸で、ボックス右でフリーになったベジェリンがニアポストの脇を射抜きました。3-0で後半に入ったアーセナルは、後半開始早々の47分に4点めをゲットします。

サカのドリブルシュートをブロックされた後、奪い返したセドリクがスミス・ロウにつなぐと、右足のアウトにかけた超絶クロスをファーのオーバメヤンがダイビングヘッド!エースのハットトリックで勝負ありかと思いきや、今季プレミアリーグ5位の38ゴールを決めているチームが、猛攻でゲームをおもしろくします。49分のハフィーニャのミドルは、レノが左に飛んでセーブ。58分のCKをパスカル・ストライクがヘッドで叩き込み、ビハインドを3点に戻しました。

アルテタ監督は、62分にスミス・ロウを下げてウィリアンを投入。リーズの2点めが決まったのは、69分でした。ハフィーニャのスルーパスでベジェリンの裏を取ったタイラー・ロバーツと、ニアでグラウンダーを叩いたエルデル・コスタは、いずれも奇才ビエルサがハーフタイムに投入した選手です。76分、ベジェリンの斜めのパスをボックスの右コーナーで受けたジャカは、迷わず脇にいたオーバメヤンにフィニッシュを託します。右足のボレーはポストにヒット。リバウンドを拾ったサカがベジェリンに渡し、空いていたウーデゴーアにパスが通ると、左足のミドルはDFにヒットしてCKです。

78分、ウーデゴーアに代わってエルネニー。今日のリーズにとって、残り10分で2点は実現可能なミッションに見えたのですが、ガナーズ守備陣は決定機を創られながらもシュートを許しませんでした。87分のセドリクのミドルは、メリエがセーブ。アルテタ監督は、89分にダニ・セバージョスをホールディングに代え、3バックで逃げ切りを図ります。6分の追加タイムにドラマはなし。ガナーズが4-2で撃ち合いを制し、リーズをかわしてTOP10に復帰しました。

鋭いカットインと的確なポジショニングで結果を出したオーバメヤン、キレキレのドリブルでマーカーを翻弄し続けたサカ、シンプルなさばきと美しいラストパスが光ったスミス・ロウ、アグレッシブにゴールを狙ったベジェリン。アーセナルの攻撃陣は、今季プレミアリーグでベストといえるパフォーマンスでした。何度もボックスに侵入してチャンスメイクしたダニ・セバージョスと、豊富な運動量で中盤を仕切ったジャカもよかったのではないでしょうか。直接ゴールに絡まなかったウーデゴーアもフィット感を高めており、残り14試合で出番を増やせるでしょう。

4位リヴァプールから10位アーセナルまで、6ポイント差の大激戦。上位との直接対決に勝てれば、CL出場権に手が届く可能性があります。次節の相手は、マンチェスター・シティ。2-0で快勝した7月のウェンブリーを思い出し、ポジティブなイメージをもって大事な一戦に臨んでいただければと思います。ゴールに向かうプレイが増えたオーバメヤンに、確変突入を期待しましょう。素晴らしい!


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“【Arsenal×Leeds】前線が連動、エース躍動!怒涛の4発で快勝アーセナル、次節のマン・シティ戦に期待!” への1件のコメント

  1. グナです より:

    せっかく調子よく勝ったところで、最強の風格を取り戻したシティと対戦するのはなかなかタイミングが悪いですね。。。。

    なんて弱気になってはいけませんね。
    パーティーもラカゼットもぺぺもティアニーも出さずに勝てたこの試合、今までに無くアーセナルというチームに厚みがある状態だと思います。
    シティにだってノーチャンスではない!!………かも・・

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