2021.04.11 プレミアリーグ観戦記プレミアリーグ観戦記2020-21
【MAN.CITY×Leeds】シュート数29対2…しかし勝ったのは2本とも決めたアウェイチーム!
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GKエデルソン、DFジョアン・カンセロ、ジョン・ストーンズ、ナタン・アケ、バンジャマン・メンディ、MFフェルナンジーニョ、ベルナルド・シウヴァ、ジンチェンコ、FWフェラン・トーレス、ガブリエウ・ジェズス、スターリング。ハムストリングを痛めて離脱していたナタン・アケは、3ヵ月半ぶりのプレミアリーグです。3分もしないうちにポゼッションを取ったマンチェスター・シティは、普段とは違うメンバーの特徴を確かめ合うような足元へのパスが目立っています。
15分、ボックス右でスルーパスを受けたタイラー・ロバーツがグラウンダーを入れると、中でフリーだったパトリック・バンフォードは空振り。19分にフェルナンジーニョの縦パスで左から上がったスターリングは、ジョレンテをかわして打ったシュートがGKメリエの正面です。21分のCKは、フェラン・トーレスとガブリエウ・ジェズスの連打がいずれも渋滞に引っかかりました。今季プレミアリーグで48失点と守備に難があるリーズですが、一方的に攻められながらも、フリーで打たれるシーンはありません。
バンジャマン・メンディが敵の深い位置で奪った27分のチャンスは、スターリングのラストパスが味方に通らず。31分、バイタルエリアに侵入したジョン・ストーンズが右から上がったフェルナンジーニョにスルーパスを通すと、ニアに転がったグラウンダーはGKメリエが足でクリアしました。34分にジンチェンコが左からFKを蹴ると、飛び出したフェラン・トーレスのヘッドはクロスバー越え。38分にフェルナンジーニョがドリブルで2人をかわし、走り込んだスターリングに優しいラストパスを転がしますが、タッチした瞬間にミスとわかるシュートで終わりました。
42分、クーパーからのロングフィードを左サイドのエルデル・コスタがキープ。近くにいたバンフォードがパスを受け、ダラスに落とすと、右足で放ったスーパーショットがニアポストの内側を叩いて枠に飛び込みました。0‐1となった直後、スターリングの膝を蹴ってしまったクーパーにイエローカード。ウインガーが治療を受けている間に行われたオンフィールドレビューで、アンドレ・マリナーさんのカードの色は赤に変わります。ビエルサ監督は、パスカル・ストライクに代役をまかせ、今季プレミアリーグ14ゴールのバンフォードを削りました。
後半に入ると、マン・シティの布陣が変わっています。CBはジョン・ストーンズとフェルナンジーニョ、左SBにナタン・アケ。バンジャマン・メンディがウイングに上がり、スターリングは右にいます。47分にジョン・ストーンズがドリブルで突進してファールをもらうと、ジンチェンコのFKは壁にヒット。11対10となった残り時間の興味は、「プレミアリーグ首位チームがいつ追いつくか」に絞られています。バンフォードを見るという役割から解放されたジョン・ストーンズが何度もドリブルで中央突破を図り、53分にジンチェンコが左足で狙った強烈な一撃は、メリアが左に飛ぶビッグセーブで阻みました。
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76分、フェルナンジーニョの速い縦パスがベルナルド・シウヴァに入り、横に流したボールをフェラン・トーレスがダイレクトで叩くと、スリップしたメリエの指先を抜けたボールがネットに突き刺さりました。勢いに乗るかと思われたマン・シティは、もう1点という気持ちが強まり、強引なプレイが増えてしまった感があります。85分、自陣からのパスでハフィーニャが右から独走。1対1になったサイドアタッカーは、エデルソンを抜こうとしてカットされてしまいました。
マン・シティが攻め込んでいた91分、メリエのスローからアリオスキ、エルデル・コスタ、アリオスキと左でつながり、鋭い縦パスでダラスがジョン・ストーンズの裏を突きました。CBは並走するのが精一杯。フリーでエデルソンと対峙したダラスが股間を抜き、ついに勝負が決します。29本のシュートを浴びせたチームは、相手の読みを外すようなプレイが少なく、冷静に守らせてしまったのも敗因のひとつでしょう。
プレミアリーグ2020-21シーズンの優勝争いがおもしろくなった…?いや、マン・ユナイテッドが連勝して残り6試合で8ポイント差になったとしても、「Xデーが後ろにずれた」だけです。(イラン・メリエ/写真著作者/Supporterhéninois スチュワート・ダラス/写真著作者/Jrppezza)
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まあ、しかし、たった2本のシュートが決まって・・・しかしリーズは鍛えられた良いチームでビエルサの指示に忠実によく守りました。そのうちに守備のリズムも出てきて。CLでこんなことが起きないことを祈るばかりです。