2021.04.25 プレミアリーグ観戦記プレミアリーグ観戦記2020-21
【Liverpool×Newcastle】またも最終盤に激痛の失点…決定機を逃したリヴァプール、2試合連続ドロー!
ウェストハムとチェルシーに2ポイント差の6位。チャンピオンズリーグで敗退したリヴァプールは、プレミアリーグのTOP4フィニッシュが至上命題です。アンフィールドで戦う33節の相手は、ニューカッスル。クロップ監督はフォーメーションを変え、先行逃げ切りを目論んでいます。GKアリソン、DFアーノルド、ファビーニョ、カバク、ロバートソン、中盤は2センターでワイナルドゥムとチアゴ・アルカンタラ、2列めにサラー、フィルミーノ、マネ、最前線にジョッタが入る4-2-3-1です。
キックオフから押していたリヴァプールが、3分にあっさり先制。マネのクロスをクラークが頭に当てると、ボックス右でキープしたのはモー・サラーです。振り向きざまの左足シュートがニアに決まり、今季プレミアリーグのゴールは20になりました。1-0となってもニューカッスルは全員が自陣に引いており、ポゼッションはレッズ。プレミアリーグで屈指のドリブラー、サン=マクシマンも、ハーフラインの手前からゴール前に持ち込むのは難しそうです。
13分にアーノルドがアーリークロスを入れると、GKドゥブラフカの前でタッチしたマネがオフサイド。20分、シェルヴィの浮き球でラインの裏に抜けたのは、右から斜めに走り込んだロングスタッフでした。ボックス左から放った決定的な一撃は、アリソンが左に反応してぎりぎりで触るビッグセーブ。ピンチをしのいだレッズは攻勢に転じ、22分にはサラーの落としをジョッタがボックス手前から狙いますが、ボールはクロスバーを越えていきました。
ジョッタが打てるようになってきた26分、サン=マクシマンが中央から上がったカウンターは、ジョエリントンがアルミロンと重なってうまく運べず、クリアをアリソンがキャッチ。29分にクラークがボックス内でタッチミスを犯し、奪ったサラーがマネにつないだチャンスは、10番がシュートをCBにぶつけてしまい、フォローしたジョッタは左に外しました。
36分、左サイドでロバートソンがボール奪取し、フィルミーノの絶妙な浮き球でサラーがドゥブラフカと1対1になりますが、工夫がなかったフィニッシュはGKがブロック。2分後、ジョッタが右のフィルミーノに預け、斜めに走って縦パスをもらうと、右足のシュートは腰がまわらずドゥブラフカに止められました。さらに40分、フィルミーノが縦に滑らせたスルーパスでサラーが抜け出し、中央にラストパスを転がすと、マネは完全にフリー。ドリブルでGKを抜こうとした10番は読まれてしまい、キャッチされた瞬間、天を仰ぎました。
サラーが右のアーノルドに展開した43分の決定機は、アーリークロスを叩いたマネのボレーが右にアウト。前半終了間際にロバートソンが入れた鋭いクロスも、ニアに走り込んだマネがヘディングをコントロールできずに終わりました。4-0でもおかしくなかった試合は、1-0で後半スタート。48分、サラーの斜めのパスを受けたフィルミーノが振り向きざまに放った左足シュートは、GKの正面です。
51分、ボックス右に入ったボールをジョエリントンが追いますが、アリソンが素晴らしいスプリントで先着してクリア。両者ともにラインの裏を取られるシーンが多く、どちらが勝つかわからない展開が続いています。57分、アーノルドのアーリークロスのクリアがゴール右に浮くと、フィルミーノのボレーはドゥブラフカが右に反応してビッグセーブ。クロップ監督はジョッタを下げ、ミルナー投入で4-3-3にスイッチしました。次のゴールが、勝負を決めるターニングポイントとなりそうです。
64分、敵陣で奪ったロバートソンがドリブルで上がり、左足で打ったミドルは惜しくもファーポストの外。73分にバックパスを拾ったマネが右のサラーにダイレクトパスを送ると、ニアを狙った左足のシュートはポストの脇を抜けていきました。2分後、CKのクリアをチアゴが右に浮かしてアーノルドに打たせると、右足のダイレクトショットは左に切れていきました。77分、チアゴが下がってカーティス・ジョーンズ。レッズが2点めを狙い、ニューカッスルがワンチャンスに賭ける展開は変わりません。
81分、CKのクリアをキープしたミルナーが左隅を狙うも、ドゥブラフカが読み切っていたかのように右に体を伸ばしてキャッチ。最終盤にクロスが集まったウィロックは、ヘディングを枠にコントロールできません。レッズがこのまま勝つかと思われた93分、サン=マクシマンの縦パスで抜け出したカラム・ウィルソンがアリソンと1対1となり、GKが弾いたボールを体に当てて左足で押し込みますが、ジャッジはハンドでゴール取り消し。しかし95分、左からのクロスをドワイト・ゲイルが頭で落とすと、ウィロックのシュートがファビーニョに当たって枠に飛び込みました。
シュート数22、オンターゲット9で1ゴールのみ。リヴァプールが激痛の勝ち点ロストで終わった理由を数字で表現するとこうなります。マネとサラーが前半の決定機を逃したツケを、最後に支払う格好となってしまいました。前節のリーズ戦は87分、この日は追加タイム。ミニョレがゴールマウスにいた頃の「レッズあるある」を再現するようなドロー連発。次節のマンチェスター・ユナイテッド戦に敗れれば、TOP4フィニッシュは厳しくなります。
後半戦は6勝2分6敗と苦しんでいるチームは、12戦連続無敗の2位を倒すことができるでしょうか。「フィニッシュまでの道筋は悪くなかった」「速攻は機能していた」と気持ちを切り替え、ヨーロッパリーグを戦った直後のチームを運動量で上回るしかありません。オールド・トラフォードで行われる大事な試合に注目しましょう。ヴィルジル・ファン・ダイクがいてくれれば…。
キックオフから押していたリヴァプールが、3分にあっさり先制。マネのクロスをクラークが頭に当てると、ボックス右でキープしたのはモー・サラーです。振り向きざまの左足シュートがニアに決まり、今季プレミアリーグのゴールは20になりました。1-0となってもニューカッスルは全員が自陣に引いており、ポゼッションはレッズ。プレミアリーグで屈指のドリブラー、サン=マクシマンも、ハーフラインの手前からゴール前に持ち込むのは難しそうです。
13分にアーノルドがアーリークロスを入れると、GKドゥブラフカの前でタッチしたマネがオフサイド。20分、シェルヴィの浮き球でラインの裏に抜けたのは、右から斜めに走り込んだロングスタッフでした。ボックス左から放った決定的な一撃は、アリソンが左に反応してぎりぎりで触るビッグセーブ。ピンチをしのいだレッズは攻勢に転じ、22分にはサラーの落としをジョッタがボックス手前から狙いますが、ボールはクロスバーを越えていきました。
ジョッタが打てるようになってきた26分、サン=マクシマンが中央から上がったカウンターは、ジョエリントンがアルミロンと重なってうまく運べず、クリアをアリソンがキャッチ。29分にクラークがボックス内でタッチミスを犯し、奪ったサラーがマネにつないだチャンスは、10番がシュートをCBにぶつけてしまい、フォローしたジョッタは左に外しました。
36分、左サイドでロバートソンがボール奪取し、フィルミーノの絶妙な浮き球でサラーがドゥブラフカと1対1になりますが、工夫がなかったフィニッシュはGKがブロック。2分後、ジョッタが右のフィルミーノに預け、斜めに走って縦パスをもらうと、右足のシュートは腰がまわらずドゥブラフカに止められました。さらに40分、フィルミーノが縦に滑らせたスルーパスでサラーが抜け出し、中央にラストパスを転がすと、マネは完全にフリー。ドリブルでGKを抜こうとした10番は読まれてしまい、キャッチされた瞬間、天を仰ぎました。
サラーが右のアーノルドに展開した43分の決定機は、アーリークロスを叩いたマネのボレーが右にアウト。前半終了間際にロバートソンが入れた鋭いクロスも、ニアに走り込んだマネがヘディングをコントロールできずに終わりました。4-0でもおかしくなかった試合は、1-0で後半スタート。48分、サラーの斜めのパスを受けたフィルミーノが振り向きざまに放った左足シュートは、GKの正面です。
51分、ボックス右に入ったボールをジョエリントンが追いますが、アリソンが素晴らしいスプリントで先着してクリア。両者ともにラインの裏を取られるシーンが多く、どちらが勝つかわからない展開が続いています。57分、アーノルドのアーリークロスのクリアがゴール右に浮くと、フィルミーノのボレーはドゥブラフカが右に反応してビッグセーブ。クロップ監督はジョッタを下げ、ミルナー投入で4-3-3にスイッチしました。次のゴールが、勝負を決めるターニングポイントとなりそうです。
64分、敵陣で奪ったロバートソンがドリブルで上がり、左足で打ったミドルは惜しくもファーポストの外。73分にバックパスを拾ったマネが右のサラーにダイレクトパスを送ると、ニアを狙った左足のシュートはポストの脇を抜けていきました。2分後、CKのクリアをチアゴが右に浮かしてアーノルドに打たせると、右足のダイレクトショットは左に切れていきました。77分、チアゴが下がってカーティス・ジョーンズ。レッズが2点めを狙い、ニューカッスルがワンチャンスに賭ける展開は変わりません。
81分、CKのクリアをキープしたミルナーが左隅を狙うも、ドゥブラフカが読み切っていたかのように右に体を伸ばしてキャッチ。最終盤にクロスが集まったウィロックは、ヘディングを枠にコントロールできません。レッズがこのまま勝つかと思われた93分、サン=マクシマンの縦パスで抜け出したカラム・ウィルソンがアリソンと1対1となり、GKが弾いたボールを体に当てて左足で押し込みますが、ジャッジはハンドでゴール取り消し。しかし95分、左からのクロスをドワイト・ゲイルが頭で落とすと、ウィロックのシュートがファビーニョに当たって枠に飛び込みました。
シュート数22、オンターゲット9で1ゴールのみ。リヴァプールが激痛の勝ち点ロストで終わった理由を数字で表現するとこうなります。マネとサラーが前半の決定機を逃したツケを、最後に支払う格好となってしまいました。前節のリーズ戦は87分、この日は追加タイム。ミニョレがゴールマウスにいた頃の「レッズあるある」を再現するようなドロー連発。次節のマンチェスター・ユナイテッド戦に敗れれば、TOP4フィニッシュは厳しくなります。
後半戦は6勝2分6敗と苦しんでいるチームは、12戦連続無敗の2位を倒すことができるでしょうか。「フィニッシュまでの道筋は悪くなかった」「速攻は機能していた」と気持ちを切り替え、ヨーロッパリーグを戦った直後のチームを運動量で上回るしかありません。オールド・トラフォードで行われる大事な試合に注目しましょう。ヴィルジル・ファン・ダイクがいてくれれば…。
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