2021.05.17 プレミアリーグ観戦記プレミアリーグ観戦記2020-21
【WBA×Liverpool】ラストプレーで勝負を決めたのはアリソン、プロキャリア9年めの初ゴール!
WBA、バーンリー、クリスタル・パレスに3連勝なら、おそらくTOP4フィニッシュ。直近のプレミアリーグ7試合を5勝2分と復調したリヴァプールは、最後まで勝ち切ることができるでしょうか。36節のWBA戦のメンバーリストには、ディオゴ・ジョッタの姿がありません。マンチェスター・ユナイテッド戦で負傷したドリブラーは、ひと足早くシーズンを終えてしまったようです。
GKアリソン、DFアーノルド、リース・ウィリアムズ、ナット・フィリップス、ロバートソン、MFカーティス・ジョーンズ、ファビーニョ、チアゴ・アルカンタラ。FWサラー、フィルミーノ、マネ。開始3分、2本めのCKの二次攻撃は、クロスに競り勝ったナット・フィリップスのヘッドが浮いてしまいました。6分のCKも、47番のヘッドが左にアウト。前線からのプレスで奪い、ショートカウンターを仕掛けたいレッズは、囲い込んだシーンでファールを連発しています。15分に先制したのは、プレミアリーグ19位のホームチームでした。
自陣での競り合いをものにできなかったレッズは、マテウス・ペレイラのスルーパスでロブソン=カヌにラインの裏を取られてしまいます。アリソンと1対1になったベテランストライカーが、今季プレミアリーグ初ゴールをゴールの左に流し込みました。24分、チアゴのダイレクトパスでファビーニョがボックス右を突破し、ニアに入ったマネがグラウンダーをフリーで叩くと、ボールは右のポストぎりぎりを抜けていきました。26分のアーノルドのFKは、壁を越えられずにCKです。
32分、ボックスの右手前でキープしたアーノルドは、外にまわったファビーニョに出さずに左足で狙いますが、うまくミートせずにクロスバー越え。1分後、マネの強いパスをフィルミーノがトラップできず、奪ったWBAが反撃開始かと思いきや、マット・フィリップスが後ろに戻したボールをマネがつま先で突きました。転がってきたボールを迷いなく叩いたサラーのダイレクトショットはパーフェクト!ボールは左のサイドネットに突き刺さり、追いついたレッズは34分にも決定機をつかみます。
マネのヒールキックがバートリーに当たってフィルミーノの前にこぼれると、右足のシュートはクロスバーにヒット。36分に守備の連携ミスからロブソン=カヌに裏を取られたピンチは、アーノルドが戻って足に当てて事なきをえました。42分、チアゴのパスを受けて中央に入ったマネのコントロールショットは、バートリーが頭に当ててCK。前半は1-1のイーブンで終わりました。クロップ監督から指示があったのだと思われますが、後半のリヴァプールは左からのアタックが増えています。
49分にサラーのクロスをスライディングで押し込んだマネは、オフサイドに気づいていました。攻め続けるリヴァプール。57分にカーティス・ジョーンズの縦パスで最終ラインを突破したサラーは、GKサム・ジョンストンと向き合って放った左足シュートをキャッチされてしまいました。59分にカーティス・ジョンズが下がり、シャキリがピッチに入った時点でシュート数は17本。67分の速攻は左のマネが打ち切れず、直後にフィルミーノが左から放ったミドルはDFに当たってしまいました。
71分のCKでアジャイが競り勝ち、こぼれ球をバートリーが押し込んだシーンは、アジャイが頭で触った際のファールを取られてゴール取り消し。76分、チアゴのサイドチェンジを受けたロバートソンが早めに入れたグラウンダーは、マネの前に走り込んだアジャイがカットしました。78分にこの日3度めの裏抜けを決めたロブソン=カヌは、フィニッシュをアリソンにブロックされてしまいます。ファン・ダイクがいないエリアを崩されているのを見ると、マージ―サイドダービーのピッチサイドを歩いて引き上げてきたCBの姿が脳裏をよぎります。
79分、チアゴのコントロールショットは惜しくも右にアウト。83分に右からカットインしたアーノルドは、ボックス内で切り返しを入れて放った左足シュートがバーを越えてしまいました。残り6分でリース・ウィリアムズが下がり、ワイナルドゥム。87分にチアゴのミドルがタウンゼントに当たってニアを襲いますが、サム・ジョンストンが冷静に弾き出しました。残り1分、サラーの落としをフリーで叩いたワイナルドゥムの一撃は、惜しくも右にアウト。1年前のチームは、こういう試合を勝ち切っていたのに…と思いながら、ラストプレーになるであろうCKを蹴ろうとするアーノルドを眺めていました。
今季プレミアリーグ6アシストのSBのキックが、ニアの選手にピタリと合ったのは94分18秒。その1秒後、近くにいたモー・サラーが転倒していたヒーローに抱きつきました。アリソン・ベッカー、プロキャリア9年めの初ゴール!頭を振ってファーのサイドネットに送り込んだ一撃に、名手サム・ジョンストンは1歩も動けませんでした。ドローで終わっていれば、自力優勝の可能性を失っていたチームが劇的な決勝ゴールでTOP4に近づきました。
ポゼッション77%、シュート26本。マネ、フィルミーノ、アーノルド、チアゴ、ワイナルドゥムが決定的なシュートを枠に収めていれば、完勝で終わっていたはずです。プライド以外に戦う理由がなかったチームと、相手チームではなくプレッシャーと戦っていたチームは、予想外のスコアで最後のシーンを迎えていました。とてつもなく大きな勝ち点3。殊勲の守護神は、眠れない夜を過ごすのではないでしょうか。
37節はチェルシーVSレスターの翌日となる水曜日、敵地でバーンリー。次こそは、フィルミーノとマネに決めてもらいましょう。2021-22シーズンもチャンピオンズリーグで見たいチームに、鮮やかな逆転劇を期待しています。朝まで少し寝たいのですが…エヴァートンVSシェフィールド・ユナイテッドを観ながら気を鎮めましょう。え!先制は最下位…!?
GKアリソン、DFアーノルド、リース・ウィリアムズ、ナット・フィリップス、ロバートソン、MFカーティス・ジョーンズ、ファビーニョ、チアゴ・アルカンタラ。FWサラー、フィルミーノ、マネ。開始3分、2本めのCKの二次攻撃は、クロスに競り勝ったナット・フィリップスのヘッドが浮いてしまいました。6分のCKも、47番のヘッドが左にアウト。前線からのプレスで奪い、ショートカウンターを仕掛けたいレッズは、囲い込んだシーンでファールを連発しています。15分に先制したのは、プレミアリーグ19位のホームチームでした。
自陣での競り合いをものにできなかったレッズは、マテウス・ペレイラのスルーパスでロブソン=カヌにラインの裏を取られてしまいます。アリソンと1対1になったベテランストライカーが、今季プレミアリーグ初ゴールをゴールの左に流し込みました。24分、チアゴのダイレクトパスでファビーニョがボックス右を突破し、ニアに入ったマネがグラウンダーをフリーで叩くと、ボールは右のポストぎりぎりを抜けていきました。26分のアーノルドのFKは、壁を越えられずにCKです。
32分、ボックスの右手前でキープしたアーノルドは、外にまわったファビーニョに出さずに左足で狙いますが、うまくミートせずにクロスバー越え。1分後、マネの強いパスをフィルミーノがトラップできず、奪ったWBAが反撃開始かと思いきや、マット・フィリップスが後ろに戻したボールをマネがつま先で突きました。転がってきたボールを迷いなく叩いたサラーのダイレクトショットはパーフェクト!ボールは左のサイドネットに突き刺さり、追いついたレッズは34分にも決定機をつかみます。
マネのヒールキックがバートリーに当たってフィルミーノの前にこぼれると、右足のシュートはクロスバーにヒット。36分に守備の連携ミスからロブソン=カヌに裏を取られたピンチは、アーノルドが戻って足に当てて事なきをえました。42分、チアゴのパスを受けて中央に入ったマネのコントロールショットは、バートリーが頭に当ててCK。前半は1-1のイーブンで終わりました。クロップ監督から指示があったのだと思われますが、後半のリヴァプールは左からのアタックが増えています。
49分にサラーのクロスをスライディングで押し込んだマネは、オフサイドに気づいていました。攻め続けるリヴァプール。57分にカーティス・ジョーンズの縦パスで最終ラインを突破したサラーは、GKサム・ジョンストンと向き合って放った左足シュートをキャッチされてしまいました。59分にカーティス・ジョンズが下がり、シャキリがピッチに入った時点でシュート数は17本。67分の速攻は左のマネが打ち切れず、直後にフィルミーノが左から放ったミドルはDFに当たってしまいました。
71分のCKでアジャイが競り勝ち、こぼれ球をバートリーが押し込んだシーンは、アジャイが頭で触った際のファールを取られてゴール取り消し。76分、チアゴのサイドチェンジを受けたロバートソンが早めに入れたグラウンダーは、マネの前に走り込んだアジャイがカットしました。78分にこの日3度めの裏抜けを決めたロブソン=カヌは、フィニッシュをアリソンにブロックされてしまいます。ファン・ダイクがいないエリアを崩されているのを見ると、マージ―サイドダービーのピッチサイドを歩いて引き上げてきたCBの姿が脳裏をよぎります。
79分、チアゴのコントロールショットは惜しくも右にアウト。83分に右からカットインしたアーノルドは、ボックス内で切り返しを入れて放った左足シュートがバーを越えてしまいました。残り6分でリース・ウィリアムズが下がり、ワイナルドゥム。87分にチアゴのミドルがタウンゼントに当たってニアを襲いますが、サム・ジョンストンが冷静に弾き出しました。残り1分、サラーの落としをフリーで叩いたワイナルドゥムの一撃は、惜しくも右にアウト。1年前のチームは、こういう試合を勝ち切っていたのに…と思いながら、ラストプレーになるであろうCKを蹴ろうとするアーノルドを眺めていました。
今季プレミアリーグ6アシストのSBのキックが、ニアの選手にピタリと合ったのは94分18秒。その1秒後、近くにいたモー・サラーが転倒していたヒーローに抱きつきました。アリソン・ベッカー、プロキャリア9年めの初ゴール!頭を振ってファーのサイドネットに送り込んだ一撃に、名手サム・ジョンストンは1歩も動けませんでした。ドローで終わっていれば、自力優勝の可能性を失っていたチームが劇的な決勝ゴールでTOP4に近づきました。
ポゼッション77%、シュート26本。マネ、フィルミーノ、アーノルド、チアゴ、ワイナルドゥムが決定的なシュートを枠に収めていれば、完勝で終わっていたはずです。プライド以外に戦う理由がなかったチームと、相手チームではなくプレッシャーと戦っていたチームは、予想外のスコアで最後のシーンを迎えていました。とてつもなく大きな勝ち点3。殊勲の守護神は、眠れない夜を過ごすのではないでしょうか。
37節はチェルシーVSレスターの翌日となる水曜日、敵地でバーンリー。次こそは、フィルミーノとマネに決めてもらいましょう。2021-22シーズンもチャンピオンズリーグで見たいチームに、鮮やかな逆転劇を期待しています。朝まで少し寝たいのですが…エヴァートンVSシェフィールド・ユナイテッドを観ながら気を鎮めましょう。え!先制は最下位…!?
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最後の一瞬までは今シーズンのツキの無さを象徴するような試合でしたが、まさかまさかのアリソン弾‼️これで全くわからなくなりましたね。レッズはとにかく勝つしか無いのですが最終節がパレス戦ですから、難敵ですね。
講師ご苦労様です。
正直CKの時点では諦めかけてました。まさかあんな結末を迎えるとは、、、昨シーズンのヴィラ戦やクロップ就任初年度のカナリーズ相手に劇的な逆転劇を思い出しました。気が抜けませんが、ジョタ不在なので次節こそボビーにマネにしっかり決めてもらいましょう。いやぁー痺れました。