2021.05.20 プレミアリーグ観戦記プレミアリーグ観戦記2020-21
【Crystal Palace×Arsenal】追加タイムに連発!何とか勝ち切ったアーセナル、決戦は最終節!
プレミアリーグ37節のクリスタル・パレス戦を制し、トッテナムとウェストハムのいずれかが敗戦。アーセナルが来季の欧州へのチケット奪取に望みをつなぐためには、非常に厳しい条件をクリアしなければなりません。アウェイで戦うロンドンダービー。前節のチェルシー戦で3バックをチョイスしたアルテタ監督は、戦い慣れた4-2-3-1に戻しています。GKレノ、DFチャンバース、ホールディング、ガブリエウ・マガリャンイス、ティアニー。中盤センターにエルネニーとトーマス・パーティー、2列めはニコラ・ぺぺ、スミス・ロウ、サカ、最前線は今季プレミアリーグ10ゴールのオーバメヤンです。
左サイドにいるウィルフリード・ザハは、いつも通りBLMのポーズを拒否しています。キックオフから攻めているのは、ホームのクリスタル・パレス。3分に反撃に出たアーセナルは、ニコラ・ペペのパスを右で受けたスミス・ロウがグラウンダーを入れますが、中央にいたサカは足が合いませんでした。6分にドリブルで仕掛けたザハがボックス左から放ったシュートは、体を寄せたホールディングがブロック。左からのCKを逆サイドにいたマッカーシーが拾うと、クロスに競り勝ったケーヒルのヘッドは惜しくも左に外れました。
サイドアタックを繰り返すアーセナルは、クロスをカットされてチャンスを創れず。チャンバーズのサイドを狙うクリスタル・パレスも、ラストパスがずれるシーンが目立ちます。18分にタウンゼントがゴールラインまで抉り、折り返しにシュラップが走り込むと、フィニッシュに入る瞬間、トーマス・パーティーが足を出してカット。23分のCKで競り勝ったトムキンスのヘッドは、レノが右に飛んでキャッチしました。28分、エルネニーの浮き球から右サイドを突破したチャンバースがニアにクロスを入れると、オーバメヤンの前に左足を入れたウォードがぎりぎりでクリアしました。
30分、左から浮かしたタウンゼントのFKをベンテケが頭で合わせますが、ボールはクロスバーを越えてしまいました。32分、タウンゼントとのパス交換で右サイドを攻めたベンテケが頭でシュラップに預けると、左足の決定的なボレーはニアにダイブしたレノのビッグセーブに阻まれました。ガナーズの初めてのシュートは35分。サカとのコンビネーションでボックスの左脇に出たティアニーが中央に浮かすと、ニコラ・ペペの豪快な右足ボレーがネットを揺らしました。リードされたクリスタル・パレスが攻勢に転じ、執拗にクロスを入れるも、アウェイチームの最終ラインが冷静に弾き返しています。
シュートを打てる形を創れなかったガナーズがワンチャンスを活かし、ハーフタイムは0‐1。後半開始早々にタウンゼントのクロスがベンテケの頭に届くも、うまくコントロールできずに右に逸れていきました。ガナーズのアタックは単調で、アバウトなクロスをことごとく跳ね返されています。62分、左からFKを蹴ったのはタウンゼント。中央に上がったボールを処理しなければならなかったガブリエウは、転倒してしまいました。ベンテケのダイビングヘッドがレノの右手を弾いてネットに吸い込まれ、1-1。このまま終われば、ガナーズの7位以上は難しくなります。
流れを変えたいアルテタ監督は65分にサカを下げ、ウーデゴーアを投入しました。クリスタル・パレスが決定機を迎えたのは70分。右からのCKをクリアされ、右サイドで拾ったザハがシュラップとワンツーをかわして長いクロスを入れると、ホールディングがかぶってしまい、ベンテケがフリー。レノのコースの切り方が完璧で、左足のシュートを至近距離でセーブしましたが、勝たなければならないチームにとっては絶望的なシーンでした。78分の勝負の2枚代えは、ティアニーとトーマス・パーティーをジャカとマルティネッリです。
83分に左で得たクリスタル・パレスのCKは、ファーのトムキンスが頭で折り返したボールをアイェウがプッシュしますが、左に反応したレノががっちりキャッチ。直後にチャンバースが速いクロスを入れ、外から入ってきたオーバメヤンが右足のアウトで狙うも、ボールは枠に飛びません。ニコラ・ペペの一撃以外にオンターゲットがないガナーズ。90分を過ぎ、終わりかと思われたチームを救ったのは22歳と19歳でした。右からゴールに向かうボールを入れたのは、ウーデゴーア。ファーから入ってきたマルティネッリがトラップでGKグアイタをかわし、右足のつま先で押し込みました。
95分、スローインから右サイドでキープしたのはニコラ・ペペ。3人に囲まれたウインガーが奪われて終わるかと思いきや、巧みなタッチでボックスに入ると、ケーヒルをかわして左足を振り抜きました。左隅に飛んだボールにグアイタは触るのが精一杯で、1-3。この試合が始まったとき、1-2でリードを許していたトッテナムは、追いつけずに終わったようです。追加タイムの2発で苦しい試合を勝ち切ったアーセナルが、最終節に望みをつなぎました。
ハマーズは勝ち点62で7位以内がほぼ決まり、スパーズとエヴァートンが59、アーセナルは58。自らがブライトンに勝ち、上位2つがドロー以下という条件は一見厳しそうですが、レスターVSトッテナム、マンチェスター・シティVSエヴァートンなら期待してもいいでしょう。最後のゲームは、残り10分までに勝負を決めて、ライバルたちの動向を気にすることができる展開になるといいですね。オンターゲット3本で1-3…ニコラ・ペペ&マルティネッリ、素晴らしい!
左サイドにいるウィルフリード・ザハは、いつも通りBLMのポーズを拒否しています。キックオフから攻めているのは、ホームのクリスタル・パレス。3分に反撃に出たアーセナルは、ニコラ・ペペのパスを右で受けたスミス・ロウがグラウンダーを入れますが、中央にいたサカは足が合いませんでした。6分にドリブルで仕掛けたザハがボックス左から放ったシュートは、体を寄せたホールディングがブロック。左からのCKを逆サイドにいたマッカーシーが拾うと、クロスに競り勝ったケーヒルのヘッドは惜しくも左に外れました。
サイドアタックを繰り返すアーセナルは、クロスをカットされてチャンスを創れず。チャンバーズのサイドを狙うクリスタル・パレスも、ラストパスがずれるシーンが目立ちます。18分にタウンゼントがゴールラインまで抉り、折り返しにシュラップが走り込むと、フィニッシュに入る瞬間、トーマス・パーティーが足を出してカット。23分のCKで競り勝ったトムキンスのヘッドは、レノが右に飛んでキャッチしました。28分、エルネニーの浮き球から右サイドを突破したチャンバースがニアにクロスを入れると、オーバメヤンの前に左足を入れたウォードがぎりぎりでクリアしました。
30分、左から浮かしたタウンゼントのFKをベンテケが頭で合わせますが、ボールはクロスバーを越えてしまいました。32分、タウンゼントとのパス交換で右サイドを攻めたベンテケが頭でシュラップに預けると、左足の決定的なボレーはニアにダイブしたレノのビッグセーブに阻まれました。ガナーズの初めてのシュートは35分。サカとのコンビネーションでボックスの左脇に出たティアニーが中央に浮かすと、ニコラ・ペペの豪快な右足ボレーがネットを揺らしました。リードされたクリスタル・パレスが攻勢に転じ、執拗にクロスを入れるも、アウェイチームの最終ラインが冷静に弾き返しています。
シュートを打てる形を創れなかったガナーズがワンチャンスを活かし、ハーフタイムは0‐1。後半開始早々にタウンゼントのクロスがベンテケの頭に届くも、うまくコントロールできずに右に逸れていきました。ガナーズのアタックは単調で、アバウトなクロスをことごとく跳ね返されています。62分、左からFKを蹴ったのはタウンゼント。中央に上がったボールを処理しなければならなかったガブリエウは、転倒してしまいました。ベンテケのダイビングヘッドがレノの右手を弾いてネットに吸い込まれ、1-1。このまま終われば、ガナーズの7位以上は難しくなります。
流れを変えたいアルテタ監督は65分にサカを下げ、ウーデゴーアを投入しました。クリスタル・パレスが決定機を迎えたのは70分。右からのCKをクリアされ、右サイドで拾ったザハがシュラップとワンツーをかわして長いクロスを入れると、ホールディングがかぶってしまい、ベンテケがフリー。レノのコースの切り方が完璧で、左足のシュートを至近距離でセーブしましたが、勝たなければならないチームにとっては絶望的なシーンでした。78分の勝負の2枚代えは、ティアニーとトーマス・パーティーをジャカとマルティネッリです。
83分に左で得たクリスタル・パレスのCKは、ファーのトムキンスが頭で折り返したボールをアイェウがプッシュしますが、左に反応したレノががっちりキャッチ。直後にチャンバースが速いクロスを入れ、外から入ってきたオーバメヤンが右足のアウトで狙うも、ボールは枠に飛びません。ニコラ・ペペの一撃以外にオンターゲットがないガナーズ。90分を過ぎ、終わりかと思われたチームを救ったのは22歳と19歳でした。右からゴールに向かうボールを入れたのは、ウーデゴーア。ファーから入ってきたマルティネッリがトラップでGKグアイタをかわし、右足のつま先で押し込みました。
95分、スローインから右サイドでキープしたのはニコラ・ペペ。3人に囲まれたウインガーが奪われて終わるかと思いきや、巧みなタッチでボックスに入ると、ケーヒルをかわして左足を振り抜きました。左隅に飛んだボールにグアイタは触るのが精一杯で、1-3。この試合が始まったとき、1-2でリードを許していたトッテナムは、追いつけずに終わったようです。追加タイムの2発で苦しい試合を勝ち切ったアーセナルが、最終節に望みをつなぎました。
ハマーズは勝ち点62で7位以内がほぼ決まり、スパーズとエヴァートンが59、アーセナルは58。自らがブライトンに勝ち、上位2つがドロー以下という条件は一見厳しそうですが、レスターVSトッテナム、マンチェスター・シティVSエヴァートンなら期待してもいいでしょう。最後のゲームは、残り10分までに勝負を決めて、ライバルたちの動向を気にすることができる展開になるといいですね。オンターゲット3本で1-3…ニコラ・ペペ&マルティネッリ、素晴らしい!
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