2021.10.25 プレミアリーグ観戦記2021-22プレミアリーグ観戦記
【MAN.UTD×Liverpool】右を崩され、左がフリー…戦術なきスールシャール、屈辱の5発惨敗!
もう負けられないマンチェスター・ユナイテッドと、プレミアリーグで唯一無敗のリヴァプール。オールドトラフォードで開催される注目の一戦が、キックオフの時間を迎えました。スールシャール監督は、ポグバとジェイドン・サンチョをベンチに置き、クロップ監督はマネとマティプをスタメンから外しています。
さっそくホームチームから、メンバーを紹介しましょう。GKデ・ヘア、DFワン=ビサカ、リンデロフ、マグワイア、ルーク・ショー。中盤センターはマクトミネイとフレッジ、2列めはグリーンウッド、ブルーノ・フェルナンデス、ラシュフォード、ワントップにクリスティアーノ・ロナウドの4-2-3-1です。
対するリヴァプールは。イブラヒマ・コナテがプレミアリーグで2度めの先発です。GKアリソン、DFアーノルド、コナテ、ファン・ダイク、ロバートソン、MFヘンダーソン、ナビ・ケイタ、ミルナー、FWサラー、フィルミーノ、ジョッタ。開始4分、マン・ユナイテッドにいきなり決定機が到来します。フレッジの縦パスが左のロナウドに入ると、落としを受けたグリーンウッドが右に展開。フリーで走り込んだブルーノ・フェルナンデスのダイレクトショットは右に外れてしまいました。
リヴァプールの最初のチャンスは5分。フィルミーノの絶妙なパスでサラーが左から抜け出し、右にいたナビ・ケイタにラストパス。デ・ヘアの前に持ち込んだ8番が、右足インサイドで冷静に流し込みました。0-1となった直後、中央からドリブルで上がったナビ・ケイタからパスを受けたフィルミーノもフリー。ボックス左からの一撃は、デ・ヘアが左に反応してセーブしました。
10分に左からカットインしたラシュフォードのミドルは、左ポストすれすれ。めまぐるしく攻守が入れ替わる速攻の応酬は、レポーター泣かせです。13分、ロバートソンが中央に送ったボールをナビ・ケイタがキープし、ボックス右に優しいパス。長い距離をスプリントしてきたアーノルドが速いグラウンダーをファーに通すと、ジョッタがスライディングで押し込みました。
17分のホームチームのCKは、マグワイアが競ったボールをマクトミネイがトラップし、左足でボレーを放つもクロスバー越え。19分に右からカーブをかけたグリーンウッドのクロスをコナテがクリアすると、奪ったブルーノの落としを右足で蹴ったロナウドは枠にコントロールできません。22分のルーク・ショーのミドルは、右にアウト。足を痛めたミルナーは27分にリタイアとなり、カーティス・ジョーンズが呼ばれています。29分にグリーンウッドが右から狙った強烈なシュートは、アリソンが右に弾き出しました。
32分、バックパスミスをさらったサラーがデ・ヘアと1対1。角度が厳しかったエースは、GKにぶつけてしまいました。38分、フロントスリーが絡んだ中央突破から、サラーが左足でシュート。ブロックしたマグワイアはボールを見失い、ニアに入ったサラーへの対応が遅れました。こぼれ球を拾ったナビ・ケイタのグラウンダーを11番がタッチして0-3。今季プレミアリーグ8発めは、公式戦10試合連続ゴールです。
45分、右から仕掛けたグリーンウッドが斜めに出したラストパスがロナウドに通るも、アリソンが飛び出してフィニッシュをブロック。前半の追加タイム5分、ボックス左手前でフィルミーノがキープしたボールにロバートソンが駆け寄り、ジョッタを経由したボールが右で空いていたサラーに渡りました。ニアを狙ったキックが見事に決まり、0-4。悪夢の50分がようやく終わり、絶望的なギャップが残りました。
ハーフタイムにグリーンウッドが下がって、ポグバが登場。50分、ヘンダーソンがアウトにかけた絶妙なスルーパスがサラーに通り、デ・ヘアの脇を抜いたエースはハットトリック達成です。52分に右隅に突き刺したロナウドは、オフサイド。ナビ・ケイタを削ってしまったポグバに出たカードが、オンフィールドレビューでレッドに変わった瞬間、スタンドを後にするサポーターの姿が映し出されました。
ナビ・ケイタは担架で運ばれ、チェンバレンがピッチへ。スールシャール監督はブルーノとラシュフォードを下げ、カバーニとジオゴ・ダロトを投入しています。71分、アーノルドの強烈なミドルは、デ・ヘアが右手で上に弾くビッグセーブ。76分にフィルミーノと代わったマネは、ゴールを重ねられるでしょうか。自陣にこもるマン・ユナイテッド、ボールをまわすリヴァプール。83分のFKからカバーニのボレーがバーを叩いても、サポーターのテンションは上がりません。
ラスト30分をレッズがクルージングしてくれたため、何とか0-5で終えることができました。5失点は、すべて右サイドを崩されたものでした。元凶は、マグワイア。1点めはマクトミネイとともにフィルミーノをチェックしながら縦パスを通され、2点めはルーク・ショーと2人がかりにナビ・ケイタから奪おうとして外されました。3点めは判断が遅れてサラーにニアに入られ、4点めはフレッジとのペアで9番を追い込んだのに、フォローしたロバートソンにパスを許してしまいました。
逆サイドで数的優位を活かせず、ルーク・ショーが中に釣り出された裏で、ナビ・ケイタ、アーノルド、サラーがフリー。0-4になってから投入されたポグバは、冷静さを欠いていたのでしょう。ボールロストで5点めのきっかけになった後、たった10分でピッチを去ることになりました。彼我の差は、チームの完成度と戦術のクオリティの差。あまりにもショッキングな惨敗でした。
次節はスパーズ、その次はマンチェスターダービー、ワトフォード戦をはさんでチェルシー。厳しい4試合で3敗以上となれば、プレミアリーグ制覇どころかTOP4も厳しくなります。スールシャール監督は、打ちのめされたチームを立て直せるのでしょうか。個人力ではリーグトップクラスのチームに足りないのは攻守の連動性、つまり戦術。力量が不足しているのは、ピッチのなかではないことは明白です。
さっそくホームチームから、メンバーを紹介しましょう。GKデ・ヘア、DFワン=ビサカ、リンデロフ、マグワイア、ルーク・ショー。中盤センターはマクトミネイとフレッジ、2列めはグリーンウッド、ブルーノ・フェルナンデス、ラシュフォード、ワントップにクリスティアーノ・ロナウドの4-2-3-1です。
対するリヴァプールは。イブラヒマ・コナテがプレミアリーグで2度めの先発です。GKアリソン、DFアーノルド、コナテ、ファン・ダイク、ロバートソン、MFヘンダーソン、ナビ・ケイタ、ミルナー、FWサラー、フィルミーノ、ジョッタ。開始4分、マン・ユナイテッドにいきなり決定機が到来します。フレッジの縦パスが左のロナウドに入ると、落としを受けたグリーンウッドが右に展開。フリーで走り込んだブルーノ・フェルナンデスのダイレクトショットは右に外れてしまいました。
リヴァプールの最初のチャンスは5分。フィルミーノの絶妙なパスでサラーが左から抜け出し、右にいたナビ・ケイタにラストパス。デ・ヘアの前に持ち込んだ8番が、右足インサイドで冷静に流し込みました。0-1となった直後、中央からドリブルで上がったナビ・ケイタからパスを受けたフィルミーノもフリー。ボックス左からの一撃は、デ・ヘアが左に反応してセーブしました。
10分に左からカットインしたラシュフォードのミドルは、左ポストすれすれ。めまぐるしく攻守が入れ替わる速攻の応酬は、レポーター泣かせです。13分、ロバートソンが中央に送ったボールをナビ・ケイタがキープし、ボックス右に優しいパス。長い距離をスプリントしてきたアーノルドが速いグラウンダーをファーに通すと、ジョッタがスライディングで押し込みました。
17分のホームチームのCKは、マグワイアが競ったボールをマクトミネイがトラップし、左足でボレーを放つもクロスバー越え。19分に右からカーブをかけたグリーンウッドのクロスをコナテがクリアすると、奪ったブルーノの落としを右足で蹴ったロナウドは枠にコントロールできません。22分のルーク・ショーのミドルは、右にアウト。足を痛めたミルナーは27分にリタイアとなり、カーティス・ジョーンズが呼ばれています。29分にグリーンウッドが右から狙った強烈なシュートは、アリソンが右に弾き出しました。
32分、バックパスミスをさらったサラーがデ・ヘアと1対1。角度が厳しかったエースは、GKにぶつけてしまいました。38分、フロントスリーが絡んだ中央突破から、サラーが左足でシュート。ブロックしたマグワイアはボールを見失い、ニアに入ったサラーへの対応が遅れました。こぼれ球を拾ったナビ・ケイタのグラウンダーを11番がタッチして0-3。今季プレミアリーグ8発めは、公式戦10試合連続ゴールです。
45分、右から仕掛けたグリーンウッドが斜めに出したラストパスがロナウドに通るも、アリソンが飛び出してフィニッシュをブロック。前半の追加タイム5分、ボックス左手前でフィルミーノがキープしたボールにロバートソンが駆け寄り、ジョッタを経由したボールが右で空いていたサラーに渡りました。ニアを狙ったキックが見事に決まり、0-4。悪夢の50分がようやく終わり、絶望的なギャップが残りました。
ハーフタイムにグリーンウッドが下がって、ポグバが登場。50分、ヘンダーソンがアウトにかけた絶妙なスルーパスがサラーに通り、デ・ヘアの脇を抜いたエースはハットトリック達成です。52分に右隅に突き刺したロナウドは、オフサイド。ナビ・ケイタを削ってしまったポグバに出たカードが、オンフィールドレビューでレッドに変わった瞬間、スタンドを後にするサポーターの姿が映し出されました。
ナビ・ケイタは担架で運ばれ、チェンバレンがピッチへ。スールシャール監督はブルーノとラシュフォードを下げ、カバーニとジオゴ・ダロトを投入しています。71分、アーノルドの強烈なミドルは、デ・ヘアが右手で上に弾くビッグセーブ。76分にフィルミーノと代わったマネは、ゴールを重ねられるでしょうか。自陣にこもるマン・ユナイテッド、ボールをまわすリヴァプール。83分のFKからカバーニのボレーがバーを叩いても、サポーターのテンションは上がりません。
ラスト30分をレッズがクルージングしてくれたため、何とか0-5で終えることができました。5失点は、すべて右サイドを崩されたものでした。元凶は、マグワイア。1点めはマクトミネイとともにフィルミーノをチェックしながら縦パスを通され、2点めはルーク・ショーと2人がかりにナビ・ケイタから奪おうとして外されました。3点めは判断が遅れてサラーにニアに入られ、4点めはフレッジとのペアで9番を追い込んだのに、フォローしたロバートソンにパスを許してしまいました。
逆サイドで数的優位を活かせず、ルーク・ショーが中に釣り出された裏で、ナビ・ケイタ、アーノルド、サラーがフリー。0-4になってから投入されたポグバは、冷静さを欠いていたのでしょう。ボールロストで5点めのきっかけになった後、たった10分でピッチを去ることになりました。彼我の差は、チームの完成度と戦術のクオリティの差。あまりにもショッキングな惨敗でした。
次節はスパーズ、その次はマンチェスターダービー、ワトフォード戦をはさんでチェルシー。厳しい4試合で3敗以上となれば、プレミアリーグ制覇どころかTOP4も厳しくなります。スールシャール監督は、打ちのめされたチームを立て直せるのでしょうか。個人力ではリーグトップクラスのチームに足りないのは攻守の連動性、つまり戦術。力量が不足しているのは、ピッチのなかではないことは明白です。
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うーむ!勝ちに行ったからの0ー5なのかもしれませんが、それにしてもの大敗。やはりオーレではだめなんですかね。