2021.11.07 プレミアリーグ観戦記2021-22プレミアリーグ観戦記
【Chelsea×Burnley】決められなかったチェルシー、一瞬の緩みを突かれて無念のドロー!
ルカクとヴェルナーが負傷リタイアとなった後、ノリッジに7-0、ニューカッスルに0-3と連勝していたチェルシーですが、降格候補3連戦の3つめでバーンリーに引き分けてしまいました。シュート数は25対4、しかしオンターゲットは4対2。彼らに足りなかったのは、決定力です。
トゥヘル監督は、メイソン・マウントとアスピリクエタをベンチスタートとしました。GKメンディ、3バックはクリステンセン、チアゴ・シウヴァ、リュディガー。WBはリース・ジェームズとチルウェル、中盤センターはカンテ、ジョルジーニョ、ロス・バークリー、前線はカイ・ハヴェルツとハドソン=オドイです。
開始4分、自陣からカウンターを仕掛けたのはロス・バークリー。ボックス右でラストパスを受けたハドソン=オドイの強烈なシュートは、ポープが右に飛んで弾くビッグセーブでしのぎました。6分にハドソン=オドイが右に展開し、リース・ジェームズが20番と同じ位置からシュートを放つと、今度はテイラーがブロック。ショートコーナーからのクリステンセンのヘッドは、惜しくも左のポストの脇を抜けていきます。
9分のCKをジョルジーニョが頭で合わせると、またもポープが左にダイブしてビッグセーブ。次のCKはリュディガーが競り勝ちますが、ボールはバーの上に浮いてしまいました。13分にもリース・ジェームズがボックス右でキープ。打てないとみたSBが中央のロス・バークリーに預けると、ダイレクトのコントロールショットは左のポストをかすめて外に切れていきました。
15分まででシュート7本。前線のクリス・ウッドとコルネに長いボールを集めたいバーンリーは、耐える時間が続いています。24分のCKに反応したリュディガーのヘッドはジャストミートでしたが、飛んだコースはポープの頭上。今季プレミアリーグ初先発のロス・バークリーは、トップ下で機能しています。
28分、ジョルジーニョのパスを受けたリース・ジェームズが高速グラウンダー。テイラーの足に当たってオウンゴールと思いきや、ポープが足を残してぎりぎりでクリアしました。チェルシーの先制は33分。リース・ジェームズの完璧なアーリークロスをヘッドで叩き込んだカイ・ハヴェッルツは、今季プレミアリーグ2発めです。
49分にリュディガーがロス・バークリーにつなぎ、フリーのアタッカ―が右に展開したシーンも決定機でした。リース・ジェームズのフィニッシュは、またもテイラーがブロック。直後のショートコーナーからリース・ジェームズが中に入れると、チアゴ・シウヴァのヘッドは右のポストにヒットしました。
52分には、ロス・バークリーが右に流れながらハドソン・オドイに縦パスを通し、ゴール前に転がったボールをカイ・ハヴェルツが右足でプッシュ。決まったと腰を浮かした瞬間、ロートンのつま先に触れた(ように見えた)ボールがクロスバーを越えていきます。プレミアリーグ首位チームがこの時間帯に決めていれば、バーンリー守備陣はテンションを下げてくれたはずです。
65分、ボックス手前のロス・バークリーが右のハドソン=オドイに預けると、切り返しから放った左足シュートはポープが右足でブロック。72分に右から仕掛けたハドソン=オドイがフリーのロス・バークリーに打たせたチャンスは、左足で蹴った瞬間、アウトとわかるミスキックで終わりました。トップ下で素晴らしいプレイを見せていたロス・バークリーは、この直後にロフタス=チークにポジションを譲りました。
守る時間が長かったバーンリーが追いついたのは、79分。右のロートンがウェストウッドに落とし、クロスがファーに上がると、ジェイ・ロドリゲスがヘッドで折り返したボールをヴィドラが右足で押し込みました。2人をフリーにした3バックは、オフサイドと判断したのでしょうか。ジェイ・ロドリゲスとヴィドラは、いずれもショーン・ダイク監督が後半に投入した選手です。
4本のクロスと5本のキーパスを味方に届けたリース・ジェームズの奮闘は、カイ・ハヴェルツの1発という最少の成果しか得られませんでした。ポープのセービングやテイラー、ベン・ミーのシュートブロックが素晴らしかったのは確かですが、フリーのチャンスがあったカイ・ハヴェルツやロス・バークリーが枠に収めていればと悔やまれる一戦でした。
20日のレスター戦は、マルコス・アロンソ、コヴァチッチ、ルカク、ヴェルナーが戻ってくる予定です。ライバルよりも選手層が厚いブルーズは、アクセル全開のままで年明けを迎えられるのではないでしょうか。ビッグ6との対戦は、13節のマンチェスター・ユナイテッドのみ。「11戦4失点の堅守を誇るチームが、後続をどこまで引き離せるか」というテーマで追いかけたいと思っています。
トゥヘル監督は、メイソン・マウントとアスピリクエタをベンチスタートとしました。GKメンディ、3バックはクリステンセン、チアゴ・シウヴァ、リュディガー。WBはリース・ジェームズとチルウェル、中盤センターはカンテ、ジョルジーニョ、ロス・バークリー、前線はカイ・ハヴェルツとハドソン=オドイです。
開始4分、自陣からカウンターを仕掛けたのはロス・バークリー。ボックス右でラストパスを受けたハドソン=オドイの強烈なシュートは、ポープが右に飛んで弾くビッグセーブでしのぎました。6分にハドソン=オドイが右に展開し、リース・ジェームズが20番と同じ位置からシュートを放つと、今度はテイラーがブロック。ショートコーナーからのクリステンセンのヘッドは、惜しくも左のポストの脇を抜けていきます。
9分のCKをジョルジーニョが頭で合わせると、またもポープが左にダイブしてビッグセーブ。次のCKはリュディガーが競り勝ちますが、ボールはバーの上に浮いてしまいました。13分にもリース・ジェームズがボックス右でキープ。打てないとみたSBが中央のロス・バークリーに預けると、ダイレクトのコントロールショットは左のポストをかすめて外に切れていきました。
15分まででシュート7本。前線のクリス・ウッドとコルネに長いボールを集めたいバーンリーは、耐える時間が続いています。24分のCKに反応したリュディガーのヘッドはジャストミートでしたが、飛んだコースはポープの頭上。今季プレミアリーグ初先発のロス・バークリーは、トップ下で機能しています。
28分、ジョルジーニョのパスを受けたリース・ジェームズが高速グラウンダー。テイラーの足に当たってオウンゴールと思いきや、ポープが足を残してぎりぎりでクリアしました。チェルシーの先制は33分。リース・ジェームズの完璧なアーリークロスをヘッドで叩き込んだカイ・ハヴェッルツは、今季プレミアリーグ2発めです。
49分にリュディガーがロス・バークリーにつなぎ、フリーのアタッカ―が右に展開したシーンも決定機でした。リース・ジェームズのフィニッシュは、またもテイラーがブロック。直後のショートコーナーからリース・ジェームズが中に入れると、チアゴ・シウヴァのヘッドは右のポストにヒットしました。
52分には、ロス・バークリーが右に流れながらハドソン・オドイに縦パスを通し、ゴール前に転がったボールをカイ・ハヴェルツが右足でプッシュ。決まったと腰を浮かした瞬間、ロートンのつま先に触れた(ように見えた)ボールがクロスバーを越えていきます。プレミアリーグ首位チームがこの時間帯に決めていれば、バーンリー守備陣はテンションを下げてくれたはずです。
65分、ボックス手前のロス・バークリーが右のハドソン=オドイに預けると、切り返しから放った左足シュートはポープが右足でブロック。72分に右から仕掛けたハドソン=オドイがフリーのロス・バークリーに打たせたチャンスは、左足で蹴った瞬間、アウトとわかるミスキックで終わりました。トップ下で素晴らしいプレイを見せていたロス・バークリーは、この直後にロフタス=チークにポジションを譲りました。
守る時間が長かったバーンリーが追いついたのは、79分。右のロートンがウェストウッドに落とし、クロスがファーに上がると、ジェイ・ロドリゲスがヘッドで折り返したボールをヴィドラが右足で押し込みました。2人をフリーにした3バックは、オフサイドと判断したのでしょうか。ジェイ・ロドリゲスとヴィドラは、いずれもショーン・ダイク監督が後半に投入した選手です。
4本のクロスと5本のキーパスを味方に届けたリース・ジェームズの奮闘は、カイ・ハヴェルツの1発という最少の成果しか得られませんでした。ポープのセービングやテイラー、ベン・ミーのシュートブロックが素晴らしかったのは確かですが、フリーのチャンスがあったカイ・ハヴェルツやロス・バークリーが枠に収めていればと悔やまれる一戦でした。
20日のレスター戦は、マルコス・アロンソ、コヴァチッチ、ルカク、ヴェルナーが戻ってくる予定です。ライバルよりも選手層が厚いブルーズは、アクセル全開のままで年明けを迎えられるのではないでしょうか。ビッグ6との対戦は、13節のマンチェスター・ユナイテッドのみ。「11戦4失点の堅守を誇るチームが、後続をどこまで引き離せるか」というテーマで追いかけたいと思っています。
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チャンス逸が多すぎましたね。どの選手も決めたい気持ちが先走って、フィニッシュだけがどうにも。早い時間に2点目が収まれば大量得点もあり得た展開、バークリーがとても良かっただけに結果に結びつかなかったのは残念です。熾烈すぎるレギュラー争いの功罪ではありますが。