2021.11.22 プレミアリーグ観戦記2021-22プレミアリーグ観戦記
【Leicester×Chelsea】カンテ、絶品ミドル!堅守チェルシーは0-3快勝で首位キープ!
昨季プレミアリーグのTOP4争いは、1ポイント差でチェルシーが上。FAカップのファイナルは、ティーレマンスの美しいミドルでレスターが勝っています。半年前は、どちらが勝つかわからないバトルを繰り広げていた両者の間には、9ポイントという大きなギャップがあります。開始4分、ジョルジーニョが前線に蹴ったFKで抜け出したチルウェルが、強烈なシュートをバーに当てたとき、ブレンダン・ロジャースにとって苦しい試合になると確信しました。
プレミアリーグ2021-22シーズンの首位チームは、ルカクとヴェルナーを欠いていますが、トータル12ゴールのCBとWBが見事に穴を埋めています。GKメンディ、3バックはチャロバー、チアゴ・シウヴァ、リュディガー。WBはリース・ジェームズとチルウェル、中盤センターはカンテ&ジョルジーニョ。前線はメイソンマウント、カイ・ハヴェルツ、ハドソン=オドイのU-22トリオです。
押していたアウェイチームの先制ゴールは14分。チルウェルのCKをバックヘッドで右隅に収めたのは、今季プレミアリーグで2ゴールめとなるリュディガーでした。厳しい表情で戦況を見つめるブレンダン・ロジャース。17分には、エンゴロ・カンテがCBの間に飛び出し、ジョルジーニョの完璧なロングフィードでシュマイケルと1対1になりました。右足のシュートはGKに阻まれましたが、その10分後、守備のスペシャリストらしからぬ素晴らしいゴールが決まります。
リース・ジェームズのパスを受けたカンテの前には誰もおらず、ドリブルで右から上がるかと思いきや、選んだ進路は中央のジョニー・エヴァンス方面でした。脇にいたカイ・ハヴェルツを気にして下がったCBが危ないと感じて出た瞬間、思い切りよく放ったミドルが右隅へ。反応が遅れたシュマイケルは、ジョニーがニアを塞いでくれると信じていたのではないでしょうか。
0-2となった32分、シュマイケルのミスキックをインターセプトしたハドソン=オドイは、中央で空いていたカイ・ハヴェルツへのグラウンダーがずれてしまい、アシストはならず。38分にハドソン=オドイが仕掛けた速攻は、チルウェルのクロスに飛び込んだカンテがカイ・ハヴェルツと重なってしまい、ヘディングは狙ったコースにいきませんでした。
前半は2-0のままで終了。シュートゼロのチームを何とか変えたいブレンダン・ロジャースは、ハーヴィー・バーンズとルックマンを諦め、ジェームズ・マディソンとイヘアナチョを投入しました。53分、ロングフィードをもらって左サイドを突破したハドソン=オドイが後ろに落とすと、チルウェルの強烈なシュートはシュマイケルが左に弾き出すビッグセーブ。57分にジェームズ・マディソンが左から放ったミドルは、メンディががっちりキャッチしました。
62分、左から斬り込んだハドソン=オドイのシュートは惜しくもバーの上。トゥヘル監督はカイ・ハヴェルツとメイソン・マウントに代え、ツィエクとプリシッチを投入しました。直後のアマーティーのミドルは、メンディが素晴らしい反応で枠の上にプッシュ。68分にツィエクが右からニアに入れたボールは、プリシッチにぴったりでしたが、右足のボレーはポストの脇を抜けていきました。
惜しいチャンスを創ったコンビが、ダメ押しのゴールを決めたのは71分でした。チャロバーの鋭い縦パスでボックス右に入ったツィエクが、ニアにグラウンダー。これをトラップしたプリシッチは、冷静にスライディングで流し込みました。キングパワーに詰めかけた32000人が、続々とゲートに歩を進めています。最後の見せ場だった82分のジェームズ・マディソンのミドルは、やはりメンディが右手でCKに逃れました。
シュート数4対16、オンターゲット3対7、ポゼッション38%対62%。セットピース、ミドル、クロスと多彩な決め手で3発をゲットしたチェルシーに対して、レスターは時折放つミドル以外に打ち手がありませんでした。ヴァーディーに何もさせなかった堅守と、ロングフィード1発で世界を変えるアタックをほめるべきでしょう。次節はマンチェスター・ユナイテッド。ワトフォードに4発喰らったチームは、CBがリンデロフとバイリーのみです。3-0で許してもらえるかどうか…。
プレミアリーグ2021-22シーズンの首位チームは、ルカクとヴェルナーを欠いていますが、トータル12ゴールのCBとWBが見事に穴を埋めています。GKメンディ、3バックはチャロバー、チアゴ・シウヴァ、リュディガー。WBはリース・ジェームズとチルウェル、中盤センターはカンテ&ジョルジーニョ。前線はメイソンマウント、カイ・ハヴェルツ、ハドソン=オドイのU-22トリオです。
押していたアウェイチームの先制ゴールは14分。チルウェルのCKをバックヘッドで右隅に収めたのは、今季プレミアリーグで2ゴールめとなるリュディガーでした。厳しい表情で戦況を見つめるブレンダン・ロジャース。17分には、エンゴロ・カンテがCBの間に飛び出し、ジョルジーニョの完璧なロングフィードでシュマイケルと1対1になりました。右足のシュートはGKに阻まれましたが、その10分後、守備のスペシャリストらしからぬ素晴らしいゴールが決まります。
リース・ジェームズのパスを受けたカンテの前には誰もおらず、ドリブルで右から上がるかと思いきや、選んだ進路は中央のジョニー・エヴァンス方面でした。脇にいたカイ・ハヴェルツを気にして下がったCBが危ないと感じて出た瞬間、思い切りよく放ったミドルが右隅へ。反応が遅れたシュマイケルは、ジョニーがニアを塞いでくれると信じていたのではないでしょうか。
0-2となった32分、シュマイケルのミスキックをインターセプトしたハドソン=オドイは、中央で空いていたカイ・ハヴェルツへのグラウンダーがずれてしまい、アシストはならず。38分にハドソン=オドイが仕掛けた速攻は、チルウェルのクロスに飛び込んだカンテがカイ・ハヴェルツと重なってしまい、ヘディングは狙ったコースにいきませんでした。
前半は2-0のままで終了。シュートゼロのチームを何とか変えたいブレンダン・ロジャースは、ハーヴィー・バーンズとルックマンを諦め、ジェームズ・マディソンとイヘアナチョを投入しました。53分、ロングフィードをもらって左サイドを突破したハドソン=オドイが後ろに落とすと、チルウェルの強烈なシュートはシュマイケルが左に弾き出すビッグセーブ。57分にジェームズ・マディソンが左から放ったミドルは、メンディががっちりキャッチしました。
62分、左から斬り込んだハドソン=オドイのシュートは惜しくもバーの上。トゥヘル監督はカイ・ハヴェルツとメイソン・マウントに代え、ツィエクとプリシッチを投入しました。直後のアマーティーのミドルは、メンディが素晴らしい反応で枠の上にプッシュ。68分にツィエクが右からニアに入れたボールは、プリシッチにぴったりでしたが、右足のボレーはポストの脇を抜けていきました。
惜しいチャンスを創ったコンビが、ダメ押しのゴールを決めたのは71分でした。チャロバーの鋭い縦パスでボックス右に入ったツィエクが、ニアにグラウンダー。これをトラップしたプリシッチは、冷静にスライディングで流し込みました。キングパワーに詰めかけた32000人が、続々とゲートに歩を進めています。最後の見せ場だった82分のジェームズ・マディソンのミドルは、やはりメンディが右手でCKに逃れました。
シュート数4対16、オンターゲット3対7、ポゼッション38%対62%。セットピース、ミドル、クロスと多彩な決め手で3発をゲットしたチェルシーに対して、レスターは時折放つミドル以外に打ち手がありませんでした。ヴァーディーに何もさせなかった堅守と、ロングフィード1発で世界を変えるアタックをほめるべきでしょう。次節はマンチェスター・ユナイテッド。ワトフォードに4発喰らったチームは、CBがリンデロフとバイリーのみです。3-0で許してもらえるかどうか…。
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移籍が噂される選手、中盤の要、長期離脱からの復帰組が揃って決める、素晴らしい結果です。今日はカンテの展開力が目を引きました。コンタクトからの鮮やかなターンでボール奪取して、切り込んだWBとトップで仕掛けるカウンターはおそらくヨーロッパでも有数の破壊力があると思います。まもなく戻るルカクのピースがはまるとなると、更に楽しみです。サラーのような得点王は生まれませんが、誰もが点をとる恐ろしいチームになりました。