2021.11.29 プレミアリーグ観戦記2021-22プレミアリーグ観戦記
【MAN.CITY×West Ham】最後はフェルナンジーニョ!雪中の激戦を制したのはマン・シティ!
雪が舞うエティハド。帽子をかぶっていないペップ・グアルディオラは寒そうです。プレミアリーグ13節の注目カード、2位のマンチェスター・シティと4位ウェストハムの激突。昨季王者がパスワークを殺されるのか、引いて守るはずのアウェイチームが体力を奪われるのか。プレミアリーグでは珍しい気象条件が、どちらに味方するのかは予測不能です。
デブライネ、グリーリッシュ、フォーデンを使えない名将は、前線にガブリエウ・ジェズス、マフレズ、スターリング、中盤にギュンドアン、ロドリ、ベルナルド・シウヴァを並べています。最終ラインはカイル・ウォーカー、ルベン・ディアス、ラポルテ、ジョアン・カンセロ。GKエデルソンは、出場した11試合で6ゴールしか許していません。
6分にクレスウェルが縦に出したロングフィードで、マイケル・アントニオがボックス左に侵入。切り返しでルベン・ディアスをかわした9番は、自ら打たずにファーにグラウンダーを通しますが、ベンラーマのトラップが甘くチャンスは潰えました。カイル・ウォーカーが7分に放ったロングシュートは、惜しくも左にアウト。13分には、フォルナルスの縦パスを受けたマイケル・アントニオがラポルテをかわしてゴールライン上を進むも、シュートもパスもコースを塞がれていました。
10分過ぎから激しくなった雪は、選手のスピードとスタミナを確実に奪っています。16分にギュンドアンが左からCKをニアに入れると、ラポルテのバックヘッドが右のポストを直撃。左サイドから再三クロスを上げているホームチームは、中央で前を向かせてもらえません。23分のベンラーマのミドルは、エデルソンの正面。その1分後、ジェズスの落としを叩いたギュンドアンのダイレクトショットも、左に外れました。
ギュンドアン、ベルナルド・シウヴァ、ジェズスが短いパスをつないだ28分のアタックは、左からカットインしたスターリングのシュートがゴールの右に逸れていきました。マン・シティが先制したのは33分。ジョアン・カンセロのサイドチェンジを右で受けたマフレズは、幸運でした。クロスがクレスウェルに当たり、ギュンドアンの足元へ。軽くタッチするだけでよかったボレーがネットを揺らしました。
37分、マフレズのスルーパスで右から抜け出したジェズスの渾身の一撃は、ゴールラインまで戻っていたベン・ジョンソンがぎりぎりでクリア。ピッチに雪が積もり、ボールは明らかに止まりやすくなっています。41分のジョアン・カンセロのミドルをファビアンスキが左に弾くと、詰めたマフレズのシュートはニアポストに弾かれました。前半は1-0。ハーフタイムにスタッフが雪かきを行い、白かったピッチはグリーンに戻っています。
後半に入って最初の決定機は、56分にベルナルド・シウヴァのスルーパスからスターリングが仕掛けたカウンター。左から上がった7番のグラウンダーがジェズスに通り、ファビアンスキの脇を抜いたボールがゴールに向かうと、クレスウェルがスライディングでクリアしました。ポストに腰を強打した3番の懸命の戻りがなければ、勝負はここで決まっていたでしょう。
59分にベンラーマをランシーニに代えたモイーズ監督は、61分にクレスウェルをツォウファル。中盤のタレントを欠いたペップは動きません。72分にジェズスとのワンツーでボックス左を突破したジョアン・カンセロは、ラストタッチをファビアンスキにブロックされました。80分にスターリングの縦パスでラインの裏に出たギュンドアンも、左足のシュートを守護神に当ててしまいました。
ペップの最初のカードは、87分にスターリングをフェルナンジーニョ。逃げ切り要員だったはずのベテランMFは、90分のショートオーナーからジェズスのパスをボックス手前で受け、完璧なダイレクトショットを左隅に突き刺しました。94分に敵陣のボックス内でフェルナンジーニョから奪ったランシーニが、左のポストの内側にぶつけるスーパーショットを決めますが、時すでに遅し。マン・シティが2-1で勝ち、2位をキープしました。
ロドリ、ベルナルド・シウヴァ、ジョアン・カンセロの前線へのフィードが素晴らしかったマン・シティが、難しい試合をきっちり勝ち切りました。変幻自在のポジショニングでチャンスを創ったガブリエウ・ジェズスは、フェルナンジーニョのゴールをアシスト。デブライネ、フォーデン、グリーリッシュを欠きながら、パリとハマーズに連勝したペップは、次節のヴィラ戦では3人とも起用できるはずです。
首位チェルシーとの差は1ポイント、3位リヴァプールとの差も1ポイント。プレミアリーグ2021-22シーズンの優勝争いは、CLを制した3人の指揮官の戦略・戦術勝負となりそうです。開幕前の私の予想はチェルシーですが、どこが勝っても納得です。
デブライネ、グリーリッシュ、フォーデンを使えない名将は、前線にガブリエウ・ジェズス、マフレズ、スターリング、中盤にギュンドアン、ロドリ、ベルナルド・シウヴァを並べています。最終ラインはカイル・ウォーカー、ルベン・ディアス、ラポルテ、ジョアン・カンセロ。GKエデルソンは、出場した11試合で6ゴールしか許していません。
6分にクレスウェルが縦に出したロングフィードで、マイケル・アントニオがボックス左に侵入。切り返しでルベン・ディアスをかわした9番は、自ら打たずにファーにグラウンダーを通しますが、ベンラーマのトラップが甘くチャンスは潰えました。カイル・ウォーカーが7分に放ったロングシュートは、惜しくも左にアウト。13分には、フォルナルスの縦パスを受けたマイケル・アントニオがラポルテをかわしてゴールライン上を進むも、シュートもパスもコースを塞がれていました。
10分過ぎから激しくなった雪は、選手のスピードとスタミナを確実に奪っています。16分にギュンドアンが左からCKをニアに入れると、ラポルテのバックヘッドが右のポストを直撃。左サイドから再三クロスを上げているホームチームは、中央で前を向かせてもらえません。23分のベンラーマのミドルは、エデルソンの正面。その1分後、ジェズスの落としを叩いたギュンドアンのダイレクトショットも、左に外れました。
ギュンドアン、ベルナルド・シウヴァ、ジェズスが短いパスをつないだ28分のアタックは、左からカットインしたスターリングのシュートがゴールの右に逸れていきました。マン・シティが先制したのは33分。ジョアン・カンセロのサイドチェンジを右で受けたマフレズは、幸運でした。クロスがクレスウェルに当たり、ギュンドアンの足元へ。軽くタッチするだけでよかったボレーがネットを揺らしました。
37分、マフレズのスルーパスで右から抜け出したジェズスの渾身の一撃は、ゴールラインまで戻っていたベン・ジョンソンがぎりぎりでクリア。ピッチに雪が積もり、ボールは明らかに止まりやすくなっています。41分のジョアン・カンセロのミドルをファビアンスキが左に弾くと、詰めたマフレズのシュートはニアポストに弾かれました。前半は1-0。ハーフタイムにスタッフが雪かきを行い、白かったピッチはグリーンに戻っています。
後半に入って最初の決定機は、56分にベルナルド・シウヴァのスルーパスからスターリングが仕掛けたカウンター。左から上がった7番のグラウンダーがジェズスに通り、ファビアンスキの脇を抜いたボールがゴールに向かうと、クレスウェルがスライディングでクリアしました。ポストに腰を強打した3番の懸命の戻りがなければ、勝負はここで決まっていたでしょう。
59分にベンラーマをランシーニに代えたモイーズ監督は、61分にクレスウェルをツォウファル。中盤のタレントを欠いたペップは動きません。72分にジェズスとのワンツーでボックス左を突破したジョアン・カンセロは、ラストタッチをファビアンスキにブロックされました。80分にスターリングの縦パスでラインの裏に出たギュンドアンも、左足のシュートを守護神に当ててしまいました。
ペップの最初のカードは、87分にスターリングをフェルナンジーニョ。逃げ切り要員だったはずのベテランMFは、90分のショートオーナーからジェズスのパスをボックス手前で受け、完璧なダイレクトショットを左隅に突き刺しました。94分に敵陣のボックス内でフェルナンジーニョから奪ったランシーニが、左のポストの内側にぶつけるスーパーショットを決めますが、時すでに遅し。マン・シティが2-1で勝ち、2位をキープしました。
ロドリ、ベルナルド・シウヴァ、ジョアン・カンセロの前線へのフィードが素晴らしかったマン・シティが、難しい試合をきっちり勝ち切りました。変幻自在のポジショニングでチャンスを創ったガブリエウ・ジェズスは、フェルナンジーニョのゴールをアシスト。デブライネ、フォーデン、グリーリッシュを欠きながら、パリとハマーズに連勝したペップは、次節のヴィラ戦では3人とも起用できるはずです。
首位チェルシーとの差は1ポイント、3位リヴァプールとの差も1ポイント。プレミアリーグ2021-22シーズンの優勝争いは、CLを制した3人の指揮官の戦略・戦術勝負となりそうです。開幕前の私の予想はチェルシーですが、どこが勝っても納得です。
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