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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

【Liverpool×Aston Villa】アリソンのミスはCBとMFがカバー…サラーのPKでレッズは5連勝!

プレミアリーグ16節は、昨シーズンのTOP4がすべて決勝PKで3ポイントをゲットしました。最下位ノリッジに大苦戦のマンチェスター・ユナイテッドはロナウド、ラスト5分で追いつかれたチェルシーは、追加タイムにジョルジーニョ。10人になったウルヴスを崩し切れなかったマンチェスター・シティは、スターリングがど真ん中に転がしてプレミアリーグ通算100ゴールを達成しています。

リヴァプールのPKは、マン・シティより1分遅れの67分。右隅に叩き込んだモー・サラーは、プレミアリーグ16試合14ゴール9アシストとなり、得点王&アシスト王争いでTOPを快走しています。スティーヴン・ジェラードの古巣対決と話題になったアストン・ヴィラ戦は、1-0というきわどいスコアでしたが、レッズの完勝といっていいでしょう。シュート数は20対4。レッズのレジェンドが率いる古豪は、オンターゲットゼロで終わっています。

負傷したオリギとフィルミーノを起用できなかったクロップ監督は、ジョッタと南野拓実をベンチに置き、チェンバレンを先発させました。GKアリソン、DFアーノルド、マティプ、ファン・ダイク、ロバートソン、MFチアゴ・アルカンタラ、ファビーニョ、ヘンダーソン、フロントスリーはサラー、チェンバレン、マネ。先月末に亡くなったレッズのレジェンド、レイ・ケネディさんへの黙祷の後、厳粛な面持ちで拍手を送るジェラード監督の姿が映し出されました。

キックオフから主導権を握ったリヴァプールは、モー・サラーが積極的に中に斬り込もうとしています。8分にボックスの左コーナーでキープしたマネが中央のサラーに預け、リターンをもらってゴール前に飛び出すと、マット・キャッシュの前で転倒。SBが左手を肩にかけたとヘンダーソンが猛抗議するも、主審のスチュワート・アトウェルさんはペナルティを取りませんでした。

11分、ロバートソンのグラウンダーを打つと見せかけたサラーはスルー。後ろにいたアーノルドのダイレクトショットは、マット・ターゲットに当たって右に外れました。14分、左サイドから強引に狙ったドゥグラス・ルイスのFKはニアポストの外。16分には、アーノルドのクロスがファーで空いていたロバートソンに届きました。ヘディングシュートはマット・ターゲットに触れてコースが変わるも、エミリアーノ・マルティネスが素早い反応でストップしています。

20分、チェンバレンとアシュリー・ヤングのミドルレンジからの撃ち合いは、双方ともに浮かしてしまい、枠にいきません。30分に左に出たロングフィードを追ったアシュリー・ヤングに対して、アリソンの飛び出しは中途半端。GKがあっさりかわされ、縦に抜けた18番が折り返すと、間合いを詰めたマティプが頭でブロックして事なきをえました。

40分に左から強引に突破を図ったアシュリー・ヤングは、アーノルドに体を入れられて終わるはずでした。ところが、GKに捕らせようとしたSBの意図をアリソンが汲めず、ベテランの足が届いてボールは中央へ。ジェイコブ・ラムジーの前にマティプがいたため、失点は免れたものの、守護神のジャッジの遅さが気になるシーンでした。

44分にタイロン・ミングスを切り返しでかわしたサラーの一撃は、ニアをケアしていたマルティネスが左手でセーブ。0-0で折り返したレッズは、強引なクロスと力まかせのフィニッシュが目立ちました。ロバートソンやヘンダーソンは、ウルヴス戦の苦戦の記憶を引きずっているのでしょうか。後半に入り、マネとロバートソンの連携から始まった50分の波状攻撃は、逆サイドで縦に突破を図ったサラーとヘンダーソンがうまく合いません。

53分のCKを叩いたファン・ダイクのヘッドは決定的でしたが、ボールから目を離さなかったマルティネスがビッグセーブ。サラーのドリブルがきっかけとなった56分のサイドアタックは、逆サイドでクロスをキープしたロバートソンが再度折り返し、ファーでフリーのアーノルドにボールが渡りました。シュート性のグラウンダーは、タイロン・ミングスがクリア。クロップ監督は58分にチェンバレンを諦め、ジョッタを前線に加えました。

ヘンダーソンの縦パスがサラーに通ったのは65分。かわされかけたタイロン・ミングスの右手はサラーの腿をつかんでおり、11番が転倒した瞬間にPKを示す笛が鳴りました。サラーのキックが自身の左に来ると読んだマルティネスは、悔しそうに頭を抱えています。ここまで耐えていたヴィラは、前に出なければなりません。

78分にコンサのバックパスをさらったジョッタは、GKにコースを塞がれ左に外しました。82分のカウンターは3対1。中央から上がったマネが右のサラーにパスを通すと、GKと1対1に持ち込めたはずのレフティがコンサの股間を抜くパスをカットされ、チャンスは潰えます。前半から不安定だったアリソンが、致命的なミスを犯したのは86分。サンソンの縦パスが出たとき、マティプがダニー・イングスを押さえていたのですが…。

右に大きく蹴ればOKだったアリソンは、2人がいる左に出そうとしてマティプにぶつけてしまいました。こぼれ球に先着したのはレッズOBのストライカー。奪い返そうとした守護神は右手でボールを触れず、イングスが転倒しますが、レフェリーのジャッジはノーファールです。88分にピッチに立った南野は、パスを2本通しただけ。リードをキープしてタイムアップを迎えたレッズは、プレミアリーグ5連勝です。

直近のプレミアリーグ4試合で7失点と突如崩れたチェルシーに対して、リヴァプールは1失点のみ。この間、オンターゲットを6本しか許していないのは、チアゴ、ファビーニョ、ヘンダーソンのベテラントリオが危険なスペースをカバーし、好調マティプとコナテがシュートコースを塞いでくれているからでしょう。

最終ラインは盤石。アリソンが落ち着きを取り戻してくれれば、昨季のような大崩れはないはずです。目下の懸念は、サラー、マネ、ナビ・ケイタが不在となる1月をうまくやり過せるかどうか。南野拓実、オリギ、フィルミーノ、チェンバレン、カーティス・ジョーンズらに期待したいところですが、カラバオカップが準決勝進出となったら悩ましいですね…。


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