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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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【Norwich×Arsenal】5戦19発と確変モード!U-21躍動のアーセナルがまたも圧勝!

冨安健洋は負傷欠場。ベン・ホワイトが右サイドに入り、ホールディングがセンターをまかされています。プレミアリーグ19節、ノリッジXSアーセナル。アルテタ監督の11人は、右SB以外はいつもの顔ぶれです。GKラムズデール、DFベン・ホワイト、ホールディング、ガブリエウ、ティアニー、2センターはトーマス・パーティーとジャカ。2列めにマルティネッリ、ウーデゴーア、サカ、最前線は5戦連続でラカゼットです。

静かに立ち上がったアーセナルは、6分に最初のチャンスを活かしました。左サイドでティアニーがインターセプト。マルティネッリ、ラカゼット、ウーデゴーア、サカと右につなぐと、ボックス右でトラップした7番が、中にワンタッチして左隅に蹴り込みました。好調のレフティは、今季プレミアリーグ4発め。リードしたアーセナルは、変わらず主導権を握っています。

ウーデゴーアが前にいたラカゼットに短いパスを通した17分のチャンスは、打てなかったストライカーが右にいたサカに預け、オーバーラップしたベン・ホワイトの折り返しをブランドン・ウィリアムズがカット。27分にサカのクロスがラカゼットに届きますが、至近距離からのヘディングは右に外れてしまいます。29分、左から仕掛けたマルティネッリのクロスがアーロンズに当たって高く浮くと、サカのオーバーヘッドはGKガンの頭上を越えていきました。

37分のマルティネッリのミドルは、ガンが正面でキャッチ。44分の2点めは、逆サイドまでスプリントしたマルティネッリの守備が生んだゴールでした。カットした35番がベン・ホワイトからパスを受けてウーデゴーアに預けると、左サイドでラストパスをもらったティアニーのコントロールショットが、ファーポストの内側を叩きました。

前半は0-2。後半開始早々の49分、敵陣右で奪ったガナーズがショートカウンターを仕掛けます。マルティネッリとワンツーを決めたトーマス・パーティーが左に展開すると、ティアニーのシュートがアーロンズの腕にヒットしますが、VARもPKを指摘しなかったようです。両者とも縦に急ぎすぎ、GKにさばかれるシーンが増えています。

58分のビリー・ギルモアのミドルは、ホールディングに当たってCK。勝負が決したのは67分でした。ティアニー、ウーデゴーア、ラカゼット、サカと右につながり、7番がブランドン・ウィリアムズをかわして左足を振り抜くと、ボールは左のサイドネットに突き刺さりました。74分、ベン・ホワイトのバックパスをプッキがさらったシーンは、ホールディングとラムズデールがコースを塞いで打たせず。アルテタ監督の1枚めは、75分にトーマスをエルネニーです。

78分には、サカに代わってニコラ・ペペ。82分にはマルティネッリが下がり、今季プレミアリーグ7ゴールのスミス・ロウが登場です。その直後、スミス・ロウの縦パスをボックスで受けたラカゼットが、オザン・カバクに倒されPK。ガンが左に動くのを見たストライカーは、冷静に右に蹴り込みました。

89分のウーデゴーアのFKは、壁に触ってCK。91分にウーデゴーア、ニコラ・ペペとボックス右を突いたアタックは、逆サイドから走り込んだスミス・ロウがクロスを左足で押し込みました。21歳のプレーメイカーは、プレミアリーグ4試合連続ゴール。最近の3試合は途中出場です。0-5で圧勝したアーセナルは、11勝2分6敗というまずまずの戦績で前半戦を終えました。

直近の公式戦5試合で19ゴールと確変スタート。平均年齢がU-21のマルティネッリ、スミス・ロウ、サカ、エンケティアが3ゴールずつ、ラカゼットが2ゴール、ニコラ・ペペ、パティーノ、ガブリエウ、ティアニー、ウーデゴーアが1発とあらゆるポジションの選手が決めています。

左右からのカットインと、ラカゼットを追い越して裏に抜けるプレイが次々と当たったヤングスターたちが、自信をもってプレイできているからでしょう。次節は2日後、ホームでウルヴス。今季プレミアリーグでNo.1のセーブ率85.1%を誇るジョゼ・サとの対決が楽しみです。


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