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【Crystal Palace×MAN.CITY】決め切れなかったマン・シティ、痛恨のスコアレスドロー!

依然としてプレミアリーグ首位に君臨するマンチェスター・シティですが、29節のクリスタル・パレス戦はまさかのスコアレスドロー。ポゼッション26%対74%、シュート数7対18、オンターゲット1対4と押し続けながら、ゴールを陥れるシーンはありませんでした。

惜しかったのは、26分のショートコーナー。カイル・ウォーカーのパスを受けたジョアン・カンセロがボックスの外から鋭いミドルを放つと、ボールは左のポストにヒットしました。詰めたラポルテが左足のボレーを外してしまいましたが、枠に収めていてもオフサイドを取られていたかもしれません。

前半は0-0。後半最大のチャンスは56分でした。グリーリッシュの縦パスでボックス左に飛び出したデブライネはフリー。左足のシュートがファーポストにヒットすると、こぼれ球を叩いたマフレズの一撃は、体勢を立て直したグアイタのビッグセーブに阻まれました。

さらに71分、デブライネが右サイドから斜めに出したパスでグリーリッシュが裏を取ると、ゴール前に入れたグラウンダーはベルナルド・シウヴァにぴったり。ゴール前2メートルで触ったボールは外に回転がかかってしまい、左のポストすれすれを抜けていきました。

最後の決定機は90分、デブライネの絶妙なFKを頭に当てればOKというチャンスを得たのはラポルテでした。押し込んで決まりかと思いきや、弾道を見ずにジャンプしたためミスタッチとなってしまい、グエイに触れたボールをグアイタがキャッチ。その1分後、エデルソンへのバックパスをさらったコナー・ギャラガーにループシュートを選ぶ余裕があれば、敗戦という結果で終わっていたでしょう。

独走優勝だった昨季のプレミアリーグでは、29節終了時点で21勝5分3敗、61ゴール21失点。今季は22勝4分3敗、68ゴール18失点と数字は上回っているのですが、リヴァプールの復活によって厳しいバトルに突入しています。2021-22シーズンの謎は、特定のクラブにやられていることです。

トッテナムにダブルを喰らい、サウサンプトン戦は2試合連続ドロー。ホームで敗れたクリスタル・パレスには、アウェイで勝てませんでした。前半戦でポイントを落とした相手に、後半戦も勝てなかったということは…。4つめのチーム、2-2ドローだったリヴァプールとの決戦も、同じような結果に終わるのかもしれません。ドローでしのげるか、あるいは!?


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“【Crystal Palace×MAN.CITY】決め切れなかったマン・シティ、痛恨のスコアレスドロー!” への1件のコメント

  1. ペップの街 より:

    正に痛恨のドローですが、相手も強かったです。フィジカルが強くスピードもある、とにかく厄介なチームでした。ザハは相変わらず強いですねえ。これで、シティがやるべきことはレッズとの直接対決も含め全勝で行くしかありません。

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