2022.03.17 プレミアリーグ観戦記2021-22プレミアリーグ観戦記
【Arsenal×Liverpool】老獪だったマネ&ボビー!チャンスを逃さなかったリヴァプール、完勝!
アーセナルはプレミアリーグ5連勝、リヴァプールは8連勝。6年ぶりのTOP4復帰をめざすチームも、2年ぶりの戴冠に近づいているチームも、攻守ともに絶好調です。エミレーツで開催されるプレミアリーグ27節の延期試合。ガナーズのリストに、冨安健洋の名前はありません。
アルテタ監督が選んだ11人は予想通り、レスター戦と同じ顔ぶれです。GKラムズデール、DFセドリク・ソアレス、ベン・ホワイト、ガブリエウ、ティアニー。中盤センターはトーマス・パーティーとジャカ、2列めにサカ、ウーデゴーア、マルティネッリ、ワントップにラカゼット。対するクロップ監督は、ブライトン戦で足を痛めたモー・サラーをベンチに置いています。
GKアリソン、DFアーノルド、マティプ、ファン・ダイク、ロバートソン、MFファビーニョ、ヘンダーソン、チアゴ・アルカンタラ、フロントスリーはマネ、ジョッタ、ルイス・ディアス。プレミアリーグとカラバオカップの3試合で、ガナーズにゴールを許していないレッズは、立ち上がりからアグレッシブに攻撃を仕掛けています。
2分のCKを密集の外から叩いたファン・ダイクのヘッドは、ラムズデールが左に反応してセーブ。3分のカウンターは、サカに出したウーデゴーアのスルーパスをロバートソンがカットしました。ポゼッションはレッズ、ガナーズは自陣にこもって速攻狙い。9分にサカがクロスを上げると、ファーから走り込んだマルティネッリの左足ボレーはマティプがクリアしました。
15分、ガブリエウのロングフィードがマルティネッリへ。ティアニーとのパス交換から、アーノルドを抜き去ったアタッカーが高速クロスを入れると、中央に絞ったロバートソンが冷静にクリアしました。22分にティアニーのサイドチェンジを受けたサカは、縦にいかずに脇にいたセドリクに落とします。左足のシュートは、右のポストの外。サイドで優位に立っているのはガナーズです。
33分、ラカゼットとマルティネッリ、ウーデゴーアが仕掛けた中央突破。カットされたボールを左でキープしたラカゼットがジャカに預けると、左足のダイレクトショットは右に切れていきました。雨のエミレーツ、ピッチサイドでサラーがアップをスタート。45分、アーノルドの素晴らしいロングフィードでラインの裏に出たマネは、追いすがるガブリエウと競り合って体勢を崩し、左足のシュートを外してしまいました。
前半は0-0、シュート数は4対3。両者ともに機能的な守備でアタッカーを自由にさせないなか、伸び伸びとやっていたマルティネッリのテクニックが目を引く45分でした。後半開始直後にマネが決めたシーンは、ホームチームの4バックが全員オフサイドとアピール。49分にヘンダーソンを股抜きで置き去りにしたマルティネッリは、アーノルドまで抜いてラストパスをフィードします。絶好のチャンスに走り込む味方がおらず、ゴール前でロバートソンにクリアされてしまいました。
51分、チアゴのバックパスをさらったラカゼットがアリソンと1対1。無理に打たなかったストライカーの落としを受けたウーデゴーアの一撃は、腕を伸ばした守護神のビッグセーブに阻まれました。直後のCKからサカが放ったミドルは、アリソンの正面。押されていたリヴァプールが先制したのは、54分でした。
絶妙な縦パスを出したのはチアゴ、左から強烈なシュートを放ったのはジョッタ。ニアに右手を伸ばしたラムズデールは弾き切れませんでした。今季プレミアリーグで13ゴールのストライカーとルイス・ディアスは、ここでチェンジ。ピッチに入ったのはサラーとフィルミーノです。
62分、ガブリエウのクリアをカットしたフィルミーノが右から突進すると、ラストパスをもらったサラーのフィニッシュは戻った6番がブロック。ロバートソンのミドルを止め、こぼれ球を縦に出そうとしたサカは、追いかけてきた左SBにインターセプトされてしまいました。ニアに入ったグラウンダーをフィルミーノが軽いタッチで流し込み、0-2。劣勢のアルテタ監督は、67分にウーデゴーアをスミス・ロウにスイッチしました。
74分、サカに代わってニコラ・ペペ。80分にはラカゼットが下がり、エンケティアが最前線に入ります。パスワークをスローに落とし、時間を遣うリヴァプール。88分、ボックス左でジャカのパスをもらったマルティネッリは、ダイレクトショットをファーポストすれすれに外しました。最後までゴールを許さなかったリヴァプールが、0-2で完勝。プレミアリーグ9連勝で、マン・シティと1ポイント差に迫りました。
日本人のひいき目かもしれませんが、先制点のシーンは、冨安健洋ならジョッタに着いていけたのではないでしょうか。直前までジョッタをケアしていたセドリクが、ロバートソンを気にして外に出た瞬間、気づいたマネが大げさなアクションで中に走り、ベン・ホワイトを引き付けてパスコースを作りました。
2点めのシーンで、ロバートソンが縦に出たとき、ニアに入るために1度止まり、中にいくフリをしたフィルミーノも見事。正攻法だったガナーズのヤングスターたちは工夫がなく、老獪だったアラサーのフロントスリーが知恵で2ゴールをゲットしました。
3試合でレッズが6ゴール、ガナーズはノーゴール、ならば4回めは0-2…と思ったら、ズバリの着地。発展途上のチームはセカンドグループの一番手で、2強の背中はまだ先にあると実感した一戦でした。私のMVPは、ゴール前のカバー、インターセプト、アシストと攻守に貢献したロバートソンです。いやー、素晴らしい!
アルテタ監督が選んだ11人は予想通り、レスター戦と同じ顔ぶれです。GKラムズデール、DFセドリク・ソアレス、ベン・ホワイト、ガブリエウ、ティアニー。中盤センターはトーマス・パーティーとジャカ、2列めにサカ、ウーデゴーア、マルティネッリ、ワントップにラカゼット。対するクロップ監督は、ブライトン戦で足を痛めたモー・サラーをベンチに置いています。
GKアリソン、DFアーノルド、マティプ、ファン・ダイク、ロバートソン、MFファビーニョ、ヘンダーソン、チアゴ・アルカンタラ、フロントスリーはマネ、ジョッタ、ルイス・ディアス。プレミアリーグとカラバオカップの3試合で、ガナーズにゴールを許していないレッズは、立ち上がりからアグレッシブに攻撃を仕掛けています。
2分のCKを密集の外から叩いたファン・ダイクのヘッドは、ラムズデールが左に反応してセーブ。3分のカウンターは、サカに出したウーデゴーアのスルーパスをロバートソンがカットしました。ポゼッションはレッズ、ガナーズは自陣にこもって速攻狙い。9分にサカがクロスを上げると、ファーから走り込んだマルティネッリの左足ボレーはマティプがクリアしました。
15分、ガブリエウのロングフィードがマルティネッリへ。ティアニーとのパス交換から、アーノルドを抜き去ったアタッカーが高速クロスを入れると、中央に絞ったロバートソンが冷静にクリアしました。22分にティアニーのサイドチェンジを受けたサカは、縦にいかずに脇にいたセドリクに落とします。左足のシュートは、右のポストの外。サイドで優位に立っているのはガナーズです。
33分、ラカゼットとマルティネッリ、ウーデゴーアが仕掛けた中央突破。カットされたボールを左でキープしたラカゼットがジャカに預けると、左足のダイレクトショットは右に切れていきました。雨のエミレーツ、ピッチサイドでサラーがアップをスタート。45分、アーノルドの素晴らしいロングフィードでラインの裏に出たマネは、追いすがるガブリエウと競り合って体勢を崩し、左足のシュートを外してしまいました。
前半は0-0、シュート数は4対3。両者ともに機能的な守備でアタッカーを自由にさせないなか、伸び伸びとやっていたマルティネッリのテクニックが目を引く45分でした。後半開始直後にマネが決めたシーンは、ホームチームの4バックが全員オフサイドとアピール。49分にヘンダーソンを股抜きで置き去りにしたマルティネッリは、アーノルドまで抜いてラストパスをフィードします。絶好のチャンスに走り込む味方がおらず、ゴール前でロバートソンにクリアされてしまいました。
51分、チアゴのバックパスをさらったラカゼットがアリソンと1対1。無理に打たなかったストライカーの落としを受けたウーデゴーアの一撃は、腕を伸ばした守護神のビッグセーブに阻まれました。直後のCKからサカが放ったミドルは、アリソンの正面。押されていたリヴァプールが先制したのは、54分でした。
絶妙な縦パスを出したのはチアゴ、左から強烈なシュートを放ったのはジョッタ。ニアに右手を伸ばしたラムズデールは弾き切れませんでした。今季プレミアリーグで13ゴールのストライカーとルイス・ディアスは、ここでチェンジ。ピッチに入ったのはサラーとフィルミーノです。
62分、ガブリエウのクリアをカットしたフィルミーノが右から突進すると、ラストパスをもらったサラーのフィニッシュは戻った6番がブロック。ロバートソンのミドルを止め、こぼれ球を縦に出そうとしたサカは、追いかけてきた左SBにインターセプトされてしまいました。ニアに入ったグラウンダーをフィルミーノが軽いタッチで流し込み、0-2。劣勢のアルテタ監督は、67分にウーデゴーアをスミス・ロウにスイッチしました。
74分、サカに代わってニコラ・ペペ。80分にはラカゼットが下がり、エンケティアが最前線に入ります。パスワークをスローに落とし、時間を遣うリヴァプール。88分、ボックス左でジャカのパスをもらったマルティネッリは、ダイレクトショットをファーポストすれすれに外しました。最後までゴールを許さなかったリヴァプールが、0-2で完勝。プレミアリーグ9連勝で、マン・シティと1ポイント差に迫りました。
日本人のひいき目かもしれませんが、先制点のシーンは、冨安健洋ならジョッタに着いていけたのではないでしょうか。直前までジョッタをケアしていたセドリクが、ロバートソンを気にして外に出た瞬間、気づいたマネが大げさなアクションで中に走り、ベン・ホワイトを引き付けてパスコースを作りました。
2点めのシーンで、ロバートソンが縦に出たとき、ニアに入るために1度止まり、中にいくフリをしたフィルミーノも見事。正攻法だったガナーズのヤングスターたちは工夫がなく、老獪だったアラサーのフロントスリーが知恵で2ゴールをゲットしました。
3試合でレッズが6ゴール、ガナーズはノーゴール、ならば4回めは0-2…と思ったら、ズバリの着地。発展途上のチームはセカンドグループの一番手で、2強の背中はまだ先にあると実感した一戦でした。私のMVPは、ゴール前のカバー、インターセプト、アシストと攻守に貢献したロバートソンです。いやー、素晴らしい!
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