イングランドのプレミアリーグ(ときどきチャンピオンズリーグ)専門ブログ。マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、リヴァプールetc.

偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

両者ともに右SB周辺の攻防がポイント!アーセナルVSリヴァプール、直前プレビュー!

南野拓実と冨安健洋のマッチアップを、再び観たいと思っていたのですが…。彼らの同時出場は、これまで実現したどの日本人対決よりも激アツです。片や優勝を争うリヴァプール、もう一方はTOP4復帰をめざすアーセナルという名門の激突!数年前までは、プレミアリーグのビッグ6のバトルでニッポンのスターが鎬を削るシーンを観られるとは、夢にも思いませんでした。

4-0でレッズが圧勝したアンフィールドのプレミアリーグ12節では、ラスト14分でピッチに入った南野が1分後にゴール。1月のリーグカップ準決勝は、ファーストレグに冨安が間に合わず、エミレーツのセカンドレグは復帰したばかりのSBが力を発揮できませんでした。63分に登場した南野はノーゴール。これまでの夢の時間は2試合41分、しかし緒戦は既に勝負が決まっており、2戦めは消化不良感が残りました。

今回のエミレーツは、優勝を争うチームとTOP4に浮上したチームのバトルということで、これまでの対戦よりハイテンションです。両者ともに万全の状態でピッチにいて、勝負を争う展開になるのを観られないものかと期待していたのです。しかし…。

「トミは、欠場する可能性がある唯一のプレーヤーだ。彼が戻れるようにがんばっているけど、他のケガを誘発させたくないからね。多少、ハンドブレーキを引いて、ケアする必要がある。明日が早すぎるかどうかはわからない。今日、どのようにトレーニングするかを見てみよう」(ミケル・アルテタ)

冨安が間に合い、4日後にFAカップを控えた南野が終盤のピッチに立つ可能性は、限りなくゼロに近いでしょう。右サイドの守備に不安を抱えるアルテタのチームに対して、クロップのスカッドにはモー・サラーが戻ってきています。プレミアリーグ29節のブライトン戦で、足の違和感を訴えて途中交代となっていたエースは、問題がなかったようです。

こうなると、病欠のミルナー&ツィミカス以外は全員OKのリヴァプールが優位に立つように見えます。ルイス・ディアスとセドリク・ソアレスを1対1にしたくなければ、サカがロバートソンを抑え込み、その背後をウーデゴーア、トーマス・パーティー、ベン・ホワイトがケアしなければなりません。

逆サイドでは、マルティネッリVSアーノルドというバトルが勃発します。サラーとマッチアップするティアニーはフォローできるのか。マティプはフルバックとの良好な距離感をキープできるのか。注目の決戦は、イングランド、ポルトガル、ノルウェー、ガーナ、エジプト、ブラジルの選手たちが入り乱れる右のSB周辺の攻防がキーとなるのではないかと思われます。

プレミアリーグ8連勝のリヴァプールは、この間21ゴール2失点と攻守ともに順調。5連勝のアーセナルは10ゴール4失点で、堅守自慢ではレッズに分がありそうです。今季の直接対決は4-0、0-0、0-2で、ガナーズはノーゴール。素直に予想すると0-2でレッズですが、果たして…!?


おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!


コメントを残す