2022.04.21 プレミアリーグ観戦記2021-22プレミアリーグ観戦記
【Chelsea×Arsenal】エンケティア2発!相手のミスを見逃さなかったアーセナルが貴重な勝ち点3!
ミッドウイークの最大の注目カードは、プレミアリーグ26節の延期試合。スタンフォード・ブリッジにアーセナルが乗り込むビッグロンドンダービーです。エミレーツでの一戦は0-2でチェルシー完勝。プレミアリーグ3連敗のガナーズにとって、TOP4をめざすうえで最大のハードルです。さっそく、ホームのチェルシーからスターターを紹介しましょう。
GKメンディ、3バックはリース・ジェームズ、クリステンセン、サール。WBにアスピリクエタとマルコス・アロンソ、センターはジョルジーニョとカンテ。メイソン・マウントとヴェルナーの前にルカクという布陣でしょう。対するガナーズは、ベン・ホワイトが右サイド。冨安健洋は、間に合わなかったようです。
GKラムズデール、DFベン・ホワイト、ホールディング、ガブリエウ、ヌーノ・タヴァレス。2センターにジャカとエルネニー、2列めにサカ、ウーデゴーア、スミス・ロウ、最前線にエンケティアの4-2-3-1です。立ち上がりから押しているのはチェルシー。ガナーズの急造4バックは、雰囲気に呑まれて失点を喫してはいけません。
3分の右からのFKは、リース・ジェームズのキックをラムズデールがゴール裏に弾き出し、CKのクリアを叩いたマルコス・アロンソのシュートはベン・ホワイトがブロックしました。7分のガナーズのチャンスは、中央からのFK。左のジャカが縦に浮かすと、上がっていたガブリエウの左足シュートはメンディが足でクリアしました。
12分、先制はアーセナル。ガブリエウのクリアに先着したクリステンセンがバックパスをミスしてしまい、さらったエンケティアがメンディとの1対1から左に流し込みました。今季プレミアリーグ初ゴールが、ビッグロンドンダービーでの貴重な1点。すかさず反撃に出たチェルシーは、5分でイーブンに戻します。
エンケティアのパスを、ジャカの前でインターセプトしたのはロフタス=チーク。左サイドからカットインしたヴェルナーが右足を振り抜くと、ジャカに当たって跳ねたボールをラムズデールが処理できませんでした。1-1となった23分、右から仕掛けたサカがマルコス・アロンソを抜いてニアに転がすと、エンケティアのダイレクトショットはうまくミートしませんでした。
しかし26分、ジャカ、ウーデゴーア、サカとつながった右からのアタックで、アーセナルが勝ち越しに成功します。ドリブルで上がったサカは、対峙したサールと勝負せずにウーデゴーアにパス。8番がさらに左に流すと、スミス・ロウが合わせたきれいなフィニッシュが右隅に収まりました。ガナーズの10番は、今季プレミアリーグ10ゴール。今度こそ勢いに乗るかと思われたアウェイチームは、2度めのリードも5分後に消されてしまいました。
左サイドのスローインからの競り合いをヴェルナーが制し、フォローしたメイソン・マウントが中央に送ると、右から入ってきたアスピリクエタがタヴァレスの前でプッシュしました。32分に左足で放ったエンケティアのミドルは右に逸れ、1分後に左から打ったタヴァレスの強烈なシュートもファーポストの外。38分にメイソン・マウントのサイドチェンジをトラップしたマルコス・アロンソは、フィニッシュをニアに外しました。
45分、ウーデゴーアのパスをボックス手前で受けたスミス・ロウは、2人かわしてフィニッシュに持ち込むも、コントロールショットは右のポストの脇を抜けていきます。ハーフタイムは2-2。トゥヘル監督は、クリステンセンを下げてチアゴ・シウヴァを投入しました。後半の立ち上がりはチェルシーペース。ガナーズはサイドを制圧されています。
51分にヴェルナーとのコンビネーションでゴールに迫ったルカクは、ラストパスに走り込むもラムズデールがキャッチ。ガナーズの3度めの勝ち越しゴールは、57分でした。ヌーノ・タヴァレスのインターセプトで始まったショートカウンター。グラウンダーを受けたエンケティアのファーストタッチはチアゴ・シウヴァがカットしますが、サールのミスキックを奪い返したストライカーが左足でプッシュしました。
空回りしていたルカクは、60分にカイ・ハヴェルツにチェンジ。サイドで主導権を握るチェルシーは、速いクロスを何度も跳ね返されています。65分、リース・ジェームズのクロスをラムズデールが前に弾くと、マルコス・アロンソのシュートは倒れていたガブリエウにヒット。70分にエンケティアがお役御免となり、マルティネッリが最前線を託されました。守備時は5-4-1のガナーズは、カウンター狙いに徹するようです。
アルテタ監督は、75分にスミス・ロウをセドリク・ソアレス。最終ラインに混ざってクロスをクリアするエルネニーの献身が目立っています。81分、マルコス・アロンソが下がってツィエク。82分にセドリクが右サイドを突破し、折り返しがファーのタヴァレスに届きますが、右足のシュートは明らかにミスキックです。
90分、セドリクのクロスは何でもないボールでしたが、アスピリクエタがサカを倒してしまい、ジャッジはPK。ゴール右に決めたサカも、今シーズンのプレミアリーグのゴール数を2ケタに乗せました。追加タイムで2点差は勝負あり。両者のオンターゲットは、すべてゴールです。3つのミスが失点に直結したチェルシーは、必然の敗戦でした。
相手のミスを確実にゴールにつなげたエンケティア、2ゴールのキーマンとなったサカ、少ないチャンスでスミス・ロウをうまく活かしたウーデゴーア。ポゼッションは32%ながら、4発をゲットした若いチームは勝者にふさわしかったと思います。チャンスにつながるパスは出せなかったエルネニーも、守備の貢献は評価できるのではないでしょうか。中盤と最終ラインのキーマンを欠いたチームにとって、とてつもなく大きな3ポイントでした。
32試合終了で勝ち点57、トッテナムと得失点差の5位。プレミアリーグ2021-22シーズンのTOP4争奪戦は、「5月12日のノースロンドンダービーを勝ったほうがCL出場権獲得」といえるようなスリリングなバトルになるかもしれません。崖っぷちに追い込まれたチームのアウェイ勝利で、予測不能のバトルは続行となりました。
GKメンディ、3バックはリース・ジェームズ、クリステンセン、サール。WBにアスピリクエタとマルコス・アロンソ、センターはジョルジーニョとカンテ。メイソン・マウントとヴェルナーの前にルカクという布陣でしょう。対するガナーズは、ベン・ホワイトが右サイド。冨安健洋は、間に合わなかったようです。
GKラムズデール、DFベン・ホワイト、ホールディング、ガブリエウ、ヌーノ・タヴァレス。2センターにジャカとエルネニー、2列めにサカ、ウーデゴーア、スミス・ロウ、最前線にエンケティアの4-2-3-1です。立ち上がりから押しているのはチェルシー。ガナーズの急造4バックは、雰囲気に呑まれて失点を喫してはいけません。
3分の右からのFKは、リース・ジェームズのキックをラムズデールがゴール裏に弾き出し、CKのクリアを叩いたマルコス・アロンソのシュートはベン・ホワイトがブロックしました。7分のガナーズのチャンスは、中央からのFK。左のジャカが縦に浮かすと、上がっていたガブリエウの左足シュートはメンディが足でクリアしました。
12分、先制はアーセナル。ガブリエウのクリアに先着したクリステンセンがバックパスをミスしてしまい、さらったエンケティアがメンディとの1対1から左に流し込みました。今季プレミアリーグ初ゴールが、ビッグロンドンダービーでの貴重な1点。すかさず反撃に出たチェルシーは、5分でイーブンに戻します。
エンケティアのパスを、ジャカの前でインターセプトしたのはロフタス=チーク。左サイドからカットインしたヴェルナーが右足を振り抜くと、ジャカに当たって跳ねたボールをラムズデールが処理できませんでした。1-1となった23分、右から仕掛けたサカがマルコス・アロンソを抜いてニアに転がすと、エンケティアのダイレクトショットはうまくミートしませんでした。
しかし26分、ジャカ、ウーデゴーア、サカとつながった右からのアタックで、アーセナルが勝ち越しに成功します。ドリブルで上がったサカは、対峙したサールと勝負せずにウーデゴーアにパス。8番がさらに左に流すと、スミス・ロウが合わせたきれいなフィニッシュが右隅に収まりました。ガナーズの10番は、今季プレミアリーグ10ゴール。今度こそ勢いに乗るかと思われたアウェイチームは、2度めのリードも5分後に消されてしまいました。
左サイドのスローインからの競り合いをヴェルナーが制し、フォローしたメイソン・マウントが中央に送ると、右から入ってきたアスピリクエタがタヴァレスの前でプッシュしました。32分に左足で放ったエンケティアのミドルは右に逸れ、1分後に左から打ったタヴァレスの強烈なシュートもファーポストの外。38分にメイソン・マウントのサイドチェンジをトラップしたマルコス・アロンソは、フィニッシュをニアに外しました。
45分、ウーデゴーアのパスをボックス手前で受けたスミス・ロウは、2人かわしてフィニッシュに持ち込むも、コントロールショットは右のポストの脇を抜けていきます。ハーフタイムは2-2。トゥヘル監督は、クリステンセンを下げてチアゴ・シウヴァを投入しました。後半の立ち上がりはチェルシーペース。ガナーズはサイドを制圧されています。
51分にヴェルナーとのコンビネーションでゴールに迫ったルカクは、ラストパスに走り込むもラムズデールがキャッチ。ガナーズの3度めの勝ち越しゴールは、57分でした。ヌーノ・タヴァレスのインターセプトで始まったショートカウンター。グラウンダーを受けたエンケティアのファーストタッチはチアゴ・シウヴァがカットしますが、サールのミスキックを奪い返したストライカーが左足でプッシュしました。
空回りしていたルカクは、60分にカイ・ハヴェルツにチェンジ。サイドで主導権を握るチェルシーは、速いクロスを何度も跳ね返されています。65分、リース・ジェームズのクロスをラムズデールが前に弾くと、マルコス・アロンソのシュートは倒れていたガブリエウにヒット。70分にエンケティアがお役御免となり、マルティネッリが最前線を託されました。守備時は5-4-1のガナーズは、カウンター狙いに徹するようです。
アルテタ監督は、75分にスミス・ロウをセドリク・ソアレス。最終ラインに混ざってクロスをクリアするエルネニーの献身が目立っています。81分、マルコス・アロンソが下がってツィエク。82分にセドリクが右サイドを突破し、折り返しがファーのタヴァレスに届きますが、右足のシュートは明らかにミスキックです。
90分、セドリクのクロスは何でもないボールでしたが、アスピリクエタがサカを倒してしまい、ジャッジはPK。ゴール右に決めたサカも、今シーズンのプレミアリーグのゴール数を2ケタに乗せました。追加タイムで2点差は勝負あり。両者のオンターゲットは、すべてゴールです。3つのミスが失点に直結したチェルシーは、必然の敗戦でした。
相手のミスを確実にゴールにつなげたエンケティア、2ゴールのキーマンとなったサカ、少ないチャンスでスミス・ロウをうまく活かしたウーデゴーア。ポゼッションは32%ながら、4発をゲットした若いチームは勝者にふさわしかったと思います。チャンスにつながるパスは出せなかったエルネニーも、守備の貢献は評価できるのではないでしょうか。中盤と最終ラインのキーマンを欠いたチームにとって、とてつもなく大きな3ポイントでした。
32試合終了で勝ち点57、トッテナムと得失点差の5位。プレミアリーグ2021-22シーズンのTOP4争奪戦は、「5月12日のノースロンドンダービーを勝ったほうがCL出場権獲得」といえるようなスリリングなバトルになるかもしれません。崖っぷちに追い込まれたチームのアウェイ勝利で、予測不能のバトルは続行となりました。
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アスピリクエタがサカを倒してしまい???