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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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ペップは沈黙…!アーリング・ブラウト・ハーランドがマン・シティ移籍合意ってホントですか?

「その質問に対する答えはない。来シーズンになって、このクラブに何が起こるかを気に留めていない。われわれは、グッドストライカーとプレイしている。ずっとそうだけど、今シーズンのために戦っている最中にトランスファーについて話すことはない」

プレミアリーグ30節の延期試合、ブライトン戦のプレスカンファレンスでアーリング・ブラウト・ハーランドの獲得について問われたペップ・グアルディオラは、当然のように回答を拒否しました。ザルツブルグで公式戦27試合29ゴール、ドルトムントで85試合82ゴールという信じられないペースでゴールを量産しているストライカーは、プレミアリーグに参入すると報じられています。

「デイリー・メール」のマイク・キーガン記者は、「クラブはドルトムントのスターと個人条件で合意した」と明言しています。週給50万ポンド(約8400万円)はプレミアリーグで最高給。21歳の選手ゆえ、プレッシャーに押しつぶされるのではないかと心配になります。

冒頭のペップのコメントを紹介した「BBC」のサイモン・ストーン記者も、「シティが合意できなかったら、サプライズと捉えられるだろう」とレポート。6200万ポンド(約104億円)のバイアウト条項は、契約が2年残っているハリー・ケインを強奪するよりも理にかなっていると評しています。

先週、ハーランドの未来について聞かれたドルトムントは、「どのクラブとも合意に至っていない」とゴシップを否定。レアル・マドリードやパリ・サンジェルマンなど、複数のクラブと話したうえで結論を出すとしていました。しかし、最大のライバルと目されていたエル・ブランコは、キリアン・ムバッペをフリーエージェントで獲得する見通し。パリの最重要ターゲットは、バイエルン退団が噂されているロベルト・レヴァンドフスキのようです。

昨夏まで熱心だったマンチェスター・ユナイテッドがトーンダウンしたのは、CR7が入団したからか、あるいは同郷のスールシャールが去ったからか。父親のアルフ・インゲ・ハーランドは、マン・シティでプレイしていた2001年にロイ・キーンのタックルで重傷を負い、完治しないまま引退に追い込まれています。争奪戦がマンチェスターダービーとなれば、どちらに好印象を抱いているかは考えるまでもないでしょう。

「デイリー・メール」の記者は、すべてが予定通りに進めば来週には決着すると報じています。マン・シティ、レアル・マドリード、パリのストライカーが決まれば、インテルに戻りたがっているルカクも、移籍したがっているハリー・ケインも残留する可能性が高まりそうです。

ハーランドの両脇にグリーリッシュとマフレズ、中盤にデブライネ、ロドリ、ベルナルド・シウヴァ…そんな怖ろしいチームを想像するのはやめましょう。「今シーズンのプレミアリーグを愉しんでいる最中に、トランスファーの噂に一喜一憂することはない」ということで。


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