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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

【Tottenham×Everton】 トッテナム勝ちきれず!アーセナルが喜ぶドロー決着

リヴァプールVSウエストハムのストレスがたまる展開とうって変わって、こちらはプレミアリーグらしいスピーディーな攻め合い。開始30秒、フェルトンゲンの左からの好クロスに反応したアデバヨルが、ゴール前3メートルからGKハワードの股抜きシュート。ベイル、デフォー、ギャラス、レノンを欠くトッテナムにとっては最高のスタート。この後も、前線からの厳しいチェックでエヴァートンに中盤の組み立てさえ許さず、優位に試合を進めます。このすべり出しを観た人のなかで、このチームが85分まで負けていたという未来を予測できた人は、まずいないのではないでしょうか。同点になるまでは、完全なるトッテナムペースでした。

15分、エヴァートンの同点ゴールはCKから。べインズのキックがとにかくよかった!左足でカーブをかけたボールは、ファーサイドの角度のないところにいたジャギエルカにピタリと合い、頭で思い切り地面に叩きつけたシュートはロリスの股を抜いてゴールへ。ワンチャンスをものにしたエヴァートンでしたが、この後はやはりトッテナムに主導権を握られます。パーカー、ホルトビー、シグルズソンの運動量が凄く、エヴァートンがボールを持つとサイドの苦しいエリアに追いやられ、たまらずGKハワードまで戻します。チャンスどころかまともに前にボールを運べず、エヴァートンにはまったく点の匂いがしないまま、ゲームは後半に入ります。

後半もトッテナムのゲーム。勝ち越しゴールは誰が決めるのだろうと思った矢先、53分にエヴァートンがゴール!ミララスがドリブルで右サイドを突破。カイル・ウォーカーを子ども扱いし、GKの位置を見てゴール左隅にきれいなグラウンダーのシュート。しかし、ベルギー代表、すごいメンツですね。GKミニョレ(サンダーランド)、DFフェルトンゲン(トッテナム)、ヴェルマーレン(アーセナル)、コンパニ(マンチェスター・シティ)、MFアザール(チェルシー)、フェライニ(エヴァートン)、デンベレ(トッテナム)、FWルカク(WBA)、ベンテケ(アストンヴィラ)と、プレミアリーグだけでもクラブの中心に座る選手がこれだけいて、さらにミララス。エヴァートンのモイーズ監督が、「今日の彼はベイルのようだった」といってましたが、まさにトッテナムのエースのお株を奪うような鋭いドリブル。トッテナム、再び1点を追いかける展開です。

ここから、トッテナムは攻めて攻めて攻めまくりますが、これがなかなか枠に入りません。GKハワードのファインプレーもあり、焦りからかシュートに正確性を欠き、ただ時間ばかりが過ぎていきます。状況を変えようにも攻撃の切り札3人が不在で、ベンチにオフェンスの選手がいません。残り15分をきると、逆にイェラヴィッチやアニチェベのカウンターを喰らうシーンも増えてきます。追いつくのか、ここまでなのか…。

86分の同点ゴールは、気合を前面に出して戦っていたカイル・ウォーカーのクロスから。アデバヨルのシュートがポストに当たったこぼれ球をきっちりシグルスソンが押し込み、やっと同点。ここからは両者譲らず、2-2でゲームセット。エヴァートンは4連勝ならず、アーセナルに勝ち点4差とされ、トッテナムはサンダーランドに勝ったチェルシーにかわされ4位に後退。5位アーセナルより1試合消化が多いのに勝ち点差が2しかなく、実質5位にまで転落しています。この試合の結果を、いちばん喜んでいるのはアーセナルのヴェンゲル監督とグーナーのみなさんかもしれませんね。

2点も獲られる試合ではなかった。
2点しか獲れない試合ではなかった。
ベイルの不在は感じさせなかった。

それでも勝てないゲームがあるんですね。トッテナムサポーターは落胆していると思いますが、結果は勝ち点1でも、胸を張っていい好ゲームだったと思います。

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